経理はどのようなイメージ?女性・男性別に実際の仕事とのギャップを紹介

経理の仕事に興味を持っているけど、世間一般ではどのようなイメージなんだろう?

未経験から経理の仕事をしてみたいけど、実際の仕事内容ってイメージ通りなのかな。

どのような人が経理に向いてるんだろう。自分の場合はどうかな?

こういった疑問にこたえます。

経理の仕事に興味があるけど、全くの未経験という人にとっては、経理の仕事はイメージしづらいかもしれません。

この記事を読むことで、経理の仕事への一般的なイメージと、実際の仕事とのギャップ、また未経験から経理の仕事をするための方法がわかります。

なお、経理へ転職をするなら、簿記の資格勉強をする前に、経理などの管理部門に特化した転職サイトや転職エージェントに登録をして、どんな求人があるのかをまず調べてみるべきです。

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経理部で仕事をしている人の一般的なイメージ

経理の仕事をしている人の一般的なイメージ

まず、経理の仕事をしている人への一般的なイメージを整理してみましょう。

具体的には下記の6つのイメージを持つ人が多いようです。

  • 細かいところに目がいく几帳面な人
  • 落ち着いていて、どちらかといえば陰キャな人
  • 繁忙期を除くと定時帰宅ができる人
  • 個人作業がメインで黙々と作業できる人
  • 融通が効かない真面目な人
  • どこの会社でも通用するので転職しやすい人

順にみていきましょう。

細かいところに目がいく几帳面な人

まず、経理の仕事へのイメージとして、細かいところまで目を向けられる几帳面な人というものがあります。

実際、経理の仕事では、ミスが許されない面があり、細かい部分まで注意を向ける必要があります。

たとえば、会計ソフトに使途不明金が生じたり、使用目的のわからない白紙の領収書が提出されたりした際には、過去に遡ってその原因を突き止める必要があります。

それをスルーしてしまったら、月次や四半期の決算作業に影響が出る可能性もあるからです。

そういった仕事内容から、几帳面な人が残り、そういった印象を持たれるのです。

落ち着いていて、どちらかといえば陰キャ寄りな人

落ち着いていて、言葉を選ばずにいえば陰キャ寄りの人が多いと思われがちです。

営業などの顧客やクライアントと直接接点を持たない、内勤の間接部門であるため、暗い人が多いという印象を持たれるよう。

ただ実際には、経理部でも社内外問わず、他者と関わる機会は多くあり、コミュニケーションに難がある人は少ない印象です。

たとえば、決算の際には社外の会計士との連携が必須ですし、財務寄りのことを担当するのであれば、銀行や証券会社など金融機関の担当者とも頻繁に会う必要があります。

繁忙期を除くと定時帰宅ができる人

経理のお仕事は、忙しい時期と暇な時期がハッキリと分かれます。

四半期の決算の締め作業がある時期や月末は、業務がどうしても集中するため、忙しくなります。

しかし、それ以外の時期については、突発的な業務が生まれにくいこともあり、割と定時退社できる人が多いです。

そのため、他部署の人から見ると、経理担当者は定時退社をしていて業務に余裕があるイメージになりやすいようです。

個人作業がメインで黙々と作業できる人

経理の業務は、領収書や請求書の整理や、取引先への振り込みがメインで、個人で黙々と作業できる仕事というイメージを持たれやすいです。

ただ、実際にはそのイメージとは違うことが多いです。

ある程度の規模の会社であれば、経理作業はクラウド会計ソフトと、クレジットカードや銀行口座などを連携させて、自動化しています。

また、派遣社員さんやアルバイトの方を入れて、書類の整理などの定型業務をお願いしていることも。

そのため、正社員の経理担当者の場合は、自動化や定型化ができない業務が多く、意外と黙々と作業をするという場面は少ないです。

融通が効かない真面目な人

経理担当者は他部署から「融通が効かない真面目な人」と思われることが多いです。

実際、領収書の期限内提出や経費精算の入力内容など、細かいことをお願いされて嫌気がさしている人も一般社員も多いと思います。

ただ、これは経理という業務上、致し方ない部分です。

経理担当者の性格というよりも、期限内に正確な決算を出すという業務の特性上の話が大きいです。

過ぎた経費精算は決算にも影響を与えますし、神経質になって当然ですし、神経質にならないとその会社の経理部は職務を果たしていないともいえます。

どこの会社でも通用するので転職しやすい人

経理は、どのような会社でも必ず必要な業務であるうえに、会社が違っても根本的な業務に変わりはありません。

そのため、商材やビジネスモデル、業界によって大きく業務が異なってしまう、一般的な部署よりも転職がしやすいというイメージがあります。

実際、簿記資格などでスキルの見える化もしやすいこともあり、経理担当者の転職は活発です。

ずっと今の会社で働き続ける気がない人にとっては、転職市場での価値が見えやすく、魅力的な仕事と言えます。

男女での経理の仕事をしているイメージの違い

男女での経理の仕事をしているイメージの違い

ここまで経理への一般的なイメージを紹介してきましたが、経理担当者の性別によって、抱かれるイメージがかなり異なります。

それぞれ見てきましょう。

女性の経理担当者のイメージ

女性の経理担当者には、下記のようなイメージを持たれやすいです。

  • しっかりしている自立した女性
  • 他人に対しても主張できる女性
  • 内勤でガツガツは働きたくない女性
  • 時短勤務をしている主婦の女性
  • 几帳面で真面目な女性
  • 数字に抵抗がない女性

