USCPA予備校のアビタスについて解説!料金や評判・口コミも

USCPA予備校のアビタスについて解説!料金や評判・口コミも

アメリカの会計士資格「USCPA」は、会計の知識だけでなく英語力なども必要です。

USCPAの資格取得に向けて、予備校に通おうと考えている方も多いはず。

そんなUSCPAの資格予備校では、「アビタス」が有名です。

しかし、アビタスについて以下のような疑問をお持ちではないでしょうか。

アビタスを利用するメリットやデメリットは?

アビタスの良い評判や悪い評判が知りたい

アビタスはどんな人におすすめの予備校?

本記事では、資格予備校アビタスでUSCPA取得を目指す方に向けて、メリット・デメリットや評判を解説します。

アビタスはUSCPA合格者輩出の実績も多い予備校ですが、利用にあたって押さえておきたいポイントがあります。

どこの予備校に通おうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

なお、アビタスが気になっている方は、まずは無料説明会に参加して最新の試験情報について、情報収集をするのがおすすめです。

アビタス無料説明会の日程

  • オンライン会場 5/10(金) 19:00~19:50
  • オンライン会場 5/11(土) 13:00~14:00
  • オンライン会場 5/12(日) 13:00~14:00
  • オンライン会場 5/13(月) 19:00~19:50
  • オンライン会場 5/14(火) 19:00~19:50

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なお、下記記事では他の予備校との比較をしています。

USCPA予備校の比較表

アビタスTAC
合格実績・日本人合格者の3分の2を輩出
合格者累計6,500人
記載なし
単位取得コースに含まれる別途購入
合格期間最短9ヶ月1〜2年
サポート期間5年間記載なし
スタイルオンライン + 東京/大阪に教室/自習室ありオンライン講座と教室講座があり
教材オリジナル海外予備校Beckerの教材
公式無料で資料請求無料で資料請求

USCPA予備校のアビタスとは、どのようなスクール?

USCPA予備校のアビタスとは、どのようなスクール?
出典:アビタス

アビタスは1995年創立の資格予備校です。

もとはUSCPA専門の予備校でしたが、現在はMBAやCIAなど会計・監査関連の国際資格を中心に取り扱っています。

特にUSCPAの合格実績に強みを持っており、これまで6,500名以上(※)の合格者を輩出しているのが特徴です。

※2024年1月時点

日本国内では以下4つの予備校がUSCPAのコースを開講していますが、アビタスは老舗かつ大々的に合格者数を謳っているので、安心して受講できます。

  • アビタス
  • TAC
  • CPA会計学院
  • 大原

また、アビタスではUSCPA取得者に向けた転職・キャリアサポートも行っているので、合格後も転職に向けて動きやすいのが利点となっています。

国内合格者の3人に2人はアビタスの出身者なので、とにかくUSCPAの合格を目指したい方におすすめの予備校です。

アビタスの特徴やメリット、オススメの理由

アビタスの特徴やメリット、オススメの理由

アビタスの特徴やメリット、オススメの理由を5点解説します。

  • 圧倒的な合格実績で安心
  • サポート期間が長くて安心
  • 質の高い講義と初学者向けオリジナルテキスト
  • 単位取得制度も万全
  • 最短9ヶ月のスピード合格も可能なカリキュラム

USCPAの合格実績が強みなので、それに基づくノウハウやカリキュラムが充実しているのが特徴です。

USCPA合格に必要な知識やプロセスを知り尽くしているので、合格に向けて分かりやすく丁寧にサポートしてくれます。

圧倒的な合格実績で安心

アビタスの強みは、何と言っても合格実績の高さです。

これまで6,500名以上の合格者を輩出しており、日本では4つの予備校がUSCPAの講座を開講していますが、大々的に合格者数を謳っているのはアビタスのみとなっています。

USCPAは4科目の試験に合格することで取得できますが、合格率は50%前後と比較的高めです。

以下は2023年の4科目における年間の平均合格率です。

各科目合格率
AUD46.92%
BEC56.52%
FAR42.94%
REG59.19%
4科目平均51.39%
参照:Learn more about CPA Exam scoring and pass rates | Resources | AICPA & CIMA

