USCPA予備校5つを比較!おすすめ講座の合格実績や費用、教材を比べてランキング化

USCPAは「United States Certified Public Accountant」のことで、日本語では「米国公認会計士」として訳されます。

英語力はもちろんのこと、国際的な会計基準をベースに会計・税務のプロとして国際的に活躍できることを証明する国際資格。

そんなUSCPAの資格ですが、いざ目指そうとすると言葉の壁や、試験制度の違い、取得費用の高さに戸惑う人も多いでしょう。

実際、USCPA資格を目指す人の多くは独学ではなく、予備校に通って取得する人が大半です。

そこで、ここではUSCPA予備校を徹底比較。

自分に合った予備校を選んで、後悔しない選択ができるようサポートします。

USCPAの予備校は具体的には下記の5つがあります。

それぞれ比較してみていきましょう。

USCPA予備校/通信講座の5講座を比較

それぞれの予備校の簡単な特徴を表にまとめました。

なお、2025年現在では「資格の大原」は、申し込みができない状態となっています。

また、プロアクティブも受講にはフォームからの問い合わせが必要で、2025年現在では受講生の募集を停止していると言われています。

そのため、現在開講されている3社で比較検討をしましょう

USCPA予備校CPAアビタスTAC
特徴受講料が最安合格実績がある有名対策校とコラボ
受講料396,000円616,300円〜430,000円~
入会金0円11,000円10,000円
割引リスキリング制度で最大70%割引最大20万円割引(10月まで)再受講で20%割引
単位取得費用受講料に含む受講料に含む21,000円/科目
教材の特徴英語初心者でも安心日英両言語併記に完全対応海外の有名対策校Beckerとコラボ
受講形態eラーニング、紙の教材教室、eラーニング、ライブ配信Web通信講座、ビデオブース
受講期間〜3年間〜5年間2年間
自習室全国新宿のみ全国
合格実績国内会計士試験では合格者占有率50.9%合格者の60%以上がアビタス卒業生×
質問制度
税込

開講から歴史は浅いが受講料が最安なのはCPA会計学院、受講料が高いが合格実績が抜群なのはアビタス、両者の中間はTACと理解するとわかりやすいです。

もう少し詳しく各予備校の特徴を解説していきます。

CPA会計学院は受講料が30万円台で最も安い

CPA会計学院は、日本国内の公認会計士試験の大手3大予備校のひとつです。

JCPA試験では圧倒的な合格実績を誇り、2023年の合格者占有率は50.9%。

その実績を築いたノウハウをもとに、USCPAの講座を展開しています。

一番の特徴は、相場の半額である安い受講料です。

受講料はズバリ396,000円ポッキリと名言しています。

他社は、受講料に加えて、入会金や教材費、受験に必要な単位の取得費用などがオプションでかかりますが、CPA会計学院はすべての費用を含んで40万円弱です。

また、他社は最低価格の明示はあっても、講座数が多く料金体系が複雑で、総額でいくらかかるのかが分かりづらいこともありますが、CPA会計学院は明朗会計です。

USCPAは、受験に米国に滞在する必要もあるため、受験費用もかさみます。

そう考えると、受講費用を一番抑えられるCPA会計学院は有力な選択肢のひとつといえます。

無料の資料請求をすると、体験講義を受けられるので、まずは下記から資料請求することをおすすめします。

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また、下記記事では、CPA会計学院の評判や口コミを紹介しています。