もちろん、一般論なので人によって抱くイメージは変わります。

営業ほどではないにしろ、総務や事務などで内勤をしている女性よりも、しっかりしているという印象を持たれるようです。

男性の経理担当者のイメージ

男性の経理担当者へのイメージとしては、下記が多いです。

  • そもそも珍しく、ちょっと変わった男性
  • あまりガツガツしていない男性
  • 将来のCFOなど、幹部候補の男性

一般的に経理部には女性が多いイメージがあり、男性で経理部で働いていると珍しいと思われます。

ただ、実際には経理部には男性もいますし、経理部長などは男性であることがまだまだ多いです。

どちらかというと、経費精算などの定型業務は派遣社員さんにお願いしている会社が多く、女性が多いことも理由のひとつでしょう。

実際の仕事内容とイメージのギャップ

経理の仕事へのイメージと実際の仕事内容には、ギャップがあるのでしょうか。

よくあるギャップは下記のとおりです。

  • 定時退社の暇な仕事かと思っていたら、繁忙期を考えると残業が多かった
  • 女性の職場かと思っていたら、男性も全然いた
  • ひとりでやる単純作業かと思っていたら、社内外との関わりや複雑な業務も多かった

経理への転職や社内異動を考えている人は、経理業務の経験者や会計職に詳しい人に話を聞いてみることをおすすめします。

参考:経理の仕事内容をわかりやすく解説します。【公認会計士監修】| 経理マンの転職日誌

経理の仕事に向いているのはどのような人?

経理の仕事に向いているのはどのような人?

経理の仕事に向いている人は、以下のような人です。

  • 数字やデータに強い
  • 細かい作業が得意
  • 論理的思考ができる
  • コミュニケーション能力がある
  • 時間管理が得意
  • 法律や会計に関心がある

順に見て行きましょう。

経理の仕事は頭がおかしくなる!?もうダメだ…と思った時の対処法も解説!

数字やデータに強い

経理の仕事では、数字やデータを扱うことが多いため、数字に強く、正確なデータ入力ができる人が向いています。

細かい作業が得意

経理の仕事では、小さなミスが大きな影響を与えることがあるため、細かい作業が得意な人が向いています。

論理的思考ができる

経理の仕事では、複雑な計算や分析をすることがあるため、論理的思考ができる人が向いています。

コミュニケーション能力がある

経理の仕事では、他の部署やパートナー企業とのコミュニケーションが必要な場合があるため、コミュニケーション能力がある人が向いています。

時間管理が得意

経理の仕事では、締め切りが厳しい場合が多いため、時間管理が得意な人が向いています。

法律や会計に関心がある

経理の仕事では、法律や会計に関する知識が必要な場合があるため、その分野に関心がある人が向いています。

未経験から経理の仕事に就ける?

未経験から経理の仕事に就ける?

未経験から経理の仕事に就くことは可能です。

多くの企業は、異業種からの転職者を採用する際に、経理の知識やスキルがなくても、研修やOJTを提供して、仕事を覚えられる環境を整えています。

そのため、未経験者でも以下のようなアプローチで経理の仕事に就けます。

  1. 経理の資格取得を目指し、勉強をする
  2. 未経験OKの経理職の求人情報をチェックする
  3. 転職活動をする
  4. 経理の研修やOJTを受ける

経理の業務に必要な資格を取得することで、転職に有利になります。

特に実務経験がない場合は、最低限簿記3級くらいは取っておいて意欲を見せることが大事。

まずは、経理の基本的な知識を学ぶため、通信講座や予備校、市販テキストなどを活用し、自己学習を進めましょう。

資格習得後は、未経験者でも応募可能な求人情報を探し、異業種からの転職者を採用する可能性が高いと思われる求人に応募します。

転職活動を経て入社後、研修やOJTを受けて、実務経験を積みます。

研修期間中は、ミスを防ぐために細心の注意を払い、質問や疑問点があれば、積極的に先輩社員や上司に相談することが大切です。

未経験から経理の仕事に就くためには、自己学習や努力が必要ですが、企業側も未経験者を採用する意欲があるため、チャレンジしてみる価値があるでしょう。

まとめ:経理に興味があるなら、まずは簿記の資格習得から

今回は、経理の仕事へ抱かれているイメージを紹介してきました。

実際の仕事内容とのギャップがあることも多く、経理の仕事に就きたい人はイメージに惑わされずにしっかりと情報収集すること大事です。

どちらにせよ、未経験から経理に就くためには簿記3級の資格は必須。

簿記をすれば、自分の性格に業務内容が合うかどうかもわかるでしょう。

また、忙しい社会人にとっては、ペースが保てる通信講座での勉強がおすすめ。

下記で通信講座を比較しているので、確認してみてくださいね。

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