通信講座で学んでもフラワー装飾技能士の受験ってできるのかな?
フラワー装飾技能士の通信講座ってどうやって選ぶの?
こういった疑問にこたえます。
結論からいえば、フラワー装飾技能士の資格習得に特化した通信講座はいくつかあります。
一部実務経験が必須な級もあるのですが、通信講座でも資格習得ができます。
この記事を読めば、具体的な通信講座や、通信講座で学ぶメリット・デメリット、講座の選び方までわかります。
あなたにとってどのような方法でお花の勉強をするのが正解かが理解できるようになるでしょう。
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目次
フラワー装飾技能士は通信講座で取れる?受験資格は満たせる?
まず、そもそもフラワー装飾技能士の資格は通信講座で取れるのでしょうか?
結論からいえば、通信講座でも取ることが可能です。
ただ、初心者の場合だと、それは3級に限ります。
というのも、フラワー装飾技能士の受験には条件が設定されており、2級や1級の受験の場合は、とくに条件が厳しいです。
そのため通信講座で学ぶなら3級にするか、もしくは実務経験があるうえで1級や2級を学ぶか、ほかのスクールとの併用で通信講座を使うかという選択肢になります。
なお、各級ごとの受験資格については、下記記事で詳しく解説しています。
フラワー装飾技能士の資格が狙える通信講座まとめ
では、実際にフラワー装飾技能士の資格が学べる通信講座には、どのようなものがあるのでしょうか?
一般的なフラワーアレンジメントの資格などと比べると、フラワー装飾技能士に特化した通信講座はかなり少ないです。
今回は3つの講座と、番外編として2つの講座を紹介します。
- TAKAI YOSHIKO flower & art school
- 花工房 岩橋康子フラワーデザインスクール
- ノーブルフラワーデザインスクール
- アガルート
- SARAスクール
具体的には、上記の5つですが、順にみていきましょう。
1:TAKAI YOSHIKO flower & art school
公式サイト | 3級用講座 2級用講座 1級用講座 |
習得できる資格 | フラワー装飾技能検定試験 3級・2級・1級 |
価格 | 3級:33,000円 2級:88,000円 1級:110,000円 |
受講期間 | 1年間 |
教材 | ・オンラインビデオ(録画) ・紙のテキスト ・zoomによるレッスン(別料金) ・花材一式(別料金) |
講師 | 髙井 由子 先生 関 清子 先生 |
2022年末に開始された通信講座で、33,000円という圧倒的なコスパの良さで、フラワー装飾技能士3級に特化した動画講義を受けられます。
ライブ形式の授業ではないですが、別料金で1on1で講師の方にレッスンをお願いすることも可能です。
また、講義内容に不明点があれば、ログイン後のページからいつでも簡単に質問ができます。
運営会社にお聞きしたところ、気軽に利用でき、動画を見ながらの質問も多く頂くとのこと。
また、フラワー装飾技能士試験の1級の試験内容は2022年に改訂があったのですが、その最新内容にも対応しており、フラワー装飾技能士を教える立場の先生方にも多く利用されているため、安心して受講ができます。
2:花工房 フラワーデザインスクール
公式サイト | 岩橋康子フラワーデザインスクール |
習得できる資格 | フラワー装飾技能検定試験 3級、2級 |
価格 | 3級:55,000円 2級:77,000円 |
受講期間 | 無期限 |
教材 | ・オンライン動画(限定公開のYouTub動画) ・LINEでの質問可 |
講師 | 岩橋 康子 先生 |
55,000円でフラワー装飾技能士3級のオンライン動画が見られます。
YouTubeで限定公開されている動画が見られるようになる形式です。
フラワー装飾技能士2級までカバーしているのも魅力的ですね。
また、追加料金なしで、LINEで質問できるのも嬉しいです。
3:ノーブルフラワーデザインスクール
公式サイト | ノーブルフラワーデザインスクール |
