公認会計士の通信講座おすすめランキング【2024】7選を比較

公認会計士の予備校はたくさんあって、どう比較したらいいのか分からない

学生だから費用は抑えたいけど、信頼できる予備校できちんと学びたい

公認会計士になるためには予備校で学ぶ必要があります。

でも、予備校がたくさんありすぎて選び方に悩んでしまうのではないでしょうか。

せっかく受講料を払って学ぶのですから、事前に情報を入れて失敗を防ぎたいもの。

そこで、今回は公認会計士のオススメの予備校を下記の7つに絞り、特徴を詳しく解説します。

料金から授業形態、サポート体制まで詳しく解説していきますので、公認会計士予備校を比較する際の参考にしてみて下さいね!

なお、先に結論をお伝えすると、公認会計士の予備校は大きく7つありますが、そのなかでも大手予備校と呼ばれるのは、「CPA」「TAC」「大原」の3つです。

全国の合格者の大半が、この3大予備校で学んでいるので、迷ったらこの3つから選ぶことをおすすめします。

なお、試験日までの残り日数を下記ツールで算出できるので、試験日までの日数をまずは把握してみてくださいね。

目次

公認会計士予備校・通信講座7校の費用や合格率を比較

まずは、今回ご紹介する7つの予備校の特徴を簡単に表にまとめてみました。

  • CPA会計学院
  • 資格の学校TAC
  • 資格の大原

上記の大手予備校3校は、コースのラインナップがかなり充実しています。

そのため、コースと受講料に関しては比較しやすいように2年初学者コースで比較しました。

このように予備校別に比較すると、受講形態やサポート体制の特徴が一目瞭然です。

会計士通信講座コース/受講料授業形態合格実績サポート体制講師
CPA2年初学者コース/770,000円〜・通学講座
・通信講座
・通学通信併用講座
786名(2023年合格者数)・チューター
・就活サポート
公認会計士試験合格者の厳選された講師陣
クレアール2.5年セーフティコース初学者対象/474,500円〜Web通信・質問(電話、メール、スカイプ)実務家や教授
TAC2年L本科生コース/745,000円〜・通学講座
・通信講座
345名(2023年)・チューター
・質問(メール、LINE等)
公認会計士試験合格者の厳選された講師陣
大原2年初学者コース/780,000円〜・教室通学
・映像通学
・Web通信
・DVD通信
183名(2022年)・メールで相談
・就職サポート
・担当講師と個別面談
常勤講師がいる
LEC短答合格コース/278,000円〜・通信
・通学
・提携校通学
非公表・チューター
・質問(対面、電話、メール、LINE)
科目別に専門講師が一貫している
FIN短答入門コース/172,000円〜Web通信のみ非公表メールで質問(20回以上は有料)専門学校での経験豊富な講師陣
ICO個別のカリキュラム/年額528,000円〜自宅でDVDまたは音声ダウンロード講義非公表Zoomで質問(15分以上は有料)井ノ川博行氏の個別指導
税込

公認会計士予備校・通信講座7校を費用や合格率でランキング化

ここで、今回ご紹介する公認会計士の予備校7校をランキング形式に評価してみました。

結論から言ってしまうと、総合的に1番のオススメはCPA会計学院です。

とはいえ、料金面やサポート体制など、それぞれに特徴があります。

7校の予備校それぞれのメリット・デメリットを比較してみて下さいね。

#会計士予備校総合点特徴
1CPA★★★★★5・大手で合格実績が高い信頼感
・講師が超一流
・就職のサポートも手厚い
2クレアール★★★★★5・非常識合格法という独自の学習方法
・完全通信制のため料金が安い
2TAC★★★★★5・大手で合格実績が高い信頼感
・講師が全員公認会計士試験合格者
・社会人や学生向けコースも豊富
3大原★★★★★5・全国規模の大手なので安心感がある
・常任講師がいて質問しやすい
・学習設備が充実
5LEC★★★★☆4・短答式1年合格のコースが安い
・欠席Webフォローや質問方法など学習フォローが充実
・答練や模試の的中率が高い
6FIN★★★☆☆3・フルカラーのテキストが使いやすい
・料金が安いうえに分割購入制度もあり低予算でも安心
7ICO★★★☆☆3・公認会計士として有名な井ノ川博行氏の個別指導が受けられる
・完全な個別指導のため、自分だけのオリジナルカリキュラムを提案してもらえる

上記のランキングの順番で、さらに詳しく解説していきます。

おもに以下の項目に着目し、それぞれ比較してみましょう。

  • コース
  • 料金
  • 授業形態
  • カリキュラム
  • 講師
  • サポート体制
  • 合格実績

CPA会計学院は合格者占有率50.9%!

