【もう無理】簿記3級に受からないのは当然?その理由と対策5選

簿記3級は一般的に合格しやすいといわれています。

しかし、合格率が100%というわけではありません。

ということは、簿記3級に受からない人も当然いるわけです。

合格する人と簿記3級に受からない人の差は何でしょうか?

頭の差でしょうか?

違います。

両者の差は、知識のインプットだけでなく、しっかりと本番の試験問題に合わせた、問題演習ををしたかどうかです。

この記事では、さらに詳しく簿記3級に受からない理由とその対策をご紹介します。

簿記3級講座の比較表

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簿記試験に落ちる人はどのくらいいる?

簿記試験に落ちる人はどのくらいいる?

簿記3級は試験であるので、落ちる人は当然います。

逆をいえば合格する人もいるわけです。

簿記3級の合格率はネット試験で約40%程度、統一試験で約30~50%となっています。

大体、2人に1人が不合格となる試験です。

参考:日本商工会議所 簿記 受験者データ | 商工会議所の検定試験

ネット試験とは

ネット試験とは2020年より始まった試験様式で、パソコンを使って解答用紙に記入していきます。

ネット試験と以前から開始されていた統一試験の違いを表にまとめました。

ネット試験統一試験
試験時間60分60分
試験会場テストセンター指定会場
受験料2,850円2,850円
試験日ほぼ毎日2月、6月、11月

以上、ネット試験と統一試験の違いについて表にまとめましたが、合格率の違いはないことから、難易度は変わらないです。

簿記3級に受からない6つの理由

簿記3級に受からない5つの理由

簿記3級に受からない理由として次の5つがあります。

  • 問題演習の量が不足しているから
  • 勉強時間が不足しているから
  • 学習の継続が足りていないから
  • 簿記3級に合格するためのノウハウが不足しているから
  • 学習のメリハリがなく非効率的だから
  • 簿記3級合格へのモチベーションが不足しているから

以下、ご説明します。

理由1:問題演習の量が不足しているから

簿記3級の知識は一通りあるはずなのに試験を受けても受からないという人は、問題演習の量が不足している可能性が最も高いです。

簿記の知識を持っていたとしても、結局試験の問題形式に慣れていなければ受かることは困難です。

逆に、知識に不安な部分が多少あったとしても、問題の解き方に慣れていれば、受かってしまうこともあります。

テキストを読み通したという人は、問題をとにかく解きまくることを強くオススメします。

なお、簿記3級はネット試験が始まってから、本部が過去問の公開・配布を終了したため、手に入れることができません。

そのため、市販の問題集を購入して対策しましょう。

なお、無料で簿記3級の問題を手に入れるなら、公認会計士予備校であるCPA会計学院の資料請求をするのがオススメです。

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いつまで公開しているか分かりませんので、今のうちに下記から資料請求をして問題集をゲットしておくことをオススメします。

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理由2:勉強時間が不足しているから

資格スクールによると簿記3級の学習時間は約100時間となっています。

しかしこの時間は、最も合理的な勉強方法で学習した結果となっていますので、学習にムラや無駄がある人はもう少し時間がかかります。

勉強時間が100時間というのは、あくまで目安です。

簿記3級合格の可能性は、勉強時間があればあるほど高まります。

勉強時間のスケジュールはできる限り余裕をもって見積もりましょう。

理由3:学習の継続が足りていないから

簿記3級に合格できない最大の理由は勉強が継続できないことです。

社会人であれば、仕事から帰っての勉強はとても疲れます。

学生なら学校の授業やクラブ活動などがあり、意外と簿記3級の勉強時間はありません。

「継続は力なり」とよくいいますが、それができれば苦労はないというもの。

しかし、裏を返せば継続できれば簿記3級に合格できます。

その方法は対策編でお話しします。

理由4:簿記3級に合格するためのノウハウが不足しているから

簿記3級の合格にはノウハウが必要です。

簿記3級は簿記の初歩といえ、簿記のルールや原理を理解していないと問題は解けません。

例えば、仕訳を覚えないと試験には手も足も出なくなります。

これが独学で勉強している人が挫折する要因です。

仕訳を理解していないのに応用問題を解いてもチンプンカンプンです。

簿記3級のノウハウとは基本を大事にすることです。

理由5:学習のメリハリがなく非効率的だから

勉強をするには集中力が大事です。

ダラダラ続けていても頭に入りません。

大事なのはメリハリです。

そこで休憩をとるのですが、休憩を取ったら勉強のやる気がなくなってしまうことがないでしょうか?