CPA会計学院のUSCPA講座の評判や口コミ、料金を解説!教材やサポート内容も

Abitus(アビタス)は、日本人合格者の3人に2人を輩出

Abitus(アビタス)は、日本人合格者の3人に2人を輩出

Abitus(アビタス)はUSCPA資格の予備校として最も有名な予備校です。

「あまり名前を聞いたことがない予備校だなあ」と感じる人も多いでしょう。

というのも、アビタスは国際資格の専門校としての特徴を有しており、国内で使用する資格を目指すための学校では無いからです。

ですが、肝心のUSCPA資格の合格者数は6,500名以上と他の予備校と比べても多いです。

実際、日本人合格者の約3人に2人がアビタス卒業生で、合格実績は圧倒的No.1となっています。

また、オリジナルのテキストを開発しており、最短9ヶ月でUSCPAに合格できるカリキュラムが組まれています。

他の予備校の場合、1年や2年単位でのカリキュラムが多いので、早く資格を取りたい方におすすめです。

もちろん合格までの最短スピードが早くても、受講から5年間はしっかりサポートしてもらえます。

この点も、他の予備校だとサポート期間はカリキュラムと合わせて1〜2年なので、それと比べると長くて安心です。

さらに安い予備校はあるものの、受験に必要な取得単位が受講料に含まれているため、大学で必要な単位を取得していない人にはお得です。

目先の料金が安くても、実績が乏しい予備校に通って落ちてしまっても元も子もないので、合格実績が圧倒的なアビタスはおすすめです。

まずは、アビタスが実施しているUSCPAオンライン説明会に参加して、情報収集してみることをおすすめします。

USCPAの無料Web説明会の日程

対象日程
学生・1/24(金)12:00-13:00
社会人・1/24(金)19:00-20:00
・1/25(土)12:00-12:30

聴くだけでUSCPAが分かる

今は情報収集段階という方でも参加できます。

ネットで長時間かけて調べるよりも、まずは説明会でUSCPAの全体像を理解するほうが効率的です。

アビタスの無料セミナーの申し込み手順

まずは、アビタスの公式サイトにアクセスし、右上の「無料説明会を予約する」という黄色いボタンをクリックします。

Abitus(アビタス)は、日本人合格者の3人に2人を輩出

日程を確認し、「予約する」ボタンをクリックします。

なお、オンライン説明会が多いですが、たまに新宿本校での開催日程もあります。

必要事項をフォームに入力していきます。

なお、最後の「学習開始時期について」の質問では、「今は情報収集のみ」という選択肢もあるので、まだ受験するか迷っている方でも安心して参加できます。

最後に送信をすれば完了です。

メールにて、ウェビナー参加用のURLが送られてくるので、そちらから時刻になったら参加できます。

▶︎アビタス【公式サイト】を確認する

▶︎アビタスの口コミや評判を確認する

TACは成績優秀者の90%が使うBecker社教材とコラボ

資格の学校TACは大手の資格試験予備校として有名です。

学生の頃に友人や知人、自分自身も通っていたという人もいるのではないでしょうか?

一見、馴染みのある予備校なので、最初に検討する候補になるかも知れませんが、単位取得のための費用が受講料に組み込まれていません。

既に充分な単位を取得しているならば問題ありませんが、USCPA資格の単位を取得しようとしている人は、その点を頭の片隅に入れておきましょう。

教材については、USCPA試験成績優秀表彰者の90%が使用するBecker社とのコラボ教材で、他社には無い特徴があります。

▶︎無料でTACの資料請求をする

>>USCPA予備校のTACについて解説!料金や評判・口コミも

プロアクティブはNY州での日本人合格者数でNo.1

現在は募集を停止しているという噂もありますが、プロアクティブというUSCPAの専門予備校があります。

下記が特徴的です。

プロアクティブの特徴
  • ニューヨーク州での日本人合格者がNo.1
  • 受講料が40万円弱と安め
  • テキストはすべて英語で実践的(日本語テキストなし)

受講生募集のページはないので、気になる方は運営会社の問い合わせてみてくださいね。

資格の大原は英語と日本語の講義があり(募集停止中)