出典:CPA
項目内容評価
コース/通信講座料金(税込)◯専念型
・2年速習コース/770,000円
・2年超速習コース/790,000円

◯両立型
・2年スタンダードコース/750,000円

◯短期型
・1年スタンダードコース/660,000円
・1年速習コース/680,000円

◯司法試験合格者専用1年コース/420,000円

◯高校生/650,000円
★★★★★5
受講形態・通学講座
・通信講座
・通学通信併用講座
★★★★★5
校舎・学習室・自習室◯校舎
新宿校・早稲田校・水道橋校・日吉校・大阪梅田校(全校舎に自習室完備)

◯学習室
大宮・津田沼・渋谷・国立・横浜・名古屋・京都・神戸・難波・博多

◯有料自習室
47都道府県の各企業と提携
★★★★★5
カリキュラム・本試験の出題傾向を徹底的に分析し、一発合格に向けた独自のカリキュラム
・論点ごとに重要性が記載されているテキスト
・優先順位をつけて「理解」を重視する学習方法
★★★★★5
講師・公認会計士合格者で一流の講師陣
・各教科に複数の講師がおり、自分に合った講師を自由に選べる
★★★★★5
サポート体制・講師による学習カウンセリング
・質問(来校、メール、電話、Zoom)
・就職サポートが手厚い
★★★★★5
合格実績(※)・2023年合格者占有率50.9%
・2023年合格者数786名
★★★★★5
                        総合評価 ★★★★★5
※CPA会計学院公認会計士試験合格者数786名は、2023年合格目標の初学者または再受験者対象のCPA本科コースを受講した方のうち、論文式試験に合格された方を対象としております。
※ 全体合格者数は、公認会計士・監査審査会「令和5年公認会計士試験の合格発表の概要について」に記載の論文式試験合格者数をもとに記載しています。
※ CPA会計学院合格者占有率は、令和5年公認会計士試験合格者数に占めるCPA会計学院公認会計士講座本科生論文式試験合格者の割合で算出しています。

CPA会計学院は、大手予備校として知名度が高く合格者が圧倒的に多いのが魅力です。

幅広いコースがあるため、働きながら学習したい社会人の方や、在学中に合格したい大学生の方にもオススメ。

さらに、授業形態は以下の3種類あります。

  • 通学講座
  • 通信講座
  • 通学・通信併用講座

校舎が少ないため、通学講座を希望している場合は気になるポイントかもしれません。

ただ、CPA会計学院は通信講座がかなり充実しているため、そこまでデメリットではないでしょう。

通学・通信ともに同じカリキュラムなので安心して利用できますよ。

上記の表では最安値の通信講座のコースの料金をご紹介していますが、通学講座と通学・通信併用講座は料金が上がるので注意が必要です。

公認会計士合格者の講師陣も一流なうえ、各科目に複数の講師がいます。

そのため、自分に合った講師を自由に選べるオーダーメイド制の学習方法が特徴的です。

チューター制度や合格後の就職サポートの充実など、万全なサポート体制も魅力的。

料金やカリキュラム、サポート体制、合格実績など総合的に見てもオススメできる予備校です。

\ 完全無料 /

また、CPA会計学院の講座内容については下記記事でも詳しく解説しています。

>>CPA会計学院の評判を知りたい!公認会計士講座の受講生の口コミもご紹介します

クレアールはコスパのよい通信制講座!

