公認会計士の通信講座は、自分のペースで自宅や職場で学習できるため、多忙な社会人やゼミなどを抱えた大学生に最適です。
公認会計士通信講座を選ぶ際のポイントとは?
おすすめの予備校はどこ?
本記事では、公認会計士通信講座のメリットとおすすめの予備校について解説します。
公認会計士は、ビジネスの世界においてとても重要な役割を果たしています。
そのため、多くの人が憧れを抱き資格取得を目指しています。
しかし、公認会計士試験は非常に難易度が高く、多くの時間と努力が必要であるため、その道のりは決して容易ではありません。
そのため各専門学校は、蓄積されたノウハウにより最短合格のための教材や模擬試験の実施など多様なリソースを提供しているため、受験者には心強い存在です。
またインターネット環境の進化により、現在では通学とオンライン学習の間に大きな違いはほとんどありません。
つまり、忙しさを理由に諦める必要はもうないのです。
今回の記事を読むことで、しっかり合格ができる通信講座を選び、予備校に通うよりもコスパよく合格するためのヒントが得られます。
目次
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公認会計士を取るなら、通信講座と予備校通学どちらがいいのか
通信講座は、「限られた時間の中で学習を進めたい」「自分に合ったペースで学習したい」といったマイペース学習には、おすすめのコースです。
一方の予備校通学は、「講師の指導や仲間との刺激を重視したい」「集中して学習できる環境がほしい」といった、モチベーションを高めたい場合に適しているといえます。
通信講座と予備校通学どちらの学習方法にも一長一短があり、正解は一つではありません。
それぞれの特徴を理解し、自分の学習スタイルや目標に合った方法の選択が重要です。
ここでは、通信講座と予備校通学それぞれのメリットについて詳しく解説します。
- 通信講座で公認会計士を目指すメリット
- 予備校での通学講座で公認会計士を目指すメリット
大学生や社会人など、置かれている状況によって通信講座と予備校通学のどちらの選択肢が適しているかは異なります。
それぞれの状況に応じて、自分に適したコースを選択しましょう。
通信講座で公認会計士を目指すメリット
公認会計士の通信講座を選ぶメリットは、主に次の3つが挙げられます。
- 学習に自由度がある
- 反復学習と速度調整で効率的に学習できる
- 周囲を気にすることなく学習に集中できる
ここでは、それぞれについて解説します。
学習に自由度がある
通信講座は時間の制約が少なく、自分の都合に合わせた学習が可能です。
自宅やカフェなど、好きな場所で学ぶこともできます。
また通学の必要がないため、交通費を節約できるのも利点です。
反復学習と速度調整で効率的に学習できる
WebやDVDの通信講座では、理解が難しい部分を何度でも確認し、理解を深められます。
また、講義の再生速度を早めたり繰り返し再生したりすることで、効率的な学習が可能です。
周囲を気にすることなく学習に集中できる
通信講座は通学とは異なり、周囲の学習者に気兼ねせず学習に集中できます。
自分の学習ペースが乱されることもないため、学習意欲を維持しながら効率的に知識を吸収できます。
予備校での通学講座で公認会計士を目指すメリット
公認会計士の通学講座を選ぶメリットは、主に次の3つが挙げられます。
- 講師の授業をライブで受講できる
- 学習ペースを維持できる
- 同じ目標を目指す仲間ができる
ここでは、それぞれについて解説します。
講師の授業をライブで受講できる
教室では、生の授業を適度な緊張感を保ちながら受講できます。
熱のこもった雰囲気の中で授業を受けることにより、モチベーションや集中力を高められます。
また、わからないことがあれば教室で直接講師に質問できるのもメリットです。
学習ペースを維持できる
カリキュラムに従って受講することにより、半ば強制的に勉強が習慣化します。
学習のルーティンを確立することで学習時間を適切に確保し、学習ペースの乱れを防げます。
同じ目的を目指す仲間ができる
通学することにより、同じ目標を持つ仲間ができることは大きな励みになります。
日常の会話から試験に関連する話題や情報の共有が容易です。
さらに、モチベーションが低下した際には仲間同士で励まし合い、やる気を取り戻せる機会ともなります。
公認会計士の予備校を徹底比較!おすすめ7校の講座ランキングはこちら
公認会計士通信講座を選ぶ際のポイント
通信講座は、自分に合ったペースで学習できるメリットがありますが、いくつもの講座があるため、どれを選べばよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは公認会計士通信講座を選ぶ際の主なポイントを4つ紹介します。
