日商簿記3級に50点台で落ちた人の原因や対策【合格点は70点】

簿記3級を受けたけど、50点台で不合格になってしまった・・。

簿記3級に落ちた原因を知りたい。

簿記3級の合格点に達するには、どうすればいいのかな

こういった疑問にこたえます。

簿記3級の合格率は40%なので、落ちてしまう人は大勢います。

10人に6人は不合格となってしまう試験で落ちてしまった人は、その後どうやって再チャレンジすればいいのでしょうか。

この記事を読むことで、50点台で不合格になってしまった人が、どうやって原因を克服し、次回の試験で合格するかという考え方がわかります。

なお、先に結論をお伝えすると、50点台までいっているのならば、今からやるべきことは徹底した問題演習です。

ダラダラとテキストを読み返しても、遠回り。

まずは問題を解きまくって、知識や解法が抜けている箇所を見つけて、ひとつずつ潰していったほうが効率的です。

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日商簿記3級に50点台で落ちた人の印象

70点の合格点に対して、50点台の点数で落ちてしまったという人は、そもそもどのくらいの出来栄えなのでしょうか。

結論、簿記の基礎的な部分は理解していなければ50点は取れないので、勉強自体はしているものの、問題演習が足りていないという印象です。

本当に理解できていないという人は、50点も取れないですからね。

また、簿記の合格率は40%。

10人に6人は落ちると考えると、50点台での不合格は惜しいとまでは言わないまでも、少し対策を改めれば早いうちに合格できるといえます。

50点取れるくらいまで勉強した段階で諦めてしまうのはもったいないです。

問題演習で解き方をしっかり頭に叩き込めば、1〜2週間あれば合格できるでしょう。

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日商簿記3級の試験情報

日商簿記3級の試験情報

具体的な対策や原因を探る前に、そもそも日商簿記3級がどのような試験なのかを知っておきましょう。

簿記3級の合格点や合格基準、合格ラインは70点

まず、日商簿記3級の試験の合格基準は70%以上の得点を取ることです。

参考:簿記 試験科目・注意事項 | 商工会議所の検定試験

100点満点なので、70点以上取れば合格ですね。

これは、年に3回ある統一試験と、各地のテストセンターで受けられるネット試験にしても基準は同じです。

各地の商工会議所が運営しており、それぞれ合格発表のやり方が異なりますが、ネット試験であれば即日結果を見られるところが多いです。

日商簿記3級の配点

日商簿記3級は全体で3つの大問に分かれており、下記のとおりです。

出題内容配点
第1問仕訳問題45点
第2問帳簿の記入や勘定記入系の問題20点
第3問決算整理に関する総合問題35点

一番配点が大きいのは仕訳問題です。

この仕訳が苦手という人もいますが、仕訳が苦手でミスが目立つと、なかなか合格できません。

また、第2問で肝になるのが、転記が自信をもってできるかという点です。

どちらにせよ、一度受けているならば、それぞれの大問ごとの獲得点数でどこがネックになっているかわかるはずです。

なお、第1問が40点、第2問が10点、第3問が30点と満遍なく取ることを目指すと、安定して合格ができます。

日商簿記3級に50点台で落ちた場合の原因や理由

日商簿記3級に50点台で落ちた場合の原因や理由

では、ここからは、簿記3級に50点台で落ちてしまった人の原因や理由を解説します。

具体的には下記のとおりです。

  • いずれかの分野の知識や理解ができていない
  • 試験問題の解き方がわかっていない
  • 問題を解くスピードが遅い

順に解説します。

いずれかの分野の知識や理解ができていない

第一に考えられる原因は、簿記3級のいずれかの分野の理解が追いついていないということです。

50点は取れているので、すべての分野の知識がないということは無いでしょうが、仕訳に自信が持てていなかったり、転記をするのに理解が追いついていなかったりという可能性があります。

