お花が好きな方であれば、お花の資格に興味を持ったことがあるのではないでしょうか?
同時に、以下のような疑問を持っている方も多いはずです。
趣味の延長で資格に興味があるだけなんだけど・・
実は、お花の資格にはプロ向けの資格はもちろん、趣味の範囲内で挑戦できる資格まで、多くの種類があるんです。
そこで、今回はお花の資格の一覧を、種類や目的ごとに解説していきます。
お花の資格に興味がある方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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目次
お花の主要資格3選の比較表
本題に入る前に、お花の主要な資格3つの違いをご紹介します。
フラワーアレンジメントデザイナー資格 | NFD資格 | フラワー装飾技能士 | |
---|---|---|---|
区分 | 民間資格 | 民間資格 | 国家資格 |
タイプ | 筆記試験型 | 技能試験型 | 技能試験型 |
対象 | 初心者 | 上級者 | お花のお仕事をされている方 |
取得費用 | 8万円以下 | 20〜25万円 | 10〜15万円 |
お花の資格の種類は?
お花の資格には、実は幅広い種類があります。
また、資格の種類によって受験資格や難易度、資格取得後の目的が異なるものです。
ここで、お花の資格の特徴を以下の項目に分けて解説していきます。
- 国家資格か、民間資格か
- 生花か、造花か
- 趣味向けか、仕事向けか
- 独学できるか、認定校への通学が必須か
独学で取得可能な場合もあれば、認定スクールや教室に通わなくてはならない場合もあります。
まずは、自分がどのような資格に興味があるのかチェックしてみて下さいね。
1つずつ解説していきます。
国家資格か、民間資格か
お花の資格には、国家資格と民間資格があります。
お花の国家資格と民間資格の特徴を、それぞれ簡単に解説していきます。
国家資格
国家資格は、国の法律に基づき知識や能力が評価され認定される資格です。
お花の資格に限らず、国家資格は社会からの信頼性が高いのが魅力ですよね。
2023年現在、フラワー装飾技能士という資格だけが、お花の資格の中で国家資格として認定されています。
1級から3級まであり、1級と2級は受験資格に実務経験が必要などプロ向けの資格です。
お花屋さんやブライダル業界など、お花に関わる仕事をしている方がスキルアップのために取得する場合が多いです。
民間資格
フラワー装飾技能士以外のお花の資格はすべて民間資格で、それぞれ異なる民間の団体や協会が認定しています。
国家資格ではないからと言って、信頼度が落ちることはありません。
以下の資格も民間資格ですが、取得すればお花の仕事に生かすことが可能です。
- フラワーアレンジメントデザイナー資格
- フラワーデザイナー資格(NFD)
- 華道アドバイザー資格
生花か、造花か
お花の資格と言うと、生花を使うイメージが強いかもしれません。
実は、以下のように生花、造花それぞれをメインに使う方法があります。
- 生花をメインに使う
- 造花をメインに使う
ここで、生花と造花それぞれの特徴や使い方、おもな資格を解説していきます。
生花をメインに使う
生花の最大の魅力は、なんと言っても本物の花の色や香りを楽しめることです。
生花を使った生け花(華道)やフラワーアレンジメントは、特別感や贅沢感を味わえますよね。
一方で、生花は扱い方や保管方法など専門知識の勉強も必要です。
お花屋さんやブライダル業界など、生花を扱うスキルを身に付けたい場合にオススメ。
また、生花を扱う生け花(華道)の資格を取得すれば、自宅やカルチャースクールで華道の講師として活動することも可能になります。
生花をメインに使う資格は、おもに以下の通りです。
造花をメインに使う
お花が好きなのにアレルギーで楽しめない
動物を飼っているから生花は飾れない
生花を扱うのは自信がない
上記のようなお悩みをお持ちの方は、造花を使ったフラワーアレンジメントを楽しむのがオススメです。
造花に対して悪いイメージを持つ方も多いかもしれませんが、以下のようなメリットがあります。
- 給水が不要
- 季節を問わず1年中好きな花が手に入る
- 自由にデザインできる
- 花粉やアレルギーを気にしなくていい
造花は香りが無いという欠点がありますが、最近では造花に好きな香りを付けて楽しむ知識や技術も注目されています。
造花をメインに使うお花の資格は、以下の通りです。
- プリザーブドフラワー資格
- アーティフィシャルフローリスト
お花の資格を取得したいのに、様々な理由で生花を扱うのが難しい方は、造花をメインに使う資格についても注目してみてはいかがでしょうか。
趣味向けか、仕事向けか
将来は自宅やカルチャースクールで、お花の講師として働きたい
お花屋さんやブライダル業界で働いているから、仕事のために資格取得したい
上記のように、仕事でのキャリアアップや将来の夢のために資格取得を目指す場合も多いでしょう。
では、お花に関わる仕事をしていなければ資格を取得しても意味がないかと言うと、そんなことはありません。
お花が好きだから、自宅の庭やベランダで園芸を楽しみたい
自分や家族、友人の結婚式のブーケを手作りしてみたい
自分でフラワーアレンジメントした作品を家族や友人に贈りたい
上記のように、趣味の範囲内の目的でも資格に挑戦することは可能です。
お花の資格は、初心者向けからプロ向けまで種類が幅広いのが特徴的です。
自分の目的に合わせた資格取得の方法を、考えてみて下さいね!
