USCPA予備校4つを徹底比較!後悔しないおすすめ講座の費用や教材を比較

USCPAは「United States Certified Public Accountant」のことで、日本語では「米国公認会計士」として訳されます。

英語力はもちろんのこと、国際的な会計基準をベースに会計・税務のプロとして国際的に活躍できることを証明する国際資格。

そんなUSCPAの資格ですが、いざ目指そうとすると言葉の壁や、試験制度の違い、取得費用の高さに戸惑う人も多いでしょう。

実際、USCPA資格を目指す人の多くは独学ではなく、予備校に通って取得する人が大半です。

そこで、ここではUSCPA予備校を徹底比較。

自分に合った予備校を選んで、後悔しない選択ができるようサポートします。

なお、USCPAは2024年1月から新しい形式に変更されているため、新形式に対応している講座を受講しないと、時間とお金が無駄になってしまいます

その点、大手USCPA予備校のアビタスは、新試験形式への対応を明言しているので安心です。

また、日本人合格者の約3人に2人がアビタス卒業生で、累計合格者は6,500人を超えています。

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アビタス無料説明会の日程

  • オンライン会場 5/12(日) 13:00~14:00
  • オンライン会場 5/13(月) 19:00~19:50
  • オンライン会場 5/14(火) 19:00~19:50
  • オンライン会場 5/15(水) 12:10~13:00

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USCPA予備校の比較表

アビタスTAC
合格実績・日本人合格者の3分の2を輩出
合格者累計6,500人
記載なし
単位取得コースに含まれる別途購入
合格期間最短9ヶ月1〜2年
サポート期間5年間記載なし
スタイルオンライン + 東京/大阪に教室/自習室ありオンライン講座と教室講座があり
教材オリジナル海外予備校Beckerの教材
公式無料で資料請求無料で資料請求

USCPA資格を取ろうと思ったら、まずは予備校選び

USCPA資格を取ろうと思ったら、まずは予備校選び

USCPAに合格するためには、予備校に通うことが必須と言っても過言ではありません。

冒頭でも少し触れましたが、USCPA試験は米国各州が認定する公認会計士資格。

独学での資格取得は現実問題、相当難易度が高いです。

その点、予備校に通えば、英語力に自信が無い人でも手厚いサポートが受けられますし、米国の大学と提携している所も多数。

USCPA資格受験のための、足りない単位を取得することも容易になります。

USCPA予備校は4社(2024年現在は3社)

USCPA予備校は4社

主なUSCPA資格予備校は4社。

  • Abitus
  • 資格の学校TAC
  • CPA会計学院
  • 資格の大原

それぞれの予備校の簡単な特徴を表にまとめました。

「プロアクティブ(https://www.uogjp.com/)」という米国公認会計士の専門スクールもありますが、2024年1月から新規入会の受付を停止。

また、2024年4月から「資格の大原」もUSCPA講座のページが削除されて、申し込みができない状態となっています。

そのため、現在開講されている3社で比較検討をしましょう

AbitusTACCPA大原
※停止中
特徴・日本人合格者の3分の2を輩出
・9ヶ月合格の効率学習
大手予備校
・基礎から学べるBeckerとのコラボコース
2023年12月に新規開講
・合格者による理解重視の講義
・大手予備校
・日本語と英語対応
費用616,300円Web講座:515,000円~300,000円Web講座:635,000円~
単位受講料に含まれる21,000円/1科目で購入受講料に含まれる24単位分込み
教材初心者向けのオリジナル教材Beckerとのコラボ教材オリジナル教材Roger社の英語教材
サポート●5年間質問OK
●対面質問
●5年間自習室OK
●対面/メールでの質問
●再受講割引
●フォローアップセミナー
●生徒用サイト
●対面や電話、メール、Zoomでの質問
●提携自習室
●自習室
●科目別再受講制度
●Webでの質問
(税込表示)

ざっと各予備校の特徴は把握できたと思いますので、もう少し詳しく各予備校の特徴を解説していきます。

Abitus(アビタス)

Abitus(アビタス)
出典:Abitus

AbitusはUSCPA資格の予備校として最も有名な予備校です。

「あまり名前を聞いたことがない予備校だなあ」と感じる人も多いでしょう。

というのも、Abitusは国際資格の専門校としての特徴を有しており、国内で使用する資格を目指すための学校では無いからです。

ですが、肝心のUSCPA資格の合格者数は6,500名以上(2023年12月末時点)と申し分ありません。

また、日本人合格者の約3人に2人がアビタス卒業生で、合格実績は圧倒的No.1となっています。

特徴や費用、テキストなどについても、他の3つの予備校と比べて安心感があり、自信を持っておすすめできる予備校の1つと言えます。

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オンライン説明会はちょっとハードルが高い…。」という方は、まずは無料の資料請求をして、講座内容や料金、想定スケジュールを確認してみてくださいね。

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USCPA予備校のアビタスについて解説!料金や評判・口コミも

資格の学校TAC

資格の学校TAC
出典:TAC

資格の学校TACは大手の資格試験予備校として有名です。

学生の頃に友人や知人、自分自身も通っていたという人もいるのではないでしょうか?

