フラワーアレンジメントが好きで、お花の販売を仕事にしたいけど、資格とかいるのかな
上記のように考えている方々が、実際にお花屋さんになるには、いったいどうすれば良いのでしょうか?
今回は、花屋になるために便利な資格を紹介します。
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目次
お花の販売や仕入れに、資格や許可は必須?
結論からお伝えしますと、花屋になるために特別な資格は必要ありません。
花屋の開業の話からは少し離れますが、花屋の従業員としての求人を確認すると、学歴不問、資格保有不問、未経験歓迎の花屋が多く見受けられます。
特定の資格やお花に関する知識はあまり求められておらず、それ以上に体力や接客能力、やる気やお花を愛する気持ちなどを重視するようです。
参考:フラワージョブ
花屋を開業する際に必要なことは?
では、従業員として働くのではなく、自分で花屋を営業する場合はどうなるのでしょうか。
まずフラワーショップを開業する際に、なにか特別な資格は必要ありません。
ただ、個人で何かを営業する場合、開業1ヶ月以内に財務省の国税庁へ「個人事業の開業の届け出」をする必要はあります。
開業届を提出しなかった時の罰則はありませんが、確定申告の際に、節税効果がある青色申告ができなくなります。
開業届を申請し青色申告をすると、最大65万円の特別控除を受けられることです。
3年間赤字を繰り越すことが可能になり、節税になります。
参考:青色申告制度|国税庁
経営において、上手な資金のやりくりは重要です。
開業後には、開業届と青色申告を合わせて申請しておきましょう。
お花の仕入れに必要なもの
開業する際にはお花の仕入れが必須ですが、その際に「買参権」というものが必要です。
まず、お花の仕入れ方法は具体的には下記の3つです。
- 生産者と直接契約して仕入れる
- 市場から仕入れる
- 仲卸業者から買い付ける
開業したての場合、仲卸業者から花を仕入れるケースが多いでしょう。
ただ、市場の競りでお花を仕入れる場合、買参権を取得しなければ参加出来ません。
取得条件は市場によって異なりますので、確認しましょう。
花屋になるためには?
繰り返しになりますが、お花屋さんに必要な資格はありません。
ですが、お花屋さんの店主になるならば、お花のスペシャリストとして、花や植物について知っておかなければなりません。
具体的には、専門学校に通ったり、通信講座で勉強したり、お花屋さんとして実務経験を積んだりすることが必要です。
花屋でアルバイトをするのが一番の近道
お花の知識を得るにはいろいろな方法がありますが、一番の近道は、花屋で実務経験を積むことです。
やはり、実際にお客さんを相手に仕事をすると、緊張感もありますし、覚悟も決まるからです。
ただ、花屋の正社員スタッフとなると、即戦力になる経験者を求めている店舗が多い傾向にあります。
対して、アルバイトやパートのような場合は、花屋が未経験でも歓迎されやすいです。
そのため、アルバイトとして花屋で実際に働き、花の扱い方やアレンジメント方法、接客スキルを培うことがお花屋さんの開業の一番の近道となります。
お花の販売に便利な資格
資格を習得することで、お花や植物に対して知識やスキルを持っている証明になります。
そのため、資格習得者が経営する花屋であれば、お客さんからの信用を得られやすくなるでしょう。
この章では、花屋の開業に便利な資格を種類別に紹介します。
下記の4種類に分けて紹介します。
- 自動車免許
- お花に関係する資格
- 色に関する資格
- 経営に関係する資格
順番に説明します。
もはや必須?自動車免許
直接お花には関係のない資格ですが、普通自動車第一種免許は習得しておくと良いでしょう。
市場からの生花の仕入れや、会場へのアレンジメントの配達、納品の手段として自動車が不可欠だからです。
もちろん、宅配便に委託する、駅内やホテル内の花屋など、自動車を必要としないお花屋さんもあるでしょう。
ですが、自動車の免許を所持していれば、業務の自由度は圧倒的に増すでしょう。
お花に関係する資格
前述したように、お花に関する資格を習得することで、プロとしての知識やスキルがあるということを、客観的に証明できます。
お花に関係する主な資格をご紹介します。
- フラワー装飾技能士
- フラワーデザイナー資格(NFD)
- 華道(いけばな)各流派
国家資格であるフラワー装飾技能士やNFD資格は、知名度が抜群なので、選んでおけば間違いはありません。
また、華道に関する商品があるならば、生け花の資格もありですね。
また、お花の楽しみ方は、生花の切り花ばかりではありません。
枯れないよう特殊な加工をされたお花を楽しみたい方もいます。
そういった商品を取り扱う場合は、下記の資格なども良いでしょう。
- プリザーブドフラワー
- ハーバリウム
色に関する資格
フラワーアレンジメントの商品を販売するならば、色に関する資格を取るのも、ひとつの手です。
というのも、フラワーアレンジメントの制作において、色彩関係の知識は軽視できないからです。
具体的な資格は下記のとおりです。
- 色彩検定
- カラーコーディネーター
このような色に関する資格も花屋の仕事に活かすことができます。
その他の資格や知識
開業するうえで、あると便利な資格や知識は次の通りです。
- 会計に関する資格
- 英会話に関する資格
- 営業やマーケティングに関する知識
順にみていきましょう。
会計に関する資格
お花屋さんに限らずですが、個人商店の経営にあたっては、会計管理や財務分析などは避けて通れません。
個人で開業するためにも、会計について身につけておきましょう。
もちろん、税理士などの専門家に任せることも可能ですが、自分自身で理解しておいたほうが便利です。
そのためにも、余裕があれば、簿記やFPなどのお金に関する資格をとっておくことも考えてみてください。
英会話に関する資格
英会話に関する資格をとっておくのも、ひとつの手段です。
というのも、これからの時代、日本人だけがお客さん、というわけにもいきません。
海外の方でもスムーズに対応できるよう、簡単な英会話を勉強することもおすすめします。
具体的には、TOEICや英検などになるでしょう。
営業やマーケティングに関する資格
資格とは別ですが、営業やマーケティングについても学んでおくと役に立ちます。
中でもインターネットが普及している今日、WebサイトやSNSの口コミを確認するお客さんも増えています。
そのため、個人で新たに開業するとなると、Web上での営業をしなければなりません。
どうやったら開業した花屋に興味をもってくれるのか、どう宣伝すればお客さんになってもらえるのか。
インターネットの性質を理解して、マーケティング戦略を練りましょう。
まとめ
お花の販売にあたって、特別な許可は必要ありません。
ですが、お花屋さんの開業やお花の販売業務にあたって、あると便利な資格は多くあります。
自分に必要な資格や知識、スキルを習得し、お花屋さんとして素敵なお花を販売できるようレベルアップしていきましょう。
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小さな頃から花が好きで、将来はお花屋さんになりたいけど、具体的にどうすればいいんだろう。