簿記3級に5回落ちた?何回目で合格するもの?落ちた回数が多い人へ不合格の理由を解説

簿記3級に落ちるのはもう5回目。向いてないのかな・・。

簿記3級は簡単っていう人もいるけど、全然簡単に感じない・・。

次こそ受かりたいけど、何がダメなんだろう。

こういった疑問にこたえます。

簿記3級は一部では簡単な試験という人もいますが、実際には多くの受験生が落ちる試験です。

複数回落ちるという人も大勢います。

今回は、5回落ちてしまったという方に対して、不合格の原因や今後すべき対策について紹介します。

なお結論を先にお伝えすると、勉強しているのに簿記検定に何度も落ちてしまうという人は、テキストを理解しているだけで、問題演習が足りていない可能性が最も高いです。

そのため、問題演習を何度もおこなうことをおすすめします。

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日商簿記3級に5回落ちた人はいる?

日商簿記3級に5回落ちた人はいる?

まず、そもそも簿記3級に5回落ちてしまうというのは一般的なのでしょうか?

実際に簿記3級に5回落ちた人まとめ

簿記3級に5回落ちたという人は、多くいます。

たとえば、Twitterで検索をすると、多くの人が簿記3級に5回落ちたとツイートしています。

1年かけて5回受けて、6回目で簿記3級に合格したという人です。

簿記3級に6回目で受かり、今は簿記2級の学習をしているとのこと。

簿記3級に5回落ちたのち、その後はFPの資格の勉強をしているようです。

日商簿記3級に今回で5回落ちました泣

手応えはありましたが。ここまで3級に落ちるひといませんよね?皆受かってて恥ずかしいです。

Yahoo!知恵袋

また、Yahoo!知恵袋などでも簿記3級に5回落ちた人の相談が多く寄せられています。

簿記3級は何回目で合格する人が多い?落ちた回数の平均は?

何回目で合格する人が多いかどうかでいくと、1回目か2回目、3回目で合格する人が数としては多いでしょう。

落ちた回数の平均でいくと、0回〜2回ということになります。

というのも、簿記3級の平均的な合格率は40%で、10人受けたら4人は受かるからです。

期間受験者数合格者数合格率
2022年4月~2022年12月143,989名59,694名41.5%
2021年4月~2022年3月206,149名84,504名41.0%
引用:簿記3級ネット試験の合格率

そのため、確率的に単純に考えて、2回連続で落ちる確率は36%。(60%×60%)

3回連続で落ちる確率は、22%と言えます。

逆に、3回目までに受かる確率は78%と、8割近くにのぼります。

実際には、受験を重ねるごとに対策も進んで合格率も上がっていくでしょうから、3回目までに受かる割合はさらに高くなると言えるでしょう。

ちなみに、5回目まで連続で不合格になる確率は、7.8%です。

100人受けて5回落ちるのは8人ということになりますが、これを高いとみるか低いとみるかは、人それぞれですね。

簿記3級に5回不合格になるのは恥ずかしいこと?

ここまでご紹介してきたように簿記3級に5回落ちる人というのは割合は少ないですが多々いますので、極端に恥ずかしがる必要はありません。

たしかに5回落ちた人の絶対数自体は少ないようですが、ネット試験が始まって試験を受験するハードルが大きく下がったことから、受験回数を増やせるようになり、不合格を重ねる人も増えています。

大事なのは、最終的に合格するかどうか、また合格するまでの期間がどれくらいかということです。

極端な話、毎週のようにネット試験で受験をして6週間後に合格した場合、5回落ちていますが、短期間で合格しているともいえます。

以上のことから、5回落ちたとしてもそれを極度に恥ずかしが必要はありません。

日商簿記3級に5回落ちた5つの理由

日商簿記3級に5回落ちた5つの理由

では、簿記3級に5回も落ちてしまう理由を考えてみましょう。

大きな理由としては下記の5つがあります。

  • 基礎的な知識が不足している
  • 計算ミスや読み間違い
  • 緊張やストレス
  • 試験対策が不十分
  • 簿記の考え方に慣れていない・向いていない

順に見ていきましょう。

基礎的な知識が不足している

簿記3級は、簿記の基礎的な知識を問われる試験です。

もし基礎的な知識が不十分な場合、試験に合格することが難しくなります。

この場合、教材や参考書を見直して、簿記の基礎的な知識をしっかりと理解することが重要です。

まずは、あなたがどのような問題を間違えているのかを過去の採点結果から確認しましょう。

計算ミスや読み間違い

簿記3級の試験は、計算問題や問題文の意味を正確に理解する必要があります。

もし計算ミスや読み間違いがある場合、正しい解答を出すことができません。

この場合、問題をよく読んで、計算ミスを防ぐために時間をかけることが重要です。

思い当たる節はありますでしょうか?