2024年4月から「資格の大原」はUSCPA講座のページが削除されて、申し込みができない状態となっています。

税理士をはじめ、公認会計士や簿記、宅建、中小企業診断士、行政書士、社労士、公務員講座など、様々な講座を展開しています。

大原の講義の大きな特徴としては、英語と日本語の両方の講義を受講できるという点です。

特に、英語力に自信のある人は、はじめから英語で講義を受講していれば、本番でもリラックスした状態で挑めるでしょう。

日本語の講義と英語の講義の使い分けも可能ですので、英語力に不安のある人は、最初は日本語の講義を受講し、慣れてきたら英語の講義に切り替えることも可能。

会計力だけでなく、英語力も同時に磨いていきたいと思っている人にはうってつけの予備校です。

>>【終了?】資格の大原のUSCPA講座の評判・口コミは?料金やメリットも解説

USCPA予備校/通信講座3社の料金や特徴を比較

5つの予備校の全体的な特徴は把握できたと思いますので、ここからは項目ごとに比較していきましょう。

比較するのは、以下の4つの項目。

  • 費用や料金
  • 単位取得システム
  • 教材(問題集やテキスト)
  • サポート内容

いずれも、これから予備校選びをする受講生にとっては気になるポイント。

しっかりと比較して、これらから予備校を選ぶ際の参考にしてください。

安いのは?USCPA予備校の費用や料金を比較

ここからは費用や料金で各予備校を比較していきます。以下の表を見てください。

USCPA予備校アビタスTACCPA
通信616,300円〜430,000円~396,000円
通学同上××
入学金11,000円10,000円0円
単位取得費用受講料に含む21,000円/科目受講料に含む
割引最大20万円割引(10月まで)再受講で20%割引リスキリング制度で最大70%割引
(税込表示)

上記のとおり、CPA会計学院が最も安いです

アビタスやTACはもっとも安い講座の金額を紹介していますが、CPA会計学院はオールインの総合講座の金額を紹介し、比較しています。

また、USCPAの受験には、決められたジャンルの単位取得実績が必要ですが、その取得費用はアビタスとCPAでは含まれています。

また、各社ともに割引制度が用意されています。

期間限定キャンペーンは随時開催されていますが、一度開催期間が終わると、数ヶ月間キャンペーンが再開されないことも多いので、割引キャンペーンを実施しているうちに受講を検討することをおすすめします。

CPA会計学院は、下記などの条件を満たしていると、リスキリング割引で最大70%オフになります。

  • 在職者であること(正社員、派遣社員、学生のアルバイトなど)
  • 転職を目指していること(雇用主の変更を伴う転職を考えていること)

実質負担144,000円で受講できる破格の制度なので、下記から詳細を確認してみてくださいね。

USCPA予備校を単位取得システムで比較

ここからは単位取得システムで各予備校を比較していきます。以下の表を見てください。

USCPA予備校アビタスTACCPA大原
※停止中
特徴カリフォルニア州立大学と提携ブラッドリー大学と提携グアム大学提携大学は無し
単位認定会場自宅で単位認定試験を受験テストセンターや自宅での受験自宅のPCから受験・大原の選択履修科目を受講
・大原大学院の科目等履修生制度を利用
提携大学1957年設立の米国州立大学ビジネススクールとしても有名総合大学×
特徴・2年間は再受験無料

・16科目以上ならフルパックがお得
・プラン費用に含まれず、別途発生

・21,000円/科目で購入

・再受験は、改めて受験料が必要
入会から3年間は、何科目取得しても追加費用不要・追加費用不要で24単位取得可

・19,900円~/科目で購入可
(税込表示)

各予備校を見てみると、自宅受験が可能なところもあれば、テストセンターに行かなければならないところ、あるいは自宅受験が可能でも監督付きの予備校など様々です。

また、コースの中に単位取得の費用が予め組み込まれている予備校や、追加で費用が掛かる場合など、予備校によって特徴が異なります。

1科目あたりに発生する費用は20,000円〜25,000円位の場合が多いので、この点に関してはそこまで大きな差はありません。

USCPA予備校を教材(問題集やテキスト)で比較

ここからは教材(問題集やテキスト)で各予備校を比較していきます。以下の表を見てください。

USCPA予備校アビタスTACCPA大原
※停止中
特徴・効率学習できるオリジナル教材成績優秀者の9割が使うBecker社とのコラボ教材公認会計士講座のノウハウを詰め込んだオリジナル教材米国で定評のあるRoger社の英語教材
オリジナルか△(半分オリジナル)×
言語・テキスト:日本語
・問題集:英語
・テキスト:日本語+英語
・問題集:英語
・テキスト:日本語+英語
・問題集:英語
・テキスト&問題集:英語
・レジュメ:日本語
わかりやすさ初心者向けの図解や解説が充実初学者がこれだけで合格できるがモットー初学者向けに学習順序を最適化合格に必要な情報に絞って構成