- 費用や料金が安いか
- テキストや問題集などの教材がわかりやすいか
- サポート体制が充実しているか
- 合格率や実績が高いか
公認会計士合格に向けての道のりは長きにわたります。
まずは、自分に適した講座選びから始めましょう。
費用や料金が安いか
価格だけで選ぶのではなく、講座の内容、サポート体制、合格実績などを考慮に入れましょう。
公認会計士資格を取得するための費用は、決して安いものではありません。
講座内容とのバランスを考慮しながら、費用対効果を判断していくことが重要です。
低価格の講座については、受講内容に制限があるかどうかを事前にチェックします。
また、講座の内容や講師との相性を確認することも重要です。
無料体験講座などの機会を利用して、自分に合うかどうかの確認をしておきましょう。
予備校によっては、早期申込や割引制度の活用により、費用を抑えられるケースもあります。
まずは、早期申込や割引制度の有無も確認しておきましょう。
テキストや問題集などの教材がわかりやすいか
公認会計士試験の難易度は非常に高く、そのため教材の質がとても大切です。
教材は、過去の問題や論点の分析や研究が必須であり、最新の試験傾向を踏まえていなければなりません。
その点、予備校の教材や参考書は、各学校が研究を重ねて作成しているだけに、試験までの長きにわたってサポートしてくれる強力なツールとなります。
あわせて、教材の作成者や監修者が誰であるかということも重要です。
たとえば、公認会計士試験に合格経験のある講師が教材を作成している場合、その教材の信頼性は高いといえます。
サポート体制が充実しているか
予備校選びにおいて、スムーズなサポート体制が重要です。
勉強を続けている最中に疑問点や不明点が生じることはよくあります。
その際、スムーズに質問・応答できる体制が整っていれば、学習を中断することなく学習を進められるため、受講者にとっては心強い環境です。
予備校ごとにサポート体制は異なりますが、電話やメールにLINE、直接面談にZoomなど、さまざまな質問形式が用意されています。
「自分に合った方法で質問できるか」「質問に対する回答が迅速であるか」といった点をチェックしましょう。
合格率や実績が高いか
多くの合格者を輩出している講座は、クオリティーが高く効果的なカリキュラムであるといえます。
実績を見る際は、合格率に着目するのが重要ですが、高い合格率であっても生徒数が少ない場合もあるため、合格者数もあわせて確認しておきましょう。
オンライン講座の場合、合格実績の算出が困難なこともあり、全ての講座を比較できません。
できれば、合格率の公表がある講座を選ぶことをおすすめします。
また実績が非公開の場合には、SNSなどでの評判を複数チェックし、情報を収集するようにしましょう。
公認会計士通信講座おすすめ4選の比較
ここでは、おすすめの公認会計士通信講座4つを紹介します。
予備校名 | コース名 | 料金 |
---|---|---|
CPA | 1年スタンダードコース通信講座 | 660,000円 |
クレアール | 1年合格全力投球コース【初学者対象】Web通信 | 520,000円 |
大原 | 1.5年スプリング初学者合格コース Web通信 | 730,000円〜 |
TAC | 短期集中本科生 短答2回対応 | 640,000円 |
以下、それぞれの特徴を解説します。
CPA会計学院の通信講座
CPA会計学院は、公認会計士試験に特化したスクールであり、高い合格率と質の高い講義で合格をサポートしています。
通信講座の特徴は、以下のとおりです。
Web動画講義
高画質・高音質のWeb動画で、講師の重要なポイントや雰囲気を感じながら学習できます。
ライブ講義と同じ感覚で学べるため、効率的な学習が可能です。
また、倍速視聴もサポートしています。
テキストスタイル
WebテキストやPDF教材を活用できます。
Webテキストはメモ付箋や全テキスト文字の検索機能を備えており、効率的な学習をサポートしています。
自由な選択スタイル
「Web受講」「音声DL」「スマホ・タブレットWeb受講講」など、ライフスタイルに適した受講スタイルを選べます。
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クレアールの通信講座
クレアールは、短期間合格を目指した公認会計士試験の通信講座です。
独自の「非常識合格法」に基づき、ムダを徹底的に排除した効率的な学習カリキュラムと充実したサポート体制により、合格者を輩出しています。
Web通信講座
クレアールの公認会計士講座は、スマホ対応のWeb通信講座です。
講義動画は1コマ30分で、Web学習に最適化。
万全なサポート体制(担任制度や毎日実施の質問会など)が整っています。
非常識合格法