習得できる資格 | フラワー装飾技能検定試験 2級 |
価格 | 388,358円 |
受講期間 | 無期限 |
教材 | DVDビデオ |
講師 | 記載なし |
最後に、ノーブルフラワーデザインスクールという、東京と神奈川を中心に展開しているフラワースクールがやっている通信講座を紹介します。
あくまでも、本業はリアル教室でのレッスンであるため、講義の質は高いと思われます。
ただ、DVDで講義動画が届くスタイルで、あまり通信講座自体には注力していないようなので、少しサポートなどの面で不安が残ります。
また、DVDという形式から、結構古い時期に作られた動画なのではないかとも思います。
値段の高さも少し目立ちます。
番外編1:アガルート
公式サイト | アガルート |
習得できる資格 | フラワー装飾技能検定試験(予定) |
価格 | 未定 |
受講期間 | – |
教材 | – |
講師 | 未定 |
番外編として、難関資格の通信講座を幅広く展開しているアガルートをご紹介します。
アガルートでは2023年3月現在、フラワー装飾技能士を取るための講座は展開していませんが、近いうちにフラワー装飾技能士用の通信講座ができる可能性が高いです。
というのも、アガルートが「フラワー装飾技能士の資格保有者」を対象とした求人情報を出しており、講座の準備をしていることがわかるからです。
参考:フラワー装飾技能士(通信講座講師) 株式会社アガルート
2023年1月23日の情報なので、早ければ数ヶ月以内には開講されるのではないかと睨んでいます。
要チェックです。
番外編2:SARAスクール
公式サイト | SARAスクール |
習得できる資格 | フラワーアレンジメントデザイナー資格 |
価格 | 59,800円 |
受講期間 | 2ヶ月〜6ヶ月 |
教材 | 紙のテキスト |
講師 | 原口光恵 先生 |
番外編の2つめとして、SARAスクールのフラワーアレンジメントデザイナー講座を紹介します。
これはフラワー装飾技能士の資格習得のための講座ではありませんが、フラワーアレンジメントの初心者にはぴったりの講座です。
フラワー装飾技能士は難関国家資格のひとつで、どちらかというと、実務経験がある人向けの資格です。
そのため、未経験者がいきなり挑戦するにはハードルは高め。
まずは未経験者向けの通信講座で、フラワーアレンジメントの基礎を学んだほうが挫折せずに、お花の知識と技術を身につけられます。
そういった意味で、SARAスクールのフラワーアレンジメント講座は、未経験者に特化した講座なのでおすすめです。
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フラワー装飾技能士の資格が取れる通信講座を選ぶコツ3選
ここまでフラワー装飾技能士の資格を取れる通信講座を紹介してきましたが、実際に選ぶ際に見るべきポイントを3つ紹介します。
- トータルの料金を確認する
- 合格率を確認する
- 講師がどのような人か確認する
順にみていきましょう。
1:トータルの料金を確認する
1つめが、トータルでかかる費用で比較することです。
お花の通信講座は、お花のスクールと比べると安いですが、それでも数万円はする安くはない買い物です。
そのため、まずは価格を確認するのが良いでしょう。
また、フラワー装飾技能士を取るために必要なお金は、通信講座の費用だけではありません。
花材や花瓶などを揃えるための費用もかかります。
そういったものもついている講座もあるので、そのあたりも確認して、トータルでいくらかかるのかを確認して、比較しましょう。
2:合格率を確認する
フラワー装飾技能士は、ほかのお花の資格と比べて、難易度が高く合格率も低いです。
そのため、通信講座を選ぶ際にも、修了した人がどの程度受かっているのかという実績を確認しましょう。
ただ、合格率を公表していない講座も多いので、公表していたら、相当自信があるのだなと考えてOKです。
3:講師がどのような人か確認する
最後に、講師がどのような人で、どのような保有資格があり、どのようなお花の仕事をしているかを確認しましょう。