出典:クレアール
項目内容評価
コース/料金
※割引価格
・2.5年初学者対象/650,000円→474,500
・2.5年簿記3級修了者対象/645,000円→470,850
・2.5年簿記2級修了者対象/620,000円→452,600
・1.5年初学者対象/520,000円→379,600
・1.5年簿記3級修了者対象/515,000円→375,600
★★★★★5
受講形態・Web通信のみ★★★★☆4
カリキュラム・非常識合格法という独自の学習方法★★★★★5
講師・公認会計士や大学教授、受験指導のスペシャリストの講師陣
・一人一人に担任が付き、個別に親身なアドバイスがある
★★★★★5
サポート体制・質問(メール・FAX・郵送・電話・スカイプ)
・毎月1回学習ガイダンス動画を配信
★★★★★5
合格実績非公表★★★★☆4
                        総合評価 ★★★★★5

クレアールは、Web通信のみの通信講座専門の予備校です。

完全通信制に特化しているため、教室運営に必要とされる設備費や人件費が不要で、大手予備校に比べ安い料金が実現しています。

参考までに、上記には2024年2月時点での割引価格も掲載しました。

最大の特徴は、非常識合格法という徹底研究された範囲だけ学習する方法の提唱です。

サポート体制が良く、一人一人に担任が付く担当制なのも嬉しいポイント。

試験情報の内容や懇親会の案内など、定期的にメールの配信もあります。

合格実績は非公表ですが、社会人受験生からの評価も高く、合格者の声がサイトに掲載されているので、ぜひ一度サイトをチェックしてみて下さいね。

知名度よりも金額を抑えたいという方にぴったりの予備校です。

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資格の学校TACは公認会計士予備校の定番!

出典:TAC
項目内容評価
コース/料金(税込)・短期集中本科生(短答2回)/640,000円
・フルコミットL本科生(短答4回)/800,000円
・フルコミットS本科生(短答4回)/785,000円
・2年L本科生(短答2回)/745,000円
・2年S本科生(短答2回)/760,000円
・高校生向け本科生(短答2回)/610,000円
★★★★☆4
受講形態・通学講座
・通信講座
・通学・通信併用講座
★★★★★5
校舎・全国に展開している★★★★★5
カリキュラム・無駄のないタイムパフォーマンス重視
・試験の出題傾向を徹底分析し、教材を毎年改訂している
★★★★★5
講師・会計士試験に合格した優秀な講師を厳選
・実務経験豊富な講師陣の親身なアドバイスが魅力
★★★★★5
サポート体制・学習法セミナー・質問(メール、LINE)
・チューター制度
★★★★☆4
合格実績2023年公認会計士論文式試験合格者345名★★★★★5
                       総合評価 ★★★★☆4

資格の学校TACは、知名度の高い信頼できる予備校です。

業界で初めて、合格者が1万人突破という脅威の数字を出していて信頼感があります。

無理や無駄のないタイムパフォーマンスを重視しており、試験の出題傾向を徹底的に分析している教材が魅力です。

全国に提携校が多いのも魅力で、質問方法や就職サポートの学習サポートも充実しています。

カリキュラムや講師の質、合格実績と共に、CPA会計学院と信頼度は変わりませんが、TACの方が料金が少々高めの印象です。

ただ、簿記資格を取得していると割引になったり、春の割引などもしているので、学習状況やコースによってはお得に学べますよ。

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資格の大原は全国各地に教室がある老舗!

出典:大原
項目内容評価
コース/料金(税込)・2年初学者合格コース/780,000円
・論文対策初学者合格コース/330,000円
・上級ベーシック合格コース/720,000円
★★★★☆4
受講形態・通学講座(教室通学・映像通学)
・通信講座(Web通信・DVD通信・資料通信)
★★★★★5
カリキュラム・長年の教育ノウハウが凝縮されたオリジナルの教材が魅力★★★★★5
講師・講師が常勤しており担任制度もある
・親身で丁寧な対応が高評価
・公認会計士合格者でない講師もいる
★★★★☆4
サポート体制・振替出席/視聴制度
・転校制度
・メールで相談
・担当講師と個別面談
・情報誌発行
・就職サポート
・求人情報の公開
★★★★★5
合格実績・2022年公認会計士論文式総合実績全国1位
・2022年大原初学者コース生合格者183名
★★★★★5
                       総合評価 ★★★★☆4

資格の大原は、1979年に設立された学校法人大原学園グループの予備校です。

大原学園設置校は全国に88校もあり、歴史がある上に知名度も特に高いですよね。

学校法人ということもあり、講師と生徒の距離が近い印象です。

以下のように、通学・通信それぞれの授業形態も充実しています。

  • 通学講座(教室通学・映像通学)
  • 通信講座(Web通信・DVD通信・資料通信)

資格の大原の講師は常勤しているのが特徴で、担任制で手厚いサポートが受けられるのが魅力です。

公認会計士合格者ではない講師もいる点は少し気になりますが、最新の試験分析をし、合格に向けて的確な指導をしています。

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LECは短答式の1年講座が30万円以下!

