
お花の勉強をしてみたいけど、教室に通うまでではない・・。

お花の資格ってどのくらい勉強すれば取れるのかな?
こういった疑問にこたえます。
お花の資格といっても種類はさまざま。
生花を使ったフラワーアレンジメントやプリザーブドフラワー、テラリアムまでと作るもので分かれているかと思えば、資格ごとの難易度にも相当な差があります。
難関国家資格である「フラワー装飾技能士」から、民間の協会が出している資格まであります。
そんなお花の資格ですが、実際に取りたいと思ったら、独学で取れるのでしょうか?
結論からいうと、資格によっては取れます。
今回は、独学で取れる具体的な資格とそうでない資格、また独学するメリット・デメリットなどをお伝えします。
目次
お花の資格は独学で習得できる?

お花の資格は独学で習得できるものもあります。
まずは、独学で取れるお花の資格からご紹介します。
独学で取れるお花の資格
独学で取れるお花の資格は、大きく分けると下記の2つです。
- 趣味で取る人が多い民間資格
- 教室に通うという受験資格が設定されていない資格
具体的な資格も含めて、順に見ていきましょう。
趣味で取る人が多い民間資格
趣味で取る人が多いフラワーアレンジメント系やカラーコーディネーター系の資格は、独学で取りやすい資格です。
なぜなら、そういった資格は種類の裾野が広く、多くの民間団体が認定しているからです。
また、伝統を重んじる生け花などの資格と違い、教室に通わずに在宅でも取れる資格が多いという理由もあります。
具体的な例を挙げると下記のとおりです。
資格名 | 認定団体 | 身に付くスキル・知識 | 受験料 |
---|---|---|---|
フラワーアレンジメントデザイナー資格 | 日本デザインプランナー協会(JDP) | お花のアレンジを提案できるスキル | 10,000円 |
プリザーブドフラワーデザイナー資格 | 日本インストラクター技術協会(JIA) | プリザーブドフラワーを飾るためのスキル | 10,000円 |
フラワーカラーコーディネーターライセンス | フラワーデコレーター協会(FDA) | 空間に調和するお花を提案できるスキル | 11,000円 |
フラワーカラー検定 | フラワーデコレーター協会(FDA) | お花の色に関する専門知識やスキル | 6,800円 |
上記のような資格は、お花の資格のなかでは難易度が低く、仕事をする実務担当者向けというより、趣味としてお花のスキルを高めるための資格です。
それぞれ独学もできますが、通信講座などで学んでから受験することも可能。
たとえば、フラワーアレンジメントデザイナー資格が学べる通信講座として、下記の2つがあります。
- SARAスクール「フラワーアレンジメント講座」
- 諒設計アーキテクトラーニング「フラワーアレンジメントデザイナーW資格習得講座」
また、趣味に生かすためのお花の資格については、下記でも詳しく紹介しています。
教室に通うという受験資格が設定されていない資格
また、教室に通うことが受験資格に組み込まれていないことも、独学で習得できる資格の条件です。
お花の資格は、基本的に先生の教室に規定の回数だけ通って、そこでの課題をクリアしたらはじめて受験できるという場合も多いです。
そのため、独学する資格をとるためには、まずその点を確認する必要があります。
独学が難しいお花の資格
ここからは、独学が難しいお花の資格を紹介します。
大きくわけて2つの種類があります。
- 国家資格である「フラワー装飾技能士」
- 仕事のために取る人が多い資格
順に解説します。
国家資格である「フラワー装飾技能士」
まず、お花の資格として、もっとも有名な「フラワー装飾技能士」は、独学は難しいです。
「フラワー装飾技能士」は、お花に関する唯一の国家資格で、基本的にお花に関する実務を担当している人向けの資格だからです。
そのため、独学でテキストを読んで勉強するだけでは、合格は難しいでしょう。
とはいえ、筆記試験だけなら独学でも合格できる可能性はありますが、実技試験も課されるのが難点ですね。
ですので、専門学校やスクールに通って受験する人が多いです。
仕事のために取る人が多い資格
基本的に、お花の仕事のためにとる人が多い資格は、独学では厳しい場合が多いです。
お花屋さんや冠婚葬祭の関連企業などに勤める人は、お花を扱った業務が必須。
こういった会社に勤める方が、業務として習得を目指す資格は、独学では厳しい場合も多いです。
趣味として独学するには、もう少し一般人向けの資格を選ぶ必要があります。
お花の資格を独学で勉強するメリット・デメリット

お花の資格を独学で勉強するメリットとデメリットを改めてまとめてみます。
独学しようか迷っている方は参考にしてくださいね。
メリット
まず、お花の資格を独学で勉強するメリットは、下記のとおりです。
- スクール代がかからない
- 時間が束縛されない
- 自分のペースで勉強を進められる
- 教室を辞めるときに気まずい思いをしなくて済む
- 予定によっては勉強を中断することもしやすい
このようにお花の資格勉強を独学するメリットは多数あります。
とくに、お子さんがまだ小さいご家庭の主婦の方にはおすすめです。
日中に定期的に教室に通うとなると、厳しいものがあるので、自宅で自分のペースで勉強をしたほうが便利です。
デメリット
一方、お花の資格を独学するデメリットもあります。
たとえば、下記のとおりです。
- 不明点を聞く相手がいない
- 実際の技術を学びにくい
- 一緒に学ぶ仲間や友達が作れない
- 資格試験に落ちてしまう可能性が比較的高い
基本的には、やはり自分だけで勉強をするよりも、実際にお花の先生に直接ならったほうが効率も良いです。
お金や時間の面で余裕があり、近所にお花の教室がある人は、直接習うことをおすすめします。
独学でお花の資格を取りたい人におすすめの資格

独学でお花の資格を取りたい人は、下記の条件にあう資格がおすすめです。
- 特定の教室に通うことが資格受験の条件になっていないこと
- 実務経験が資格の受験条件になっていないこと
- お花の仕事に就くための、事業者向けの資格ではないこと
- 取得まで数年かかるような高難易度の資格でないこと
こういった条件を見極めて資格を独学する資格を選びましょう。
この条件にあてはまるお花のおすすめ資格は、日本デザインプランナー協会(JDP)の「フラワーアレンジメントデザイナー資格」です。
フラワーアレンジメントの基礎知識から学べる資格です。
下記2つのスクールが認定校となっていて、在宅で通信講座を受けて、卒業課題をクリアすれば資格を習得できるので、詳細を確認してみてくださいね。
- SARAスクール「フラワーアレンジメント講座」
- 諒設計アーキテクトラーニング「フラワーアレンジメントデザイナーW資格習得講座」
お花の資格は独学でも十分取れる

お花の資格を独学で習得できるかどうかをお伝えしてきました。
結論、資格の難易度や目的、受験条件に大きく左右されるのですが、教室に通わずとも取れる資格はいくつかあります。
時間の融通が利きづらい人や、月数万円の月謝を教室に払うのに抵抗がある人は、通信講座を使って自宅で独学することも考えてみてください。
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お花の資格って独学で取れるのかな?