トランクルームのサイズはどう選ぶ?目安や注意点を徹底解説!

トランクルームを契約したいけれど、どの広さを選べばよいのかわからず迷っている人もいるのではないでしょうか。

トランクルームのサイズを選ぶときは、収納量や収納する具体的な物をイメージすると選びやすいでしょう。

たとえばアルバムや書類、思い出の品などの小物類は0.5畳のサイズでも十分収納できます。

サーフボードなどの大物は、1畳前後のサイズだと安心して収納できますよ。

この記事では、トランクルームの種類ごとのサイズや具体的にどのような物が収納できるかについてご紹介します。

サイズごとの料金や選ぶ際の注意点も合わせてご紹介しますので、参考にしてください。

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トランクルームの種類ごとのサイズ

トランクルームの種類ごとのサイズ

トランクルームは主に以下の3種類があります。

  • 屋内型トランクルーム
  • 屋外型トランクルームやレンタルコンテナ
  • 宅配型トランクルーム

具体的にどのような物を収納するのに向いているのか、次の章で解説しますので参考にしてください。

屋内型トランクルーム

屋内型のトランクルームは、以下のものを収納するのにオススメです。

  • 湿気やほこりから守りたい美術品
  • 趣味のコレクション
  • デリケートな衣類
  • オフシーズン用品

など

というのも、空調やセキュリティ設備が整っているところがほとんどだからです。

たとえば、東京や神奈川を中心に展開しているキュラーズは、契約者以外の人が出入りできないよう出入り口にセキュリティを完備しています。

建物全体のセキュリティをキュラーズが一元管理し、監視カメラの設置はもちろん、スタッフによる巡回監視、建物入り口での入退館管理、ご利用中のフロアのみのエレベーター制限、ご利用スペース別の施錠など、万全の防犯体制で大切なお荷物を守ります。

キュラーズ

24時間体制で綜合警備保障が対応しているので、美術品や大切な品々などを収納するのにぴったりです。

また、屋内型なので、湿気やほこりなど環境による劣化や傷みからも守ってくれます。

なぜなら、屋内型トランクルームは空調システムが完備されているからです。

夏場の湿気や高温などの影響を受けたくない物は、屋内型トランクルームに収納するとよいでしょう。

屋外型トランクルームやレンタルコンテナ

一方、以下の物を収納するなら屋外型トランクルームやレンタルコンテナ(コンテナ倉庫)がオススメです。

  • 引っ越しの家財道具
  • オートバイや自転車
  • スポーツ用品
  • アウトドア用品
  • DIY用品

など

これらのものは大型で持ち運びが大変です。

しかし、屋外型トランクルームやレンタルコンテナは、車による搬入・搬出が可能なところがほとんど。

そのため、車に積んでしまえばドアtoドアで収納も簡単です。

ただし屋外型は基本的に空調設備などがなく、雨風やほこりが入り込むことも考えられます。

多少の雨風やほこりがあっても、問題ないような物を収納するとよいでしょう。

また、屋内型トランクルームに比べて、リーズナブルな価格帯で提供されているのも特徴です。

料金の詳細は「サイズでどのくらい料金が変わる?」で詳しく解説していますので、参考にしてください。

宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームは、すぐに出し入れはしないが大切に保管しておきたい物を収納するのにオススメです。