フラワーアレンジメントは、センスが問われるものです。
そのため、どのような人から学ぶのかによって、上達のスピードや、自分が好きになれるかどうかが変わります。
ただ、リアルの通学スクールよりも、通信講座の場合は標準化された内容になっているので、講師の重要度は相対的には下がります。
フラワー装飾技能士を通信講座で学ぶ2つのメリット
そもそも、フラワー装飾技能士の資格は通信講座と通学スクール、どちらで学ぶべきなのでしょうか。
フラワー装飾技能士を通信講座で学ぶメリットをまず知りましょう。
大きくは2つあります。
- 通学するよりも料金が安く済む
- 好きなときに自分のペースで学べる
順に説明します。
1:通学するよりも料金が安く済む
一番のメリットは、通信講座のほうが、通学スクールよりも圧倒的に安いことです。
お花の教室やスクールに通うと、月謝だけで月数万円かかってしまうこともあります。
とくにフラワー装飾技能士を取ろうとなると、生半可な気持ちでは取れないため、趣味で通っている人よりも高頻度で通う必要があります。
そうなると、ゼロから学ぶにはトータルで結構な金額が飛んでしまうので、ある程度の知識と技術を身につけるまでは、通信講座で学ぶというのはコスパの良い選択です。
2:好きなときに自分のペースで学べる
また、もうひとつ大きなメリットとして、自分のペースで自由に学べることが挙げられます。
というのも、定期的にお花の教室に通うとなると、自宅から教室までの移動の時間や手間もかかりますし、決めた曜日と時間を必ず空けておかないといけないです。
そうなると、まだ小さなお子さんがいるような家庭では、なかなかの負担です。
通信講座では、そのようなことを気にせずに、好きなときに学べるので、忙しい人にはぴったりです。
フラワー装飾技能士を通信講座で学ぶ2つのデメリット
しかし、フラワー装飾技能士の資格勉強を通信講座でするには限界もあります。
具体的なデメリットは下記の2つです。
- 直接先生から学ぶよりも上達が遅い
- 資格習得するまえに挫折しやすい
順に説明します。
1:直接先生から学ぶよりも上達が遅い
まず考えないといけないのは、直接先生から学ぶよりも上達が遅いことです。
これは致し方ないですが、やはり通信講座で一方的に動画講義を聞くよりも、お花の先生と一緒の空間で直接フラワーアレンジメントを教えてもらったほうが、覚えが早いです。
そのため、とにかく早く資格を取りたいという人は、通学型の教室に通ったほうが良いです。
2:資格習得するまえに挫折しやすい
また、通信講座だと自由に学べるメリットがありますが、挫折しやすいというでデメリットがあります。
というのも、直接教室に通って勉強をする人は、先生やほかの生徒と定期的に交流をするため、資格習得まで諦めずに頑張れる場合が多いです。
しかし、通信講座の場合は、自分ひとりで試験までモチベーションを維持して、勉強を続けるのは結構難しいです。
とくにフラワー装飾技能士は難しい内容も多いので、通信講座で勉強する人はしっかり目的意識を持って、意思を持続させましょう。
まとめ:資格習得の目的をはっきりさせよう
今回は、フラワー装飾技能士の通信講座やメリットデメリット、選ぶ際のポイントなどを解説してきました。
結論、通信講座でも学ぶことはできますが、難易度が高い資格なので、目的意識をしっかり持って、モチベを維持することが重要です。
そして、そもそもあなたの目的が、趣味のひとつとしてフラワー装飾技能士の資格を取りたいというものであれば、やめておいたほうがいいです。
フラワー装飾技能士は、完全に仕事のための資格です。
実務経験がない人が取るにはハードルが高く、趣味目的の人ならば、ほかの民間資格をおすすめします。
ほかのお花の資格については、下記で紹介しているので、あわせて確認してみてくださいね。
- フラワーデザイン・アレンジメント講座の資料を一括請求できる!
- 全国の通学・通信講座情報を67,000件以上掲載
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フラワー装飾技能士が取れる通信講座ってあるのかな?