出典:LEC
項目内容評価
コース/料金(税込)・短答合格コース/278,000円
・論文式/50,000円
・上級ベーシック合格コース/720,000円
★★★★★5
受講形態・通信(Web+音声DL+スマホ、DVD)
・通学(Webフォロー、DVDフォロー)
・提携校通学(Web+音声DL+スマホ、DVD)
★★★★☆4
校舎◯通学
・生講義
・新宿駅前本校
◯通学
・同時中継
・梅田駅前本校、神戸本校、岡山本校、名古屋駅前本校、長崎駅前校、佐世保駅前校
★★★★☆4
カリキュラム・重要な情報が厳選された低価格のテキストが魅力
・答練や模試で本試験の問題を数多く的中させている
★★★★☆4
講師・科目別専門講師制を採用し、入門講座から上級講座まで一貫して同じ講師が指導する★★★★☆4
サポート体制・対面・電話で講師に相談
・LINEで質問
・チューター制度
・Zoomで講義をリアル視聴
・欠席Webフォロー
★★★★★5
合格実績非公表ただし、的中実績を公表している★★★★☆4
                       総合評価 ★★★★☆4

公認会計士試験は短答式と論文試験があり、短答式に合格しなければ論文試験に進めません。

LECリーガルマインドは、まずは短答式を1年で合格することを目標にした「短答式1年合格コース」という合理的カリキュラムを取り入れています。

そのため、受講料を抑えて、まずは短答合格コースに向けての集中学習が可能です。

通学講座を収録した映像を各地へ同時配信したり、教材の印刷や梱包まで自社で実施しているため、他の予備校よりも安い料金が実現しています。

合格率や合格者数の公表はしていませんが、答練や模試の的中率が高く的中実績を公表しています。

効率良くかつ予算を抑えたい方にオススメの予備校です。

▶︎LECの公式サイトを確認する

資格試験のFINは価格の安いオンライン講座!

項目内容評価
コース/料金(税込)・短答上級コース/148,000円
・論文合格コース/148,000円
・総合上級者コース/248,000円
・短答入門コース/172,000円
・企業法短答+論文コース/158,000円
・総合入門コース/272,000円
分割購入制度もあり
★★★★★5
受講形態・Web通信のみ★★★★☆4
カリキュラム・全教科フルカラーで見やすいオリジナルのテキスト★★★★★5
講師・大手専門学校での経験豊富な講師陣★★★☆☆3
サポート体制・採点・添削(郵送)
・スマホ用の過去問集の提供
・PDFファイルのメール配信(財務諸表の穴埋め問題や税法の理論問題など)
・メールでの質問(24時間受付・20回までは無料・20回以上は1回500円)
★★★☆☆3
合格実績非公表★★★☆☆3
                       総合評価 ★★★☆☆3

資格取得のFINは、大手専門学校で管理会計論・租税法を担当していた講師が設立した学校です。

FINオリジナルの全ページがフルカラーのテキストと、料金の安さが魅力です。

Web通信のみで教室運営費がかからない分、低価格の受講料で安心して学習できます。

分割購入制度もあるので低予算の方に特にオススメ。

スマホ用過去問集や解説動画付きの計算問題集や、PDFファイルのメール配信などサポート体制があります。

有名専門学校での経験がある講師陣とのことですが、公認会計士の合格者の可否は不明なのが気になるポイントです。

合格率や合格者数の公表はされていませんが、サイトに合格者の声が掲載されています。

講師陣の質や合格実績よりも、金額を重視したいという方にオススメの予備校です。

ICOライセンススクールは個別指導で万全に!