自分の試験結果をしっかりと確認し、どこに自分の弱みがあるのが確認して、その苦手な分野を集中的に復習しましょう。

試験問題の解き方がわかっていない

簿記の考え方を理解していても、実際の試験問題を解くのに慣れていないということも原因として考えられます。

テキストを読んで頭で分かるのと、実際に問題を解き、手を動かして計算するのとでは雲泥の差です。

自分もそうだったのですが、テキストと問題文、問題の解答を見るだけで理解したつもりになっていては、試験では解けません。

頭ですべて納得しようとせずに、ある程度理解したら、問題演習に入り、解き方を体得したほうが良いでしょう。

簿記コツ

問題を解くスピードが遅い

最後に、問題を解くスピードが遅く、本番で試験問題を解き終わらないということも考えられます。

2020年頃から、日商簿記3級は試験時間が2時間から1時間に短縮されました。

その変更理由として、実務と合わせて、よりスピードを重視した試験にしたいと明記してあります。

そのため、資格勉強をする際にも、時間を意識して解くことが重要。

制限時間をしっかりと測った上で、模擬試験を何度も解くようにしましょう。

50点台から日商簿記3級に合格するための対策や方法

50点台から日商簿記3級に合格するための対策や方法

ここでは、50点台から簿記3級に合格するための対策方法を解説します。

大きく3つあり、下記のとおりです。

  • 苦手分野の教材を復習し、理解を深める
  • 問題演習や模擬試験を何度も解く
  • オンライン講座や通信講座を活用する

順にみていきましょう。

苦手分野の教材を復習し、理解を深める

第一に、自分の苦手な分野の復習をして、深く理解し直すことが大切です。

原因の章でもお伝えしたように、50点台の人はいずれかの分野の理解が追いついていない可能性が高いです。

たとえば、決算前の整理全般の理解が追いついていない場合は、仕訳の勉強はひとまず脇に置いて、教材の決算整理に関する章を読み直してみましょう。

心の底から納得できるように教材を読み、不明点はネットで検索したり、詳しい人に質問することが大事です。

問題演習や模擬試験を何度も解く

試験問題の解き方が慣れていなかったり、60分以内に試験問題が解き終わらなかったりという人は、問題演習をひたすら増やしましょう。

60分というのはかなり短い時間ですが、しっかりと問題を解いていれば、自分のなかで出題のパターンが理解でき、見直しができるほどの時間の余裕ができるはずです。

問題集をあらためて買うか、教材についている問題を一からすべてやり直すか、オンラインで受けられる模擬試験を受けてみるかといった方法があります。

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オンライン講座や通信講座を活用する

最後に、オンラインの講座や通信講座を利用して、全体的にもう一度学び直すというのもひとつの手段です。

「全体的にしっかり理解しているかと言われると不安・・。」という人は、自分で独学を続けるよりも、一度しっかりとプロの講師から教えてもらった方が近道です。

独学にこだわっても、理解するのに時間がかかり、時間と受験料を無駄にしてしまいます。

講座というと費用がかかるのがネックですが、最近のオンライン講座は3,000円台で利用できるのもあり、受験料や数刷分の市販テキストと値段とそう変わりません。

そのため、一度ここでオンライン講座に課金をしてしまったほうが、今後の無駄なお金や時間を節約できる人も多いはずです。

日商簿記3級のオススメ通信講座5選【メリット・デメリットも解説】

50点台で落ちてしまった人におすすめの通信講座

50点台で落ちてしまった人におすすめの通信講座

ここからは、再チャレンジする人だからこそおすすめできる通信講座はこの3つだと思っています。

  • ユーキャンの「簿記3級講座」
  • クレアールの「3・2級講義パック」
  • ネットスクールの「日商簿記3級ネット試験直前対策コース」

おすすめできる理由や講座の内容を紹介します。

ユーキャンの「簿記3級講座」

まず最初に挙げられるのが、テレビCMでもお馴染みのユーキャンの簿記3級講座です。

ユーキャンの通信講座は、他社と比べて安いわけではないのですが、とにかく教材の量と質が圧倒的で、本気で次の試験で受かりたいならまずは検討したい講座です。

また、添削指導や質問対応ももちろん可能で、模擬試験も受けられます。

教材内容は下記で紹介されているので、あわせて確認してみてくださいね。

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日商簿記3級の料金が安いスクール3選!費用を抑えるコツも解説

クレアールの「3・2級講義パック」

また、50点を取っていて手応えもある程度ある人は、あらためて簿記3級を目指すのではなく、簿記2級もまとめて狙ってしまうのもありです。

3級の内容にある程度自信があり、最終的に簿記2級も取ろうと考えているならば、パックの講座を受講して学んだほうが、効率的なうえにトータルの費用も抑えられます。

オンライン講座を多数展開する「クレアール」では、3級と2級がセットで学べる通信講座を用意しています。

また、もし再度不合格になったとしても、追加費用なしで継続して受講できるのも安心。

資料請求は無料でできるんで、詳細は下記から確認してみてくださいね。

もし再度不合格でも2年間は無料で継続可能!

ネットスクールの「日商簿記3級ネット試験直前対策コース」

最後に、問題演習だけをおこなえる、直前対策のための通信講座を選ぶというのもありでしょう。

とくに、簿記3級の内容はだいたい理解しているけれども、2級までセットで学ばなくても良いという人にはおすすめ。

講義がない分、値段も圧倒的に安く、ネットスクールの講座であれば、税込2,000円という市販のテキストを買うのと変わらない金額で学べます。

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ネットスクール簿記3級講座の口コミを解説【メリット・デメリットも】

簿記3級の点数が50点台だった原因や対策まとめ

簿記3級の点数が50点台だった方に向けて、その原因や対策、おすすめの通信講座を紹介してきました。

あなたが苦手な分野はなにか、また、試験を解くうえで慣れや速さがネックになっていないかなどを確認して、再チャレンジを志してくださいね。

とはいえ、50点まで取れていたら、ある程度の内容は理解できているはずです。

それならば、あらためて簿記3級を目指すよりも、簿記2級もまとめて勉強してしまった方が効率的。

3級と2級がセットで学べる通信講座もあるので、まずは資料請求からしてみてください。

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株式会社エキセント編集担当
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