表を見ても分かる通り、オリジナルの教材を使っている所や英語のテキストをそのまま使っている所など、予備校によってその特色は様々です。

各予備校の公式サイトには、使用しているテキストの画像やサンプルが閲覧できたり、動画で解説していたりするので、こちらもサンプルをみてしっかりと比較しておくと良いでしょう。

特に図解や解説が詳しい教材については、会計学習初学者にとって大きな味方になること間違いなしです。

USCPA予備校をサポート内容で比較

ここからはサポート内容で各予備校を比較していきます。以下の表を見てください。

USCPA予備校アビタスTACCPA大原
※停止中
特徴・学習/ライセンス取得/転職サポートあり

・東京大阪で自習室開放
対面/メールでの質問に、2年間の教室フリーパス・Zoom面談や、校舎、自習室あり

・単位取得診断や相談も受付
・質問対応、変更点についてのサポート

予約型の自習室もあり
サポート期間5年間2年間2年間
※+1年の延長可
2.5年
質問・Web質問無制限
・質問教室の開催
・対面/メール質問
・フォローアップセミナー
・受講生情報サイト
対面や電話、メール、Zoom
※いずれも無制限
・会員サイトで質問
・メール質問無制限
合格実績・累計6,500名以上
・日本人合格者の3人に2人を占める
非公表国内会計士試験では合格者占有率50.9%非公表

サポート内容についても、各校の特色が出ていますね。

たとえば、TACではメールでの質問が50件までと制限されているのに対し、他の予備校は無制限の場合が多いです。

また、多くの予備校のサポート期間が2年間ほどであるのに対し、Abitusのサポート期間が5年間と、他の予備校を圧倒しています。

ただし、Abitusの自習室は東京と大阪にしかないため、自習室自体の数だけ見れば他の予備校に軍配があがります。

USCPAは独学できる?予備校必須?

USCPAに合格するためには、予備校に通うことが必須です。

冒頭でも少し触れましたが、USCPA試験は米国各州が認定する公認会計士資格。

独学での資格取得は現実問題、相当難易度が高いです。

その点、予備校に通えば、英語力に自信が無い人でも手厚いサポートが受けられますし、米国の大学と提携している所も多数。

USCPA資格受験のための、足りない単位を取得することも容易になります。

どちらにせよ、まずはUSCPAの予備校各社の資料請求や説明会に参加して情報収集することをおすすめします。

自分に合ったUSCPA予備校を選んで、効率よく学習を進めていこう

USCPA資格を取ろうと思って予備校を選ぶなら、アビタス、資格の学校TAC、CPA会計学院、資格の大原、この4つの予備校から自分に合う場所を選ぶことになります。

基本的にはどこの予備校のコンテンツも一長一短があり、申し分ありません。

価格の安さだけで予備校を選んでしまうと自分に合わず、結局他の予備校に再度通う羽目になって、余計な出費がかさむという可能性もあります。

ぜひ自分にあったUSCPA予備校を選んで、後悔しない選択をしてください。

なお、USCPA保有者は、多くの事業会社やコンサルティング会社で重宝されます。

20代・30代に特化したスカウト型転職サイト「タレントスクエア」などでも、USCPAが評価される求人情報があります。

まとめると、金額で選ぶなら、すべてコミコミで30万円で済むCPA会計学院

合格実績で選ぶなら日本人合格者の3人に2人が利用しているアビタスを選ぶのがおすすめです。

まずは、アビタスの無料説明会に参加すると、USCPA対策の全体像もわかるのでおすすめです。

USCPAの無料Web説明会の日程

対象日程
学生・1/24(金)12:00-13:00
社会人・1/24(金)19:00-20:00
・1/25(土)12:00-12:30

聴くだけでUSCPAが分かる

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