日本の公認会計士だと10%ほどの合格率なので、USCPAは一見簡単な試験に見えてしまいます。

しかしUSCPAは、英語で出題されたり学歴審査があったりなど、受験までのハードルが高く、ある程度合格を見込める方が受験している傾向です。

加えて、USCPAの合格率は英語がネイティブである全受験者の数値なので、日本人にとっては実際の難易度は高いと思っておいた方が良いでしょう。

アビタスはそんなUSCPAの試験において、多数の合格者を輩出しているのが強みです。

英語についても分かりやすく日本語で解説されているので、普段馴染みが無い方でも学習を進めるうちに理解できるようになります。

サポート期間が長くて安心

アビタスは入会してから5年間サポートしてくれるので、長期間にわたって安心して勉強を続けやすい環境が用意されています。

質問や学習内容の相談はもちろんのこと、自習室は入会から5年間何度でも利用できます。

通学して講義を受けることも、eラーニングで受講することもどちらでもOKです。

アビタスは現在新宿と大阪の2校あるので、近くに住んでいる方は各校の自習室も活用すると良いでしょう。

さらに、サポート期間の延長も追加料金を支払うことで1年間または2年間の期間延長が可能です。

また、アビタスではUSCPAの資格取得後に転職サポートも行ってくれます。

せっかく取得した資格を転職活動にも活かしたい方は、ぜひこうしたサポートも利用してみてください。

質の高い講義と初学者向けオリジナルテキスト

アビタスの講師は、USCPAの資格所持者であることはもちろん、実際に資格を使って業務に携わった経験もある方ばかりです。

そのため、実務に沿った分かりやすい講義内容も強みとなっています。

また、アビタスは普段英語に触れない日本のビジネスパーソンでも、短期で合格を目指せるオリジナル教材を使用します。

会計知識がない方向けの図解や解説を充実させつつ、英語の専門用語を日本語で説明して日本語の専門用語も併記しているのが特徴です。

初学者でも分かりやすく理解できるよう工夫されているので、安心して学習に取り組めます

「英語が分からないから」とUSCPAの取得を諦めている方も、アビタスの教材なら学習を進めるうちに英語の用語が理解できるようになるはずです。

単位取得制度も万全

アビタスでは、USCPAの取得に必要な単位取得制度も整っています。

前提として、USCPAの資格取得のためには、試験合格以外に以下の2つの要件が必要です。

  • 学位要件:4年制大学の学位など
  • 単位要件:「会計単位」を24単位・「ビジネス単位」を24単位など

単位の数は州によって異なりますが、会計単位とビジネス単位はいずれにしても必要です。

単位は会計学や監査論といった会計単位と、経済学などのビジネス単位に分かれ、大学などでこうした単位を取得していれば受験要件を満たします。

一般的には単位が足りない場合も多いため、アビタスは学習をカリキュラムの中で単位取得が可能です。

単位取得試験を受けることで単位取得ができますが、問題集の内容がそのまま出題されるなど比較的簡単に取得できます。

「単位要件をどうしよう」と悩んでいる方は、アビタスはおすすめです。

最短9ヶ月のスピード合格も可能なカリキュラム

アビタスのカリキュラムは、忙しいビジネスパーソンでも合格が目指せるよう時短で学習できる内容になっています。

例えば、eラーニングでは「スモールユニット方式」とよばれる、学習内容をトピックごとにまとめた形式になっています。

1トピックあたりが短く約20分程度で終了するため、空き時間を活用しやすいのがメリットです。

スマホやタブレットなどからも講義動画を視聴できるので、移動中や休憩中などのちょっとしたスキマ時間に学習を進めていきましょう。

重要なポイントのみに学習要点を絞り、重要論点を中心に問題集やテキストが展開していくので、無駄なく効率的に知識が得られるのも利点となっています。

「普段忙しくてなかなか学習時間が確保できない」という方でも、最短9ヶ月で合格を目指せるアビタスのカリキュラムはおすすめです。

USCPA予備校のアビタスの料金や費用

USCPA予備校のアビタスの料金や費用

USCPA予備校の、アビタスの料金や費用について解説します。

  • アビタスのスタンダードパックの料金や費用
  • アビタスのフルパックの料金や費用

アビタスは充実したカリキュラムにサポート体制など利点も多いですが、料金はそれなりにかかります。

2つの料金プランから選択できるので、自身に合った方を選択しましょう。

各料金プランの内容や特徴を詳しく解説していきます。

アビタスのスタンダードパックの料金や費用

アビタスのスタンダードパックの料金や費用は以下の通りです。

コース名スタンダードパック
入学金11,000円(税込)
料金616,300円(税込)
内容・通学受講+eラーニング
※任意で選択可能・単位取得費用6科目分
※ビジネス・会計で合計15単位分
・紙教材
・Web教材
・自習室/自習ブース
・学習カウンセリング
・模擬試験
・過去問10年分
・直前対策講座

スタンダードパックは、各種教材・カリキュラムに加えて単位取得費用が6科目分(15単位分)含まれています。

他社だと単位取得がプランに含まれていない場合があります。

アビタスは単位要件の獲得に別途費用がかからないので、単位が足りない方はこちらの利用を検討しましょう。

また、単位が足りない場合は1科目あたり24,200円(税込)で追加購入も可能です。

ただし、16科目以上必要な方は次項の「フルパック」を利用するのがおすすめです。

アビタスのフルパックの料金や費用

アビタスのスタンダードパックの料金や費用は以下の通りです。

コース名フルパック
入学金11,000円(税込)
料金815,800円(税込)
内容・通学受講+eラーニング
※任意で選択可能
・単位取得費用16科目分
※会計29単位
・ビジネス24単位
 ・紙教材
・Web教材
・自習室/自習ブース
・学習カウンセリング
・模擬試験
・過去問10年分
・直前対策講座