クレアールでは、公認会計士試験の合格に必要な得点範囲を厳選した「非常識合格法」を提唱しています。
非常識合格法は、科目ごとに必要十分な論点を徹底習得することで、短期間で確実に合格を目指す学習方法です。
コースの幅広い対応
「初学者」「日商簿記1級までの学習経験を持つ人」「公認会計士試験の受験経験がある人」など、さまざまな受講者に適したコースを提供しています。
さらに、科目免除者を対象としたコースや、短答式試験または論文式試験の合格を目指すコースもあり、受講者のニーズに合わせた受講が可能です。
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資格の大原のWEB通信講座
資格の大原は、公認会計士試験をはじめ、さまざまな資格取得を支援する専門スクールです。
WEB通信講座では、「Webライブ」「Web通信」「DVD通信」といったコースを選べます。
以下は「Web通信」についての特徴です。
スピード再生機能による学習効率化
講義の視聴速度を最大2倍まで上げることが可能です。
倍速視聴により、学習をスピーディに進めたいときや、講義の復習をしたいときなどに学習の効率を高められます。
24時間いつでも学習可能
学習したい時間に制限はありません。
24時間いつでも学習できます。
また、ストリーミング配信により、講義データの保存に手間をかけることなく何度でも学習を繰り返せます。
講義動画のアプリへのダウンロード
講義動画をアプリにダウンロードすることで、通信費やデータ容量制限を気にせずに視聴可能です。
また、電波のない環境でも講義動画を再生できるため、いつでもどこでも学習できます。
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TACのWEB通信講座
TACは、会計士試験の専門知識を持つ経験豊富な講師陣と、長年にわたる合格のためのノウハウを提供しています。
国内最大級のネットワークを持つ受験指導機関ならではの利点があります。
学習意欲を維持し、継続するための充実したシステム
学習過程で疑問が生じた場合「質問メール」機能などを活用し、ただちに講師に連絡を取れるため、モチベーションの低下を防げます。
通学生と同じタイムテーブルで学習を進めることが可能
提供される講義のスケジュールは、TACの教室クラスと同じタイムテーブルに基づいています。
そのため、「通信生だから情報が遅れてしまう」といった心配がありません。
高速学習・反復学習
動画の再生速度は最大2倍速に設定でき、限られた学習時間を効果的に活用できます。
また講義動画を何度も視聴し、問題が解けるまで反復学習できるため、苦手な部分を作らないようにできる点もメリットの一つです。
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公認会計士の通信講座に関するよくある疑問
ユーキャンでは公認会計士の通信講座はあるの?
ユーキャンには「公認会計士講座」はありません(2024年4月現在)。
簿記初心者の場合は、簿記3級や2級講座をユーキャンで受講し、資格取得しておくのも一つの考えです。
すでに簿記資格を有している場合は、他の通信講座で公認会計士を目指すことをおすすめします。
社会人が通信講座で公認会計士に合格できる?
公認会計士試験の合格は、通信講座と通学講座のどちらでも可能です。
通信講座と通学講座の違いは、学習スタイルの違いだけで、提供する学習環境の差はほとんどありません。
通学制の受講者よりも合格者は少ないかもしれませんが、オンライン講座だけで公認会計士試験に合格している人が何人もいます。
忙しい社会人であってもスキマ時間を活用することで、学習時間の確保はできます。
また、通信講座による講義動画の繰り返し受講は、むしろ大きな利点です。
さらに、大手の公認会計士専門学校や予備校では、通信制で合格した受講生からの口コミも寄せられています。
これらの情報は、公認会計士試験の学習方法を選択する際の参考になるでしょう。
公認会計士通信講座は様々!比較して選ぼう
公認会計士の資格取得には、通信講座と予備校通学のどちらが適しているか、それぞれのメリット・デメリットを把握しておくことが重要です。
通信講座を選ぶ際のポイントとして、費用、教材のわかりやすさ、サポート体制、合格率や実績などがあります。
公認会計士通信講座はさまざまな選択肢があるため、自分に最適なものを見つけるために、慎重に比較検討してみましょう。
なお当サイトのおすすめは、合格率No.1の実績(令和5年公認会計士試験で合格者数786名・合格者占有率50.9%の合格実績)を誇る充実したサポートと高い指導力が特徴のCPA会計学院です。
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