宅配型トランクルームとは

収納する荷物の搬入出を宅配業者が行うサービスのこと。

宅配業者がしっかり荷物を保管・管理してくれるので、トランクルームに移動する時間がない人にもオススメ。

とくに、以下の荷物を預けるのに最適です。

  • 衣類
  • 思い出の品(アルバムや子供のおもちゃなど)
  • 保管のみしたい書類や資材
  • 出し入れをあまりしないコレクション類

など

宅配型に収納するのは、衣類や小物などがよいでしょう。

段ボールに入るくらいのサイズがオススメです。

トランクルームの広さごとの収納イメージ

トランクルームの広さごとの収納イメージ

ここでは、トランクルームの広さごとに収納できる具体的なイメージをご紹介します。

トランクルームのサイズを選ぶときは、以下の広さごとに収納できるものをイメージすると選びやすくなりますよ。

  • 0.5畳以下
  • 1畳前後
  • 2畳から3畳
  • 4畳以上

段ボール箱(横50×高さ40×奥行30cm)をいくつ収納できるかによって、サイズも変わっていきます。

ご自宅にある収納したい物と照らし合わせながら、ぜひ次の章を参考にしてくださいね。

0.5畳以下

0.5畳以下は、段ボール箱※を24箱ほど収納できる広さです。

0.5畳以下のトランクルームにはロッカータイプもあります。

そのため、以下のような物を収納するのに向いています。

  • 書類や書籍
  • アルバム
  • CD
  • 思い出の品
  • 趣味のコレクション品
  • 食器

など

0.5畳は頻繁に出し入れをするほどではないが、処分しない小物類の保管にぴったりです。

洋服がたくさんあってクローゼット代わりに使う人もいるそうですよ。

重くてかさばりがちな食器類も、オススメです。

1畳前後

1畳は、ファミリー層にぴったりなサイズです。

というのも、1畳前後の広さには段ボール箱35個から48個ほどの収納が可能で、これは3人家族の引っ越し時の荷物量だから。

屋内型トランクルームの場合、高さは2m前後なので、高さがある物も十分収納できます。

とはいえ、1畳と言われてもなかなかイメージしにくいのではないでしょうか。

そこで、1畳を平米(㎡)に直してみましょう。

1畳は…

約182cm×91cm=約1.62㎡

約1.62㎡は標準的なトイレの広さくらいで、ヒト1人が横になれる広さです。

1畳前後のサイズには、以下のようなものを収納できます。

  • 季節物の家電(扇風機など)
  • シーズンアイテム
  • キャンプ用品
  • 折りたたみ自転車
  • スノーボードやスキー板

大型の家具家電を収納することは難しいのですが、オフシーズンの衣類やかさばりがちな布団類なら十分収納が可能です。

2畳から3畳

2畳も3畳も、自宅に物置がないファミリー層の保管場所としてオススメなサイズ。

平米に直すと…

  • 2畳:3.24㎡(クイーンベッド1台分の面積)
  • 3畳:4.86㎡(ダブルベッド1台分の面積)

2畳はちょうどカプセルホテルくらいの広さです。

また、段ボール箱は70個前後を収納できます。

一方3畳サイズだと、段ボール箱100個前後が収納できます。

このため、2畳から3畳は以下の物を収納するのにオススメです。

  • ソファー
  • ピアノ
  • ベビーカーや自転車
  • そのほか大型家具
  • オフィス用品
  • 本棚
  • 冷蔵庫

など

いつかまた使うかもしれないベビーカーや自転車も、しっかり収納できるのは嬉しいですね。

4畳以上

4畳以上は、6.48㎡からの大きさ。

これは2トントラックと同じくらいの広さです。

そのため、以下のアイテムを収納するときにオススメ。

  • 複数台のバイク
  • 大型の工具(脚立など)
  • 2人から3人家族の家具一式
  • レジャー用品(サーフボードなど)

段ボール箱は200箱以上入るので、リフォームや引っ越しの一時的な保管場所として重宝しますよ。

サイズでどのくらい料金が変わる?

トランクルームの料金の目安は以下の通りです。

  • 屋内型:2千円から2万円前後
  • 屋外型:3千円から1万円前後
  • 宅配型:1箱分の保管料300円前後

宅配型は、別途荷物を取り出すための送料(1箱1,000円前後)が発生します。

屋内型・屋外型、宅配型それぞれ料金が違うため、いくつかの会社をピックアップして表にしました。

サイズによって料金がどれくらい変わるのか、参考にしてください。

※金額は2022/12/14現在の価格です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

【屋内型トランクルーム】

会社名キュラーズ加瀬のレンタルボックス ハローストレージ
0.5畳以下〜5,544円〜2,750円該当なし
0.5畳7,084円3,300円4,400円
1畳9,779円6,600円8,100円
2畳18,480円13,200円19,800円
3畳該当なし19,800円18,900円
4畳30,646円26,400円37,300円
4畳以上36,267円〜26,950円〜43,400円〜

次に屋外型のトランクルームをチェックしてみましょう。

【屋外型トランクルーム】

会社名ハローストレージ 加瀬のレンタルボックス スペースプラス
0.5畳以下該当なし1,100円4,389円
0.5畳該当なし1,100円該当なし
1畳3,600円6,600円8,800円
2畳11,000円8,800円14,300円
3畳11,500円15,400円22,000円
4畳15,000円18,480円22,000円
4畳以上22,300円30,800円29,700円

トランクルームの料金相場は、地域や立地によって違いがあります。

首都圏や駅近は料金が高くなりがちです。

そのため、収納する荷物が段ボール箱何箱分になるのかを事前に計算することをオススメします。

そうすることで、ちょうどよいサイズのトランクルームをレンタルできますよ。

【宅配型トランクルーム】

会社名サマリーポケットミニクラカラエト
段ボールサイズ
(幅×奥行×高さ)
43×37×33cm38×38×38cm36×34×29cm
月額保管料
(段ボール1箱分)
275円275円264円
取り出し送料1,100円1,100円880円