項目内容評価
コース/料金(税込)一人一人に合わせた個人指導のカリキュラムのため、基本的に本科生やパックの設定はなし。
各科目週1回1時間半(答案練習1時間、個別指導30分)を月4回/月額44,000円・年額528,000円
★★★☆☆3
受講形態・自宅でDVDまたは音声ダウンロード講義★★★★☆4
カリキュラム・学習開始前にZoom面談後、個別にオリジナルのカリキュラムが作成される。
・受講後に熟練度をチェック。
★★★☆☆3
講師・井ノ川博行氏の個別指導なので、受講しないと相性は分からない。★★★☆☆3
サポート体制・受講開始後1ヶ月間、週1回15分無料で質問可能だが、15分以上は別途有料。★★★☆☆3
                       総合評価 ★★★☆☆3

ICOライセンススクールは、公認会計士予備校の中でも小規模で、会計専門の個別指導塾です。

公認会計士である井ノ川博行氏から直接個別指導を受けられるのが最大の特徴です。

井ノ川博行氏は、大手専門学校で7年間簿記講師をしたのち、平成元年にICOライセンススクールを創設しました。

日商簿記3級・2級に関する書籍も出版しており、業界では有名で信頼のある方です。

他の予備校と比較すると、小規模であるうえに広告や宣伝を派手に行っていないため知名度は低いかもしれません。

そのため、実際に利用した方の口コミを参考にするのも難しいでしょう。

受講前にZoomで無料の面談をしたのち、一人一人に合わせてカリキュラムを組んでもらえます。

1対1で丁寧な指導を求めている方にはオススメですが、完全に個別指導になるため受講してみないと相性が分からない点がデメリットです。

ホームページによると、2024年1月時点で9名の方が個別指導を受けているようなので、指導の曜日や時間帯については直接問い合わせて確認する必要があります。

合格実績や合格率は非公表で、合格後の就職サポートなどは行っていないようです。

どう選ぶ?公認会計士予備校・通信講座の選び方や比較の軸

公認会計士予備校の選び方や比較の仕方について、以下の4つの選び方をご紹介します。

  • 料金・費用が安い公認会計士予備校3選
  • 合格率や合格実績の良い公認会計士予備校3選
  • 大学生にオススメの公認会計士予備校3選
  • 社会人にオススメの公認会計士予備校3選

料金・費用が安い公認会計士予備校3選

公認会計士の試験に合格するためには、勉強時間が必要なのはもちろん、高い受講料も用意が必要です。

では、お金に余裕がないと予備校で学ぶのは難しいかというとそうではありません。

今回ご紹介した予備校の中で比較的料金や費用が安いのは、以下の3校です。

  • LEC
  • クレアール
  • FIN

先ほどそれぞれの予備校の紹介で詳しく解説しましたが、3校とも中堅から小規模予備校のため、運営費が抑えられています。

ただ、テキストも充実していたりサポート体制も整っているので、低価格でも安心して利用できる予備校です。

合格率や合格実績の良い公認会計士予備校3選

合格率や合格実績の良い公認会計士予備校3校と実績は、以下の通りです。

公認会計士予備校合格実績
CPA・2023年 合格者占有率50.9%
・2023年 合格者数786名
TAC・2023年 論文式試験合格者345名
大原・2022年 論文式総合実績全国1位
・2022年大原初学者コース生合格者183名

合格率や合格実績が非公表の予備校も多いなか、上記の大手3校は自信を持って公表しています。

合格率や合格実績が高いのは確かな信頼ですので、選び方の比較に役立てて下さいね。

大学生にオススメの公認会計士予備校3選

学生のうちに公認会計士に合格して就活に役立てたい

大学生でも受講できるコースがある予備校はあるのかな?

年齢や性別、学歴は関係なく公認会計士の受験は可能で、大学生に特化したコースがある予備校は、以下の通りです。

  • CPA会計学院
  • TAC
  • 大原

上記の予備校3校はコースが幅広いので、学生向けのコースも充実しています。

在学中に資格の勉強や取得をしておけば、就職に有利になることは間違いありません。

在学中に学習した方の声も掲載されているので、それぞれのサイトをチェックしてみて下さいね!