趣味に活かせるお花の資格はどれ?おすすめ資格や取得するための方法
独学できるか、認定校への通学が必須か
お花の資格には初心者向けからプロ向けまで、幅広い種類があります。
お花に関わる仕事をしていたり、ある程度お花の知識がある方なら、資格によっては独学でも可能な場合もあるでしょう。
一方で、認定スクールに通い、指定のカリキュラムを受講したり単位を取得しなければ受験できない資格もあります。
その場合、認定校への通学が必要になる場合もあります。
受験資格として認定校でのカリキュラム受講が必須の資格は、以下の通りです。
- フラワーデザイナー資格(NFD)
- FLOWERアート&デザイン協会(FADA)認定資格
認定校では認定講師から直接学べるのが魅力のひとつ。
一方で、認定校への通学や、講座を受ける時間や費用が発生するのがデメリットです。
自分が取得したい資格の受験資格などを、事前に確認して勉強方法を考えることが大切ですよ。
フラワーアレンジメントの資格一覧
お花の資格の中でも、フラワーアレンジメントの資格は特に人気が高いですよね。
フラワーアレンジメントの資格には、おもに以下の7つがあります。
- フラワーアレンジメントデザイナー資格
- フラワー装飾技能士
- フラワーデザイナー資格(NFD)
- FDAフラワーデコレーターライセンス
- フローリスト検定
- EFDインストラクター認定資格
- FLOWERアート&デザイン協会(FADA)認定資格
資格の特徴を1つずつ解説していきます。
フラワーアレンジメントデザイナー資格
フラワーアレンジメントデザイナー資格は、日本デザインプランナー協会(JDP)が認定する資格です。
日常のインテリアや服飾、パーティーやイベントでのアレンジの応用を習得していることを証明できます。
独学でも勉強は可能ですが、通信講座を利用すると短期間でスムーズに取得可能です。
特に、SARAスクールの通信講座で取得するのがオススメ。
受験資格は特になく初心者でも取得しやすい資格なので、ぜひチェックしてみて下さいね!