一見、馴染みのある予備校なので、最初に検討する候補になるかも知れませんが、単位取得のための費用が受講料に組み込まれていません。

既に充分な単位を取得しているならば問題ありませんが、USCPA資格の単位を取得しようとしている人は、その点を頭の片隅に入れておきましょう。

教材については、USCPA試験成績優秀表彰者の90%が使用するBecker社とのコラボ教材で、他社には無い特徴があります。

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USCPA予備校のTACについて解説!料金や評判・口コミも

CPA会計学院

CPA会計学院
出典:CPA

CPA会計学院については、無料で簿記の勉強ができるCPAラーニングの運営団体であるため、名前を聞いたことがある人もいるでしょう。

さすがにUSCPA資格の講座は無料という訳にはいきませんが、他社に比べて圧倒的に受講料が安いです。

あまりにも価格差が大きいため、逆に不安になる人もいるでしょう。

おそらく、まだ講座が2023年12月に開校したばかりということもあり、他社に追随するためのキャンペーン価格としての要素が強いのかも知れません。

また、合格実績としては未知数ということになりますので、最初の受講生がどれくらいの合格実績を出せるかで今後の評価が変わってくるでしょう。

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資格の大原(募集停止中)

資格の大原
出典:大原

2024年4月から「資格の大原」はUSCPA講座のページが削除されて、申し込みができない状態となっています。

税理士をはじめ、公認会計士や簿記、宅建、中小企業診断士、行政書士、社労士、公務員講座など、様々な講座を展開しています。

大原の講義の大きな特徴としては、英語と日本語の両方の講義を受講できるという点です。

特に、英語力に自信のある人は、はじめから英語で講義を受講していれば、本番でもリラックスした状態で挑めるでしょう。

日本語の講義と英語の講義の使い分けも可能ですので、英語力に不安のある人は、最初は日本語の講義を受講し、慣れてきたら英語の講義に切り替えることも可能。

会計力だけでなく、英語力も同時に磨いていきたいと思っている人にはうってつけの予備校です。

大原のUSCPA講座の評判・口コミは?料金やメリットも解説

USCPA予備校4社を比較

USCPA予備校4社を比較

4つの予備校の全体的な特徴は把握できたと思いますので、ここからは項目ごとに比較していきましょう。

比較するのは、以下の4つの項目。

  • 費用や料金
  • 単位取得システム
  • 教材(問題集やテキスト)
  • サポート内容

いずれも、これから予備校選びをする受講生にとっては気になるポイント。

しっかりと比較して、これらから予備校を選ぶ際の参考にしてください。

安いのは?USCPA予備校の費用や料金を比較

ここからは費用や料金で各予備校を比較していきます。以下の表を見てください。

AbitusTACCPA大原
※停止中
通信616,300円〜
※6科目込み
515,000円~
※単位取得は含まない
30万円635,000円~
※24単位込み
通学通信と同額484,000円~
※単位取得分は含まない
×655,000円
※24単位込み
入学金11,000円10,000円なし6,000円
教育訓練給付××
(税込表示)

キャンペーン価格が適用される予備校もあるとはいえ、価格だけ見るとCPA会計学院が最もコストパフォーマンスに優れています。

ですが、予備校選びは費用や料金だけで選ぶと失敗する可能性大。

実際のところ、CPA会計学院のUSCPA講座は始まったばかりで、受講生の合格実績がありません。

また、タイミングによってはTACや大原のように、キャンペーン価格が適用される予備校もあります。

ですが、TACの受講料には単位取得科目が含まれていませんし、大原のコースは教育訓練給付制度の対象外でもあります。

その点、Abitusの受講料は他の予備校に比べて割高に見えますが、教育訓練給付制度の対象になっていたり、受講料の中に単位取得科目の6科目が含まれています。

これらの要素をしっかり比較しておかないと、「一見リーズナブルに思える予備校の方が割高だった」ということにもなりかねません。

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USCPA予備校を単位取得システムで比較

ここからは単位取得システムで各予備校を比較していきます。以下の表を見てください。

AbitusTACCPA大原
※停止中
特徴カリフォルニア州立大学と提携ブラッドリー大学と提携グアム大学提携大学は無し
単位認定会場自宅で単位認定試験を受験テストセンターや自宅での受験自宅のPCから受験・大原の選択履修科目を受講
・大原大学院の科目等履修生制度を利用
提携大学1957年設立の米国州立大学ビジネススクールとしても有名総合大学×
特徴・2年間は再受験無料