宅配型トランクルームは、屋内型や屋外型に比べて格安の料金です。

しかし、取り出し送料が発生するほか、会社によっては預かり送料を支払わなければならないことも。

このため、宅配型トランクルームは、頻繁に出し入れしないものを収納するときに利用するとよいでしょう。

トランクルームをサイズで選ぶ際の注意点

トランクルームをサイズで選ぶ際の注意点

トランクルームのサイズを選ぶときの注意点は、以下の2つです。

  • 可能なら事前に見学する
  • 収納の工夫の余地を検討する

「サイズ選びで失敗した…」とならないためにも、ぜひ次の章で解説している内容を参考にしてみてくださいね。

可能なら事前に見学する

可能であれば、事前に見学することをオススメします。

事前に見学することで、実際のサイズ感や収納できる物を具体的にイメージしやすいからです。

見学の際は、以下の点をチェックしながら見るとよいでしょう。

  • 温度湿度管理体制の有無
  • 施設の廊下幅や天井の高さのチェック
  • 駐車場の有無
  • 施設内にエレベーターや自動ドアがあるか
  • セキュリティ体制
  • (屋外型の場合)車で搬入できるか

屋内型の場合、大型荷物を運べるだけの廊下幅や天井の高さがあるかをチェックしておくと、搬入当日に慌てることなくスムーズに収納できますよ。

収納の工夫の余地を検討する

収納するときに以下のアイテムを利用すると、収納力がグッと上がります

  • 引き出し式収納ケース
  • キャスター付きキャリー
  • スチールラック
  • 透明ケース

衣類はコンパクトに畳み、布団はソフトケースに入れて四角く収納することで、限られたスペースにもたっぷりと収納できます。

また、トランクルーム内に物を置くとき、以下の点に注意すると出し入れしやすくなりますよ。

  • 奥には使用頻度の低い物や重量のある物を置く
  • 手前にはキャスター付きキャリーケースを使用する
  • コの字型に配置する

動線を確保しながら配置すると、その後の出し入れも楽に行えます。

やみくもに物を配置するよりも、収納アイテムを使ったり動線を考えながら収納すると収納スペースが広がりますので、ぜひ試してみてくださいね。

トランクルームのサイズに関するよくある疑問

トランクルームのサイズに関するよくある疑問

トランクルームを選ぶ際に見るべきポイントは?

トランクルームを選ぶ際に見るべきポイントは、以下の通りです。

チェックポイント内容
利用可能時間帯24時間搬入出が可能か
利用料金相場に比べて極端に高くないか
収納スペース収まるスペースを十分確保できるか
環境やセキュリティ空調管理やセキュリティ体制はあるか
利用開始時期申し込んですぐに利用できるか
最低利用期間最低利用期間が設けられているか
サービス・台車の無料レンタル
・段ボールプレゼント
・割引キャンペーンなど

上記ポイント以外にもトラブル発生時に備えて「保証制度」があるか、などもチェックしておくと安心です。

トランクルームに収納してはいけないものは?

以下のようなものはトランクルームに収納できません。

  • 臭いがするもの
  • 発火性のあるもの
  • 現金
  • 印鑑や通帳、重要書類などの貴重品
  • 動植物
  • 危険物
  • 法律に触れるもの

意外に見落としがちなのが、石油ストーブや石油ファンヒーターなどのアイテム。

燃料が残っていると火の元の発生源になりかねないため、必ず灯油を抜き、空にしてから保管しましょう。

できれば購入したときに入っていた箱やケースに入れて収納しておくと、ホコリからも守れるのでオススメです。

トランクルームのサイズは収納する物をイメージして選ぼう!

トランクルームのサイズは収納する物をイメージして選ぼう!

この記事では、トランクルームの種類ごとのサイズや具体的にどのような物が収納できるのかについてご紹介しました。

この記事のポイント

  • 屋内・屋外・宅配型の3種類ある
  • デリケートな物は屋内型がオススメ
  • アウトドア用品や大型家具は屋外型がよい
  • 収納できるものをイメージする
  • 事前見学で収納スペースを確認すると安心

トランクルームのサイズは、収納する量や種類によって決まります。

ご自宅の収納したい物の量をイメージしながら、サイズ選びをしてみてください。

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