社会人にオススメの公認会計士予備校3選

予備校というと学生のイメージがあるかもしれませんが、社会人でも受講可能です。

実は、公認会計士試験の受験生のうち、社会人受験生は全体の25%という情報もあります。

社会人受験生に特化したコースもある予備校は以下の3校です。

  • CPA会計学院
  • TAC
  • クレアール

社会人の場合、通学する時間を確保するのは難しいので、通信講座のコースが充実している予備校を選ぶのがオススメ。

通勤時間や家事の合間などを上手に利用して学習してみましょう。

公認会計士を取るなら、通信講座と予備校通学どちらがいいのか

通信講座は、「限られた時間の中で学習を進めたい」「自分に合ったペースで学習したい」といったマイペース学習には、おすすめのコースです。

一方の予備校通学は、「講師の指導や仲間との刺激を重視したい」「集中して学習できる環境がほしい」といった、モチベーションを高めたい場合に適しているといえます。

通信講座と予備校通学どちらの学習方法にも一長一短があり、正解は一つではありません。

それぞれの特徴を理解し、自分の学習スタイルや目標に合った方法の選択が重要です。

ここでは、通信講座と予備校通学それぞれのメリットについて詳しく解説します。

  • 通信講座で公認会計士を目指すメリット
  • 予備校での通学講座で公認会計士を目指すメリット

大学生や社会人など、置かれている状況によって通信講座と予備校通学のどちらの選択肢が適しているかは異なります。

それぞれの状況に応じて、自分に適したコースを選択しましょう。

通信講座で公認会計士を目指すメリット

公認会計士の通信講座を選ぶメリットは、主に次の3つが挙げられます。

  • 学習に自由度がある
  • 反復学習と速度調整で効率的に学習できる
  • 周囲を気にすることなく学習に集中できる

ここでは、それぞれについて解説します。

学習に自由度がある

通信講座は時間の制約が少なく、自分の都合に合わせた学習が可能です

自宅やカフェなど、好きな場所で学ぶこともできます。

また通学の必要がないため、交通費を節約できるのも利点です。

反復学習と速度調整で効率的に学習できる

WebやDVDの通信講座では、理解が難しい部分を何度でも確認し、理解を深められます

また、講義の再生速度を早めたり繰り返し再生したりすることで、効率的な学習が可能です。

周囲を気にすることなく学習に集中できる

通信講座は通学とは異なり、周囲の学習者に気兼ねせず学習に集中できます。

自分の学習ペースが乱されることもないため、学習意欲を維持しながら効率的に知識を吸収できます。

予備校での通学講座で公認会計士を目指すメリット

公認会計士の通学講座を選ぶメリットは、主に次の3つが挙げられます。

  • 講師の授業をライブで受講できる
  • 学習ペースを維持できる
  • 同じ目標を目指す仲間ができる

ここでは、それぞれについて解説します。

講師の授業をライブで受講できる

教室では、生の授業を適度な緊張感を保ちながら受講できます。

熱のこもった雰囲気の中で授業を受けることにより、モチベーションや集中力を高められます

また、わからないことがあれば教室で直接講師に質問できるのもメリットです。

学習ペースを維持できる

カリキュラムに従って受講することにより、半ば強制的に勉強が習慣化します。

学習のルーティンを確立することで学習時間を適切に確保し、学習ペースの乱れを防げます。

同じ目的を目指す仲間ができる

通学することにより、同じ目標を持つ仲間ができることは大きな励みになります。

日常の会話から試験に関連する話題や情報の共有が容易です。

さらに、モチベーションが低下した際には仲間同士で励まし合い、やる気を取り戻せる機会ともなります。

公認会計士の予備校を徹底比較!おすすめ7校の講座ランキングはこちら

公認会計士通信講座を選ぶ際のポイント

通信講座は、自分に合ったペースで学習できるメリットがありますが、いくつもの講座があるため、どれを選べばよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで、ここでは公認会計士通信講座を選ぶ際の主なポイントを4つ紹介します。