緊張やストレス

試験前や試験中に緊張やストレスがある場合、正しい判断ができなくなります。

緊張やストレスを軽減するために、試験前には十分な休息を取り、試験中は深呼吸やリラックスする方法を取り入れることが重要です。

とくに、仕事が忙しく、毎日寝不足で疲れているという人は、まずは休んで万全の体調で試験にのぞみましょう。

試験対策が不十分

簿記3級の試験に合格するためには、試験対策が必要です。

過去問を解いたり、模擬試験を受けたりすることで、自分の弱点を把握し、対策を講じることができます。

試験対策をしっかりと行うことで、合格への道が開ける可能性が高まります。

テキストや教材を読んだだけでは不十分です。

模擬試験や問題集をあまり手をつけていないという人もいるのではないでしょうか。

簿記の考え方に慣れていない・向いていない

簿記には簿記特有の考え方があります。

この簿記の特有の考え方をスッと理解できる人もいれば、テキストを読んでもいまいち腹の底から理解できないという人もいます。

こればっかりはセンスがあると思います。

ただ、向いていないというより、慣れていないというだけのケースが大半です。

とくに社会人になっていなかったり、会社員経験が浅いと実際の経理業務や企業会計と携わる機会がないため、理解しづらいです。

ここは致し方ないので、何度も問題を解いて根気強く理解していくしかありません。

また、市販のテキストを読むだけではなく、講義を聞いてプロの講師に不明点を納得いくまで質問するのもおすすめです。

簿記全然わからない

簿記3級に5回落ちた後の方向性や対策

簿記3級に5回落ちた後の方向性や対策

では、実際に5回落ちてしまった場合、今後どうすればいいのでしょうか?

具体的には下記の3つの方向性があります。

  • もう一度勉強をして3級に再チャレンジする
  • 仕切り直して簿記2級の勉強を始める
  • 他の資格取得に切り替える

順に解説します。

もう一度勉強をして3級に再チャレンジする

もう一度勉強をして、3級に再チャレンジするというのが一番最初に思いつく方向性でしょう。

ただ、5回受けるまでにも勉強をしてきて、これ以上なにをどう勉強すればいいのかと思う人もいるでしょう。

そういう人におすすめしたい対策は、2点あります。

ひとつめは、問題集や模擬試験を何度も解くことに集中しましょう。

テキストは何度も読み込んでいるのに、合格できないという人は、問題演習が足りておらず、問題を解くことに慣れていないという場合が多いです。

下記でおすすめの問題集も紹介しているのであわせて確認ください。

日商簿記3級のおすすめテキストを解説【独学方法も紹介】

ふたつめは、市販のテキストで独学をするのではなく、講師の方に講義を聞いて、不明点を質問するように勉強を進めることです。

自分ひとりで教材を読んでいるだけでは、実際の試験対策が抜け落ちたり、腹の底から理解ができていなかったりします。

たとえば、オンラインスクールの「ネットスクール」では、日商簿記3級の直前対策コースという講座が用意されています。

こういったオンライン講座を使って、全体像をあらためて理解してみることをおすすめします。

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費用は3,000円です。

仕切り直して簿記2級の勉強を始める

仕切り直して、簿記2級の勉強を始めるという手段もあります。

これまで簿記3級の受験を5回もしてきて、そろそろ飽きていたり、気持ちが萎えていたりすると思います。

その心の状態のまま、ずるずると受け続けても受かりません。

それならば、一旦簿記3級は後回しにして、簿記2級の勉強を始めてしまうのもありです。

簿記の場合は、2級からでも受けられるので、仕切り直してはどうでしょうか。

また、スマホで学べるオンラインスクールの「スタディング」では、簿記3級と2級がセットで学べる講座も用意されています。

こういった講座を使って、3級の復習をしつつ、2級を狙うというのもおすすめです。

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他の資格取得に切り替える

簿記の勉強から離れるというのもありです。

簿記の考え方や数字の取り扱いには、向き不向きも正直あります。

テキストを一度読めばスッと理解できる人もいれば、何度読んでもいまいち理解ができない人も。

これは、頭が良い悪いという違いではありません。

あなたにも向いている勉強の分野があるはずです。

FPや基本情報技術者試験、TOEICなど、世の中には多くの資格があります。

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簿記3級に何回も落ちる人へ

簿記3級に5回落ちた人は多いのかどうか、また落ちてしまう原因や対策、今後の方向性について紹介してきました。

落ちてしまう理由としては、問題演習の不足や独学による理解度不足が挙げられます。

そのため、問題演習の量を増やしたり、オンライン講座を使ってプロの講師の授業を受けたりといった対策が考えられるでしょう。

具体的には、試験の直前対策用のオンライン講座を使って、全体像をあらためて復習することをおすすめします。

直前対策用の講座を展開しているサービスは少ないですが、オンラインスクールの「ネットスクール」で展開しています。

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