フラワー装飾技能士
フラワー装飾技能士は、お花の資格の中で唯一の国家資格で信頼の高さが魅力です。
下記のようなお花の装飾技術や専門的な知識が認められます。
- ブライダルブーケなどの花束
- 宴会場、パーティー会場の装飾花
- 葬斎場の祭壇の装飾
1級から3級まであり、受験資格や難易度も異なります。
2級と3級に合格すると都道府県知事から認定され、1級に合格すると厚生労働大臣から認定されるのが特徴です。
お花屋さんやブライダル業界などで働く方がスキルアップするための、プロ向けの資格と言えます。
フラワー装飾技能士はフラワーアレンジメントの国家資格!合格率やメリット
フラワー装飾技能士3級とはどんな資格?合格率は?2級、1級との違い
フラワーデザイナー資格(NFD)
フラワーデザイナー資格(NFD)は、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会が認定する資格です。
1967年に設けられた資格制度で、お花の資格の中でも歴史が深く、信頼度の高さが魅力です。
独学での資格取得は難しく、NFD認定スクールで受験に必要な必修科目を認定してもらい、3級から1級まで段階を踏んで受験することが決められています。
3級に合格するとNFDに入会する資格が与えられ、フラワーデザイナーとして登録されます。
お花に関わる仕事をしている方にとっては、立派な肩書きになるので挑戦してみてはいかがでしょうか。
NFD資格(フラワーデザイナー資格)とは?級ごとの難易度や取得費用など
FDAフラワーデコレーターライセンス
FDAフラワーデコレーターライセンスとは、フラワーデコレーター協会(FDA)が認定しているライセンスのひとつです。
生花を利用したブーケやコサージなど、アレンジメントの制作などの技術が証明されます。
FDAフラワーデコレーターライセンスを取得すると、以下のようなお花の扱い方の実力が証明できます。
- フラワーデコレーションの基本デザイン
- カラーコーディネート
- 花の選び方や扱い方
将来、自分でお花の教室を開きたいと考えている方に特にオススメの資格です。
フラワーデコレーター協会(FDA)は、ライセンスの認定から指導者の育成まで力を入れていて、ラインセンス認定後も力強いサポートがあるのも魅力です。
フローリスト検定
フローリスト検定とは、フラワーデコレーター協会(FDA)が認定する花実務のライセンスです。
生花部門に特化したライセンスのため、生花の専門知識や扱い方の技術の実力を証明できるのが特徴的。
お花屋さんやブライダル業界はもちろん、葬儀専門花店で働く方にも役立つ資格です。
以下のように、フローリスト検定は1級から5級までありますが、受験資格はないので挑戦しやすいのも嬉しいポイントです。
フローリスト検定(FDA)はどんな資格?通信講座で取得できるのか解説
EFDインストラクター認定資格(ヨーロピアンフラワーデザイン連盟)
EFDとは、ヨーロピアンフラワーデザイン連盟の略称です。
EFDインストラクター認定資格は、ヨーロピアンフラワーデザイン連盟によるインストラクター認定資格ということ。
フラワー教室インストラクターとして独立開業を目指したい方に、特にオススメの認定資格です。
全国に約5,200校もの直営教室があるので、自宅の近くに教室があれば通うことも可能ですよ。
自宅から教室まで遠いから通うのは厳しい
忙しくて時間がない
そんな場合は、EFDの花の通信講座を利用するのがオススメです。
一人一人に合わせたスケジュールと、丁寧な添削でサポートしてくれますよ。
お試しで体験レッスンもできるので、気になった方はサイトをチェックしてみて下さいね!
FLOWERアート&デザイン協会(FADA)認定資格
FLOWERアート&デザイン協会(FADA)認定資格は、フラワーアートやデザインのカリキュラムを段階的に学ぶことで資格認定される制度です。
他の資格と違い、試験を受ける必要がありません。
FADA認定校や認定教室で、認定講師から規定の単位を認定され、修了課題をクリアすることで資格認定される仕組みです。
上記のように、初級からプロフェッショナルまで段階を踏みながら学べます。
短期間で知識と技術が身に付くため、初心者でも挑戦しやすい認定資格です。
認定校や認定教室により受講料が異なるため、興味のある方は事前に確認しておくと安心ですよ。
ここまでお花の資格を紹介してきましたが、資格取得といえば定番のユーキャンではお花の通信講座はあるのでしょうか。
結論、ユーキャンにはフラワーアレンジメント講座がありますが、資格取得を目的とした講座ではありません。
詳しくは下記をご確認ください。
ユーキャンのフラワーアレンジメント講座のメリット、デメリット、費用や講座の特徴も
生け花(華道)の資格や免状一覧
