
フラワーデコレーターの資格を仕事にどう活かす?
この記事では、フラワーデコレーターの資格についてご紹介します。
また、この資格がどんな仕事に役立つのかについても述べていきます。
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目次
フラワーデコレーター(FDA)の資格とは?

フラワーデコレーター(FDA)資格は、フラワーデコレーター協会(FDA)が主催しています。
その目的について、フラワーデコレーター協会では下記のように記載しています。
フラワーデコレーターライセンスは、フラワーデコレーションの基本デザイン、カラーコーディネート、花の選び方を身に着けると同時に、感性や創造力、表現力を身につける事を目的とし、ライセンス取得者はその実力を証明されます。
フラワーデコレーターライセンス | フラワーデコレーター協会
資格を取得すれば、花のプロフェッショナルとして活躍するために必要な技術を身につけることができるでしょう。
フラワーデコレーター(FDA)の資格が役立つ仕事や業務内容

お誕生日や記念日、ウェディングブーケの提案などフラワーアイテムの製作だけでなく、お花を扱う会場の設営・搬入、お花の仕入れ・メンテナンスなど仕事は多岐にわたります。
ここでは、フラワーデコレーターの資格がどんな仕事に活きるのか、以下の3つの業界に焦点を当てて述べていきます。
- フラワーショップ業界
- インテリア業界
- ブライダル・イベント業界
フラワーショップ業界
フラワーデコレーターになれば、フラワーショップでお客様の注文に沿った花束やアレンジメントの制作を行うことができます。
資格で培った自由な発想力や感性を生かしたいですね。
また、ビジネスにおいてもお花をプロモーションのツールとして活用しています。
新規出店のお祝いの空間づくりとして各企業の理念や価値観を表現したフラワーギフトの製作やビジネスシーンを彩る空間装飾をすることもあります。
個人だけでなく、企業という大きな取引先からの仕事を受けられるのが魅力的です。
インテリア業界
ビジネスや家庭の美しい屋内外空間を作るのにフラワーデコレーターとしての技術を活用することができます。
家具や美術品、調度品に合わせて花材の配置や色使いなどを工夫することで、心地よい空間を提供出来るでしょう。
また、花材の選び方や手入れの仕方などに専門的な知識を持っており、お客様からの相談や質問に答えていくことで、さらなる経験や技術が身につくので取り組みがいがあります。
ブライダル・イベント業界
フラワーデコレーターは、ブライダルや展示会、パーティーなどのイベントで活躍することができます。
イベント会場の装飾において、フラワーアレンジメントは欠かせません。
ハロウィーンやクリスマスなど四季折々のイベントに加え、プロモーション映像の撮影などでは大きな制作物を造ることが出来るため、他の業界では味わえない魅力があります。
また、フラワーアレンジメントの企画・制作はもちろん、ホールやチャペルの花の装飾、管理まで全て行うのでやりがいは抜群です。
フラワーデコレーター(FDA)資格の試験概要

フラワーデコレーターの資格が様々な仕事に活かされることがわかりました。
資格を取りたいと思い始めたあなたに、以下の試験概要についてお伝えします。
- 受験資格
- 各級の試験内容
- 受験の申し込み方法
- 資格の難易度
- 資格を取る方法
受験資格
フラワーデコレーター(FDA)資格は1級・2級・3級があります。
フラワーデコレーター(FDA)3級と2級は、FDAが定める課題講座の履修者であることが条件です。
そして、フラワーデコレーター(FDA)1級では、FDAが定める課題講座の履修者であることに加えてFDA2級会員で在籍1年以上であることが条件です。
各段階で、受験資格を満たしていることを確認してくださいね。
各級の試験内容
まずはフラワーデコレーター(FDA)3級から始めたいところ。
実は、3級には試験がありません。FDAが定めた講座受講後に資格取得の申請を行うだけで取得可能です。
そして、2級・1級では理論・実技試験が行われます。
公式サイトの2023年6月に行われるフラワーデコレーター2級の試験情報によれば、理論試験が30分、実技試験が2時間30分と長時間にわたります。
参考:フラワーデコレーター2級 2023年6月受験 | フラワーデコレーター協会
また、以下の表1は受験資格と各級の試験内容、難易度をまとめたものです。
表1.各級の受験資格と試験内容、難易度
受験資格 | 各級の試験内容 | 難易度 | |
---|---|---|---|
3級 | 下記の課題講座の履修者 ・バスケットアレンジメント ・BOXアレンジメント(ギフトBOXなど) ・プチブーケフラワーフレーム(フォトフレームなど) ・ドレスアップフラワー(ヘアオーナメントなど) | 試験は無い。 FDAが定める課題講座を受講し、資格取得の申請をする | 低 |
2級 | FDAが定める課題講座の履修者 | 理論試験 実技試験(4課題) ・アレンジメント ・ブーケ ・コサージ ・カラーイメージ ・アレンジメント 理論 | 不明 |
1級 | 下記を満たすこと ・FDA2級会員在籍1年以上 ・FDAが定める課題講座の履修者 | 理論試験 実技試験(3課題) (詳細は公式サイトに試験時期が近くなれば掲載) | 不明 |
しっかり試験の情報を公式サイトで収集・確認して備えましょう。
受験の申し込み方法
受験願書の配布期間が決まっています。
受験願書の提出期限までに公式サイトから受験料振込を済ませて、願書を郵送しましょう。
また、受験料の他、認定登録料金、年会費を払う必要があります。
詳しくは、以下の公式サイトでフラワーデコレーターの各級の最新の試験情報を調べてみてください。
資格の難易度
前述のとおり3級は試験がないため、しっかり必須の講座を受けて資格取得の申請を忘れなければ誰でも資格を取ることができます。
2級・1級では試験がありますが、合格率の情報がないため不明です。
ただ、実技・理論の2種類の試験があるため、難易度は高いと思われます。
まずは3級の資格を取ることを目指してみましょう。
資格を取る方法
資格の情報が揃ってきたところで、早速資格を学び始めたいですよね。
1~3級の全てにおいて、フラワーデコレーター協会が定める講座の受講が必要になります。
それらの講座はフラワーデコレーター協会の認定校で受けられます。
全国の認定校から、お近くの教室を探して問い合わせてみてください。
取得できる資格の講座も公式サイトで要確認です。
それぞれの講座は各級の試験対策としてしっかり受講し、知識や技術を身に付けましょう。
ちなみに、FDA2級についてはオンラインレッスンが開設されています。(2023年3月現在)
参考:フラワーデコレーターライセンス | フラワーデコレーター協会
教室に行く手間が省けて、取り組みやすいですね。
オンラインレッスンの使用ツールとして、Zoom・Facetime・Skypeなどが選べるので誰にでも開かれたレッスンです。
まとめ
フラワーデコレーターの資格の詳細と活かせる仕事について述べました。
資格を活かして働くことができる業界については以下の3つをご紹介しました。
- フラワーショップ業界
- インテリア業界
- ブライダル・イベント業界
また、フラワーデコレーター資格の試験情報として以下の項目をお伝えしました。
- 受験資格
- 各級の試験内容
- 受験の申し込み方法
- 資格の難易度
- 資格を取る方法
フラワーデコレーター資格を持つことでキャリアパスが広がります。
スキルをさらに磨き、創造力と専門知識を活かして働きたいと思ったなら、取得を検討してみてください。

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フラワーデコレーターの資格とは?