フルパックとスタンダードパックの違いは、取得できる単位数です。

スタンダードパックに加えて16科目程度取得が追加で必要な場合は、フルパックを選ぶのが良いでしょう。

また、フルパックとスタンダードパックのいずれを選んでも、USCPAの資格取得までには予備校代以外に以下のような費用が別途必要です。

項目金額
学歴審査200ドル前後
出願料金初回185ドル前後
受験料1科目238.15ドル × 4科目分
国際会場手数料1科目390ドル × 4科目分

資格取得だけでも上記が必要で、USCPAのライセンス発行や維持にも追加でお金がかかります。

予備校代と合わせると100万円以上の費用が必要になる点は覚えておきましょう。

USCPA予備校のアビタスの良い評判

USCPA予備校のアビタスの良い評判

USCPA予備校のアビタスの良い評判を解説します。

やはり多数の合格者を輩出しているだけあり、内容の分かりやすさなどには定評があります。

アビタスの利用を検討している方は、こうした評判も参考にしてみてください。

アビタスには割引制度があるため、高い費用をある程度緩和することが可能です。

アビタスは単位取得もサポートしてくれるのが魅力です。

料金にも含まれているのが嬉しい部分となっています。

アビタスはカリキュラム内に含まれる教材で全て完結します。

別途、問題集の購入などは不要なので、アビタスの教材に絞って学習しましょう。

アビタスでは学割などもあります。

アビタスは問題の分かりやすさも高評価です。

初学者でも安心して学習できるでしょう。

USCPA予備校のアビタスの悪い評判

USCPA予備校のアビタスの悪い評判

USCPA予備校のアビタスの悪い評判について解説します。

どんなサービスにも良い評判があれば悪い評判もあります。

どちらも確認して総合的に判断しましょう。

アビタスの料金は確かに高いのですが、重要なのは値段に見合うかどうかです。

USCPAに強みを持つアビタスなので、セミナーなどで薦められることがあるようです。

基本的には好評の講義ですが、ある程度合う合わないもあるので注意しておくと良いでしょう。

https://twitter.com/Jyougennozero/status/1699009609690955790?ref_src=twsrc%5Etfw

講師との相性があるので、分かりにくいと感じる場合もあるようです。

アビタスの校舎は全国に2ヶ所なので、通学が現実的でないという方もいます。

USCPA予備校のアビタスを利用する際の注意点やデメリット

USCPA予備校のアビタスを利用する際の注意点やデメリット

USCPA予備校のアビタスを利用する際の、注意点やデメリットについて解説します。

  • 他社と比較して費用が安いというわけではない
  • 大手総合予備校と比べて知名度が低い

費用や知名度の面ではデメリットもあります。

一方で、確かな実績もあるのであくまで参考程度に捉えてください。

アビタスを利用するかどうか迷っている方は、こうしたデメリットも必ず押さえておきましょう。

メリットと合わせて総合的に判断することが重要です。

他社と比較して費用が安いというわけではない

アビタスはスタンダードパックでも60万円以上の料金がかかるため、決して安いとはいえません。

他社だとTACは50万円以下、CPA会計学院は30万円で受講ができます。

そんな中で、アビタスはやや料金が高めな点は覚えておきましょう。

ただし、料金が安いからといって良いわけではありません。