・16科目以上ならフルパックがお得
・プラン費用に含まれず、別途発生

・21,000円/科目で購入

・再受験は、改めて受験料が必要
入会から3年間は、何科目取得しても追加費用不要・追加費用不要で24単位取得可

・19,900円~/科目で購入可
(税込表示)

各予備校を見てみると、自宅受験が可能なところもあれば、テストセンターに行かなければならないところ、あるいは自宅受験が可能でも監督付きの予備校など様々です。

また、コースの中に単位取得の費用が予め組み込まれている予備校や、追加で費用が掛かる場合など、予備校によって特徴が異なります。

1科目あたりに発生する費用は20,000円〜25,000円位の場合が多いので、この点に関してはそこまで大きな差はありません。

USCPA予備校を教材(問題集やテキスト)で比較

ここからは教材(問題集やテキスト)で各予備校を比較していきます。以下の表を見てください。

AbitusTACCPA大原
※停止中
特徴・効率学習できるオリジナル教材成績優秀者の9割が使うBecker社とのコラボ教材公認会計士講座のノウハウを詰め込んだオリジナル教材米国で定評のあるRoger社の英語教材
オリジナルか△(半分オリジナル)×
言語・テキスト:日本語
・問題集:英語
・テキスト:日本語+英語
・問題集:英語
・テキスト:日本語+英語
・問題集:英語
・テキスト&問題集:英語
・レジュメ:日本語
わかりやすさ初心者向けの図解や解説が充実初学者がこれだけで合格できるがモットー初学者向けに学習順序を最適化合格に必要な情報に絞って構成

表を見ても分かる通り、オリジナルの教材を使っている所や英語のテキストをそのまま使っている所など、予備校によってその特色は様々です。

各予備校の公式サイトには、使用しているテキストの画像やサンプルが閲覧できたり、動画で解説していたりするので、こちらもサンプルをみてしっかりと比較しておくと良いでしょう。

特に図解や解説が詳しい教材については、会計学習初学者にとって大きな味方になること間違いなしです。

USCPA予備校をサポート内容で比較

ここからはサポート内容で各予備校を比較していきます。以下の表を見てください。

AbitusTACCPA大原
※停止中
特徴・学習/ライセンス取得/転職サポートあり

・東京大阪で自習室開放
対面/メールでの質問に、2年間の教室フリーパス・Zoom面談や、校舎、自習室あり

・単位取得診断や相談も受付
・質問対応、変更点についてのサポート

予約型の自習室もあり
サポート期間5年間2年間2年間
※+1年の延長可
2.5年
質問・Web質問無制限
・質問教室の開催
・対面/メール質問
・フォローアップセミナー
・受講生情報サイト
対面や電話、メール、Zoom
※いずれも無制限
・会員サイトで質問
・メール質問無制限
合格実績・累計6,500名以上
・日本人合格者の3人に2人を占める
非公表2023年12月開校のため無し非公表

サポート内容についても、各校の特色が出ていますね。

たとえば、TACではメールでの質問が50件までと制限されているのに対し、他の予備校は無制限の場合が多いです。

また、多くの予備校のサポート期間が2年間ほどであるのに対し、Abitusのサポート期間が5年間と、他の予備校を圧倒しています。

ただし、Abitusの自習室は東京と大阪にしかないため、自習室自体の数だけ見れば他の予備校に軍配があがります。

自分に合ったUSCPA予備校を選んで、効率よく学習を進めていこう

自分に合ったUSCPA予備校を選んで、効率よく学習を進めていこう

USCPA資格を取ろうと思って予備校を選ぶなら、Abitus、資格の学校TAC、CPA会計学、資格の大原、この4つの予備校から自分に合う場所を選ぶことになります。

基本的にはどこの予備校のコンテンツも一長一短があり、申し分ありません。

ですが、もし、どうしても決められないという人がいれば、Abitusを選ぶことをオススメします。

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ここまで見てきたように、Abitusはきちんと合格実績を公表していますし、単位取得科目の一部が含まれた料金体系となっているため、受講料もリーズナブル。

自習室が少ないのがネックですが、自宅学習や移動時間などの隙間学習をメインとする人であれば、特に気にする必要は無いでしょう。

「どうしても家だと集中できない…」という人は、カフェや図書館を利用するという手もあります。

価格の安さだけで予備校を選んでしまうと自分に合わず、結局他の予備校に再度通う羽目になって、余計な出費がかさむという可能性もあります。

ぜひ自分にあったUSCPA予備校を選んで、後悔しない選択をしてください。

USCPA予備校の比較表

アビタスTAC
合格実績・日本人合格者の3分の2を輩出
合格者累計6,500人
記載なし
単位取得コースに含まれる別途購入
合格期間最短9ヶ月1〜2年
サポート期間5年間記載なし
スタイルオンライン + 東京/大阪に教室/自習室ありオンライン講座と教室講座があり
教材オリジナル海外予備校Beckerの教材
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合同会社エキセント編集担当
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