  • 費用や料金が安いか
  • テキストや問題集などの教材がわかりやすいか
  • サポート体制が充実しているか
  • 合格率や実績が高いか

公認会計士合格に向けての道のりは長きにわたります。

まずは、自分に適した講座選びから始めましょう。

費用や料金が安いか

価格だけで選ぶのではなく、講座の内容、サポート体制、合格実績などを考慮に入れましょう。

公認会計士資格を取得するための費用は、決して安いものではありません。

講座内容とのバランスを考慮しながら、費用対効果を判断していくことが重要です。

低価格の講座については、受講内容に制限があるかどうかを事前にチェックします。

また、講座の内容や講師との相性を確認することも重要です。

無料体験講座などの機会を利用して、自分に合うかどうかの確認をしておきましょう。

予備校によっては、早期申込や割引制度の活用により、費用を抑えられるケースもあります。

まずは、早期申込や割引制度の有無も確認しておきましょう。

テキストや問題集などの教材がわかりやすいか

公認会計士試験の難易度は非常に高く、そのため教材の質がとても大切です。

教材は、過去の問題や論点の分析や研究が必須であり、最新の試験傾向を踏まえていなければなりません。

その点、予備校の教材や参考書は、各学校が研究を重ねて作成しているだけに、試験までの長きにわたってサポートしてくれる強力なツールとなります。

あわせて、教材の作成者や監修者が誰であるかということも重要です。

たとえば、公認会計士試験に合格経験のある講師が教材を作成している場合、その教材の信頼性は高いといえます。

サポート体制が充実しているか

予備校選びにおいて、スムーズなサポート体制が重要です。

勉強を続けている最中に疑問点や不明点が生じることはよくあります。

その際、スムーズに質問・応答できる体制が整っていれば、学習を中断することなく学習を進められるため、受講者にとっては心強い環境です。

予備校ごとにサポート体制は異なりますが、電話やメールにLINE、直接面談にZoomなど、さまざまな質問形式が用意されています。

「自分に合った方法で質問できるか」「質問に対する回答が迅速であるか」といった点をチェックしましょう。

合格率や実績が高いか

多くの合格者を輩出している講座は、クオリティーが高く効果的なカリキュラムであるといえます。

実績を見る際は、合格率に着目するのが重要ですが、高い合格率であっても生徒数が少ない場合もあるため、合格者数もあわせて確認しておきましょう。

オンライン講座の場合、合格実績の算出が困難なこともあり、全ての講座を比較できません。

できれば、合格率の公表がある講座を選ぶことをおすすめします

また実績が非公開の場合には、SNSなどでの評判を複数チェックし、情報を収集するようにしましょう。

公認会計士の通信講座に関するよくある疑問

ユーキャンでは公認会計士の通信講座はあるの?

ユーキャンには「公認会計士講座」はありません(2024年4月現在)。

簿記初心者の場合は、簿記3級や2級講座をユーキャンで受講し、資格取得しておくのも一つの考えです。

すでに簿記資格を有している場合は、他の通信講座で公認会計士を目指すことをおすすめします。

社会人が通信講座で公認会計士に合格できる?

公認会計士試験の合格は、通信講座と通学講座のどちらでも可能です。

通信講座と通学講座の違いは、学習スタイルの違いだけで、提供する学習環境の差はほとんどありません。

通学制の受講者よりも合格者は少ないかもしれませんが、オンライン講座だけで公認会計士試験に合格している人が何人もいます。

忙しい社会人であってもスキマ時間を活用することで、学習時間の確保はできます。

また、通信講座による講義動画の繰り返し受講は、むしろ大きな利点です。

さらに、大手の公認会計士専門学校や予備校では、通信制で合格した受講生からの口コミも寄せられています。

これらの情報は、公認会計士試験の学習方法を選択する際の参考になるでしょう。

公認会計士の予備校・通信講座は、資料請求で各社を吟味して選ぼう

今回は、公認会計士になりたいと考えている方にオススメの予備校を7校ご紹介してきました。

受講形態や受講料、サポート体制などを軸に比較して解説してきました。

大手でも小規模でも、それぞれの予備校には魅力や特徴がありますよね。

なお、公認会計士を目指して、仮に断念してしまったとしても、その頑張りは職探しで評価されることも多いです。

具体的には、会計や企業法務の知識に加え、地頭の面でもプラスに見られます。

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