フラワーデザイナー資格(NFD)は履歴書にどうやって書けばいい?
お花の資格ってどこまで履歴書に書いていいの?
こういった疑問に答えます。
フラワーデザイナー資格(NFD)は、お花の民間資格としては最も歴史があり、有名な資格。
とはいえ、国家資格ではないため、転職や就職活動の際の履歴書に書いていいのか不安に思う方も多いです。
今回は、NFD資格を書いたほうが良いケースや、実際の書き方を紹介します。
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目次
フラワーデザイナー資格(NFD)は履歴書に書いていいの?
フラワーデザイナー資格(NFD)は履歴書に書いてもいいのでしょうか。
結論、フラワーデザイナー資格(NFD)は履歴書に書いて問題ないです。
そもそも、履歴書に書いてはいけない資格というものはありません。
どのような資格であったとしても、履歴書に書くのは自由です。
とはいえ、大事なのは、履歴書に資格を書くことで選考が有利に働くのか、それとも採用されにくくなるのかという採用側に与える印象のほうが大事です。
そこで、フラワーデザイナー資格(NFD)を履歴書に書いた方が良いケースと、そうでないケースにわけて整理をしてみます。
フラワーデザイナー資格(NFD)を履歴書に書いた方が良いケース
まず、フラワーデザイナー資格(NFD)を履歴書に書いた方が良いケースを紹介します。
具体的には下記のとおりです。
- フラワーアレンジメントを業務で取り扱う会社に応募する場合
- フラワーデザインを教えるスクールに講師として応募する場合
- 応募先の会社の担当者がNFD資格保有者であることがわかっている場合
- ウェディングプランナーやイベントプランナーとして応募する場合
上記のような場合は、積極的に履歴書に記載をしましょう。
フラワーデザイナー資格(NFD)を履歴書に書かない方が良いケース
一方で、フラワーデザイナー資格(NFD)を履歴書に書くと、選考が不利になる可能性があるケースもあります。
具体的には下記のとおりです。
- お花と無関係の業界へ応募する場合
- スピードや顧客対応など、実務面が重視される小規模めな花屋さんに応募する場合
前者は当然と思われるかもしれませんが、意外と後者の声もよく聞きます。
街ナカにある一般的なお花屋さんの場合、芸術品としてのフラワーアレンジメントは求められていません。
それよりも、短時間で多くのアレンジメントの注文に対応したり、お客さんへお花を販売したりする能力のほうが求められます。
そういった人を求めているのに、NFDなどの、時間をかけて高品質なフラワーアレンジメントをつくることをアピールするのは不利に働く可能性が高いです。
フラワーデザイナー資格(NFD)の履歴書への書き方は?
ここまで、フラワーデザイナー資格(NFD)を履歴書に書くべきかという疑問について、ケース別に紹介してきました。
ここでは、実際に履歴書へ記載する際の書き方を紹介します。
ずばり、フラワーデザイナー資格(NFD)の履歴書への書き方は下記のとおりです。
令和5年 10月 3級フラワーデザイナー資格検定試験 合格
上記のように、合格した年月をそれぞれの欄に記入します。
資格の欄には、しっかりと正式名称で「●級フラワーデザイナー資格検定試験」と記載しましょう。
そして、NFDの場合は、「習得」ではなく「合格」が正しいので、「合格」と書きます。
認定協会の公式サイトを見ると、正式名称や、「習得」か「合格」のどちらで言及されているかがわかります。
下記は、実際の履歴書のイメージです。
上記のように、1行に1つずつ資格を書いていきます。
応募する業界や企業を考えて、よりアピールしたい資格から順に書いていきます。
なお、自動車免許を持っている場合は、資格よりも上に書くことが一般的です。
免許には法的な裏付けがあり、資格よりも重要度が一般的に高いためです。
そして、最後に「以上」と書くことを忘れないようにしましょう。
フラワーデザイナー資格(NFD)は取る意味ある?メリットは?
そもそも、フラワーデザイナー資格(NFD)は取る意味のある資格なのでしょうか?
資格を取るメリットをあらためて整理してみましょう。
具体的には下記のとおりです。
- 将来的に自分の教室を開きたいなら肩書きになる
- NFDの会員になることで、継続的に勉強の機会がつくれる
- フラワーデザインの深い知識が身に付く
- ウェディングやイベント系でお花を扱う仕事では採用時に評価されやすい
上記のメリットがあなたの状況に少しでも当てはまるなら、とった方がお得かもしれません。
逆に、お花の仕事に就くことはあまり考えていない人や、街中のフラワーショップで働きたい場合などには、あまり役に立たない可能性が高いです。
まとめ:あなたの目的に合わせてお花の資格を取ろう
今回は、NFD資格を履歴書に書いた方が良いケースとそうでないケース、また書く場合の注意点について解説してきました。
NFDの資格を取るには、認定校に数十時間以上通う必要があり、月謝が万円単位でかかります。
資格習得後も会員費用を払い続ける必要があるなど、気軽に取るには少しハードルが高い資格です。
もちろん、履歴書に書いて採用時に有利に働くというケースもありますが、書かない方が良いケースもあります。
そのため、あなたが本当にNFDの資格が必要かはよく考える必要があるでしょう。
お花の資格については、下記でも種類別にまとめているので、合わせて確認してみてくださいね。
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