お花の資格と言えば、生け花(華道)の資格をイメージする方が多いかもしれません。
生け花(華道)は、古くから伝わる日本の伝統文化です。
お花の知識はもちろん、日本女性らしい美しい所作が身に付くのも魅力です。
生け花(華道)の資格は、大まかに、生け花(華道)各流派の教室で取れる免状と、民間資格とに分けられます。
また、生け花(華道)には以下のように代表的な3つの流派があります。
- 池坊
- 小原流
- 草月流
それぞれの流派の生け花教室に通い弟子入りをすることで、段階ごとに講師から免状がもらえる仕組みです。
ここで、生け花(華道)の流派の特徴を1つずつご紹介していきます。
華道(生け花)の資格/免状の履歴書での書き方や種類【草月流や池坊】
池坊
池坊は、生け花(華道)で最も長い歴史を持つ最大の流派です。
草木の命を作り出す姿の美しさを大切にし、日本古来の和を大切にしています。
池坊の免状には、基礎の入門から最高職位まで18種類もの職位があります。
お稽古を始めてからコツコツと1つずつ段階を踏んで、頑張り具合を講師が判断して免状を与えられる仕組みです。
講師になるためには個人差があるものの、5年から10年もの年月がかかると言われています。
小原流
小原流は、明治時代に西洋の珍しい花を輸入し、池坊から独立した流派です。
- 盛花
- 瓶花
- 花意匠
上記の3つのスタイルで、日本古来の生け花(華道)とは違った現代らしさを取り入れました。
入門から師範科までのカリキュラムを段階的に受けることで、資格を取得することが可能です。
草月流
草月流は、1927年にできた比較的新しい流派です。
草月流は、形式にとらわれない、とにかく自由であることが特徴です。
草月流の資格には、4級修了証から1級師範証理事まで12段階あります。
師範になることで、生け花(華道)の指導者として活躍することが可能になります。
華道アドバイザー資格
ここまで、生け花(華道)の各流派の免状について解説してきましたが、仕事や日常が忙しくて生け花教室に通うことが難しい方も多いはず。
そんな方は、通信講座でも資格取得が可能な華道アドバイザー資格の取得がオススメです。
華道アドバイザーは、日本生活環境支援協会(JLESA)が認定している資格です。
華道に必要な道具の使い方や、お花の生け方などの基礎知識を保持していることを証明できます。
特に、SARAスクールの講座なら、短期間で丁寧なサポートを受けながら資格取得が可能です。
ぜひチェックしてみて下さいね!
SARAスクールの華道(生け花)の通信講座のメリット・デメリットや評判をご紹介
その他のお花関連の資格
ここまで、フラワーアレンジメントの資格を中心に、様々なお花の資格をご紹介してきました。
続いて、さらに視野が広がるお花関連の資格をご紹介します。
ご紹介するのは、以下の2つの資格です。
- ガーデニングアドバイザー資格
- 花セラピスト
1つずつ解説していきます。
ガーデニングアドバイザー資格
ガーデニングアドバイザーは、基本的なガーデンデザインの知識や技術、技能を有していることを認められる資格です。
日本生活環境支援協会(JLESA)が認定している資格です。
園芸に興味があり、自宅の庭やベランダで花や野菜を育てることが好きであればオススメの資格と言えます。
華道アドバイザーと同様に、SARAスクールで取得可能です。
資格取得後は、以下のような働き方ができます。
- 園芸店や生花店で働く
- ホームセンターの園芸コーナーで働く
- 不動産業界やインテリア業界でのアドバイザーをする
- カルチャーセンターや園芸教室で講師をする
花セラピスト
花セラピストとは、花の力で心を癒すことを目的とした新しいセラピーです。
お花の力で生活習慣病をなくし、健康でいられるための学習にも役立てられると注目されています。
お花の癒しの効果で心身のバランスを整え人の心を和ませ疲れを癒します。
以下のような場所で、花セラピーの実力を発揮する効果をもたらすことが可能です。
- 職場の受付や会議室
- 介護施設
- 医療現場
- カウンセリングルーム
福祉や介護に関わる職業や、心理学やセラピーの勉強をしている方、または興味がある方にオススメで、福祉に関わる職業にも役に立てられるでしょう。
花セラピストとは?フラワーセラピー資格の内容や独学方法、活躍できる仕事まで
お花の資格は趣味向けからプロ向けまで種類がたくさんある!
今回は、プロ向けから趣味の延長で挑戦できる資格までご紹介してきました。
メジャーなものから特殊なものまで、想像以上に、多くの種類がありますよね。
仕事にする目的がなくても、趣味の範囲内として資格取得に挑戦してみることもオススメです。
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