この対策についても以下の対策編でお話しします。

経理の勉強は、知識と技術のバランスが大事!効率的な勉強法も伝授します

理由6:簿記3級合格へのモチベーションが不足しているから

そもそも簿記3級の学習が面白くなく、興味がわかないため学習が苦痛になってくるというタイプの方もいます。

確かにそう考えると簿記3級は面白くなく、簿記学習を意味なく感じてしまいますよね。

簿記3級の学習が無意味に感じてきたら、キャリアアップや給料アップなど、簿記3級合格後の未来を考えてみましょう。

簿記3級に受かるための5つの対策

簿記3級に受かるための5つの対策

簿記3級に受かるための対策として5つあります。

  • 勉強時間は最大限とる。
  • やる気がなくともテキストを開く
  • 独学が厳しければ資格スクールを利用
  • 勉強に疲れたら休憩をとる
  • 簿記3級のその先を考える

以下、ご説明します。

対策1:勉強時間は最大限とる

簿記3級に合格するためには勉強時間があればあるほど有利です。

理由は、時間があるほどテキストや問題集を繰り返し解けるからです。

問題集を一度解いただけでは力が付きません。

繰り返し繰り返し解くことではじめて力が付くものです。

勉強時間捻出が難しい方は朝に勉強してみてはいかがでしょうか?

朝型人間になると、朝はひっそりとしていて自ずと集中力は向上します。

また、朝勉強する前に散歩をするとさらに集中力が上がります。

これはセロトニンという脳内の神経伝達物質が促進されるためで、セロトニンが分泌されると気分がよくなるのです。

これらの効用から朝に活動している著名人は数多くおり、女優の広末涼子さんや作家の村上春樹さんも朝に活動されています。

参考:朝4時起きの有名人!早起き習慣で朝から活動する成功者15人!

対策2:やる気がなくてもテキストを開く

疲れてやる気がない時に勉強するのは一種の拷問のようなもの。

やる気がない時に気分転換と称して、スマホやテレビを見てもあまり気分転換はできません。

つまり、気分転換をしても気分は転換しないということです。

具体的に言うと、気分転換と称してスマホなどを見てしまうとスマホに集中力が奪われてしまい、いざ勉強を継続しようとしてもやる気がわかないものです。

こういうときは、最初は無理やりでいいのでテキストを音読してみましょう。

テキストを音読するだけなら、考えることはないので頭は疲れません。

しかし、音読するので、脳はテキストの内容を少しですが、頭に入れています。

音読しながら、勉強を継続する習慣を持ちましょう。

対策3:独学が厳しければ資格スクール

簿記3級を勉強してみて、面白くないと思われる方はよくいます。

面白くない原因は最初でつまずいているからです。

具体的には、期首でする仕訳の意味や、期中の仕訳、決算整理仕訳の意味を理解すれば簿記の面白さがわかってくるでしょう。

その面白さがわかるきっかけとして、資格スクールを利用するのもひとつの手段です。

資格スクールの講師は簿記3級に精通しているため、面白さを引き出すきっかけを与えてくれます。

日商簿記3級の料金が安いスクール3選!費用を抑えるコツも解説

対策4:勉強に疲れたら休憩をとる

休憩は疲れてしまう前に取るのが長時間勉強するコツです。

具体的な方法として、ポモドーロテクニックがあります。

ポモドーロとは短期集中と休憩を組み合わせて行う時間管理術のことで、25分勉強したらその後5分休憩します。

そしてまた25分勉強し、5分休憩の繰り返しです。

25分経過すると強制的に勉強を終了します。

まだ勉強がしたいからといって勉強を続けてはいけません。

あくまで短期集中をすることで、時間管理や生産性、集中力を高め、その結果長時間勉強が可能となります。

5分の休憩時間に瞑想をすると気分がすっきりするでしょう。

瞑想とは心を静めてリラックスすることで、集中力の向上や気分転換が期待できます。

対策5:簿記3級のその先を考える

「簿記3級に合格してもモチベーションがわかないな」と思われるのも無理はありません。

簿記3級はあくまで簿記の初歩。

初歩がわかってくればレベルアップを図りましょう。

簿記3級の次は簿記2級を勉強することによって一層簿記の理解が進みますし、簿記2級は就職や転職に有利です。

また、簿記1級を取れば公認会計士や税理士といった職業会計人の道も開けてきます。

結局、正しい対策をするかで合否が決まる

結局、正しい対策をするかで合否が決まる

簿記3級は対策をしっかりすれば怖くありません。

要は対策をするかどうか、あるいはその対策を知っているかどうかです。

逆をいえば対策をすれば簿記3級は合格できます。

今まで簿記3級に受からなかったといっても気にすることはありません。

大事なのは、受からなかった原因をよく考えて対策を講じましょう。

なお、テキストを1周したうえで、簿記3級に落ちてしまったなら、まずは問題演習の量をこなすのが効率的です。

公認会計士予備校であるCPA会計学院の資料請求をすると、無料で簿記3級の問題集が手に入ります。

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これらが無料でもらえるサービスは、他には見たことがありません。

いつまで公開しているか分かりませんので、今のうちに下記から資料請求をして問題集をゲットしておくことをオススメします。

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