例えば、CPA会計学院は確かに安いですが、2023年12月に開講したばかりなのでUSCPAに関しては実績もノウハウもほとんど無いでしょう。

また、TACは単位取得料金が含まれませんが、アビタスは単位取得もカリキュラムに含まれます。

さらに、アビタスはUSCPAの合格実績の多さが強みです。

そのため、確かに料金は高いですが安心して受講しやすいのがメリットとなっています。

アビタスには割引制度や教育訓練給付制度もある

なお、アビタスでは以下のような各種割引が使用できます。

割引割引額(税込)
紹介者割引11,000円
※入学金
新卒一年目・学生割引50,000円
各種資格割引5,000円~50,000円
単位取得者割引50,000円
他校学習経験者割引20%OFF

その他キャンペーンなどでお得に入会できる場合もあります。

アビタスの料金を少しでも抑えたいという方は、こうした割引制度を利用しましょう。

また、アビタスのUSCPAコースは「一般教育訓練給付制度」における 厚生労働大臣指定口座です。

そのため、雇用保険の一般被保険者であった期間が1年以上(2回目以降の利用は3年以上)の方は、受講料の20%(上限10万円)が給付されます。

アビタスのUSCPA講座名なら上限の10万円が割引されるので、利用条件に該当する方は活用しましょう。

大手総合予備校と比べて知名度が低い

アビタスはUSCPAの資格予備校としては有名ですが、TACなど他の大手資格予備校と比べると知名度は低めです。

日本ではUSCPAなどの国際資格はまだまだ認知度が低いことや、会計関連の資格なら公認会計士などの人気が高いことが原因として考えられます。

ただし、USCPAは取得すれば米国で会計士として活躍できるだけでなく、国内での転職などの際にも有利に働く要素です。

国際基準の資格なので、海外でのキャリアアップを目指す方はぜひ取得を検討しましょう。

アビタスはそんなUSCPAの資格取得に高い実績を持つ予備校なので、知名度が他社より低めとはいえ安心して受講できます。

アビタスはUSCPAの合格実績も豊富な予備校

アビタスはUSCPAの合格実績も豊富な予備校

本記事では、USCPAの資格予備校「アビタス」について解説しました。

アビタスはUSCPAの資格取得における、高い合格実績を強みとしている予備校です。

USCPA自体が国内での知名度がそこまで高くないものの、USCPAの取得を目指すなら、アビタスは最初に検討してみてください。

短期間に合格を目指せる、要点を絞った効率的な学習カリキュラムに、スキマ時間を活用できるeラーニングが充実しています。

全国2ヶ所の教室通学とWeb受講のどちらも利用できるので、自身に合った学習方法を進めていきましょう。

アビタスの入会を迷っている方は、まずは公式ホームページから無料の資料請求を行ってみてはいかがでしょうか。

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USCPA予備校の比較表

アビタスTAC
合格実績・日本人合格者の3分の2を輩出
合格者累計6,500人
記載なし
単位取得コースに含まれる別途購入
合格期間最短9ヶ月1〜2年
サポート期間5年間記載なし
スタイルオンライン + 東京/大阪に教室/自習室ありオンライン講座と教室講座があり
教材オリジナル海外予備校Beckerの教材
公式無料で資料請求無料で資料請求
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