トランクルームの使い方・活用事例を紹介!みんなはどうしている?
さまざまな荷物を収納できるため、自宅以外の保管場所として便利な「トランクルーム」。
サービスや料金体系も各社さまざまなトランクルームですが、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?
他の人が具体的にどんな使い方をしているのか知りたい
使う際の注意点はある?
本記事では、トランクルームの具体的な使い方や使い道について詳しく解説します。
トランクルームは上手く活用することで、自宅では保管しきれないモノも収納できますが、使う際にはいくつか注意点もあります。
トランクルームを初めて使う人は、ぜひ本記事を参考に利用を検討してみてください。
また、どんなモノを収納すればいいのかイマイチ分からないという人も要チェックです。
みんなは何を入れている?トランクルームの使い方
他の人のトランクルームの中身が気になりませんか?
トランクルームを普段から利用するという人は、以下のようなモノを収納している場合が多いようです。
- アウトドア・スポーツ用品
- オフシーズンの衣服やアイテム
- 趣味のコレクションや思い出の品
- 販売用の商品
- 家具や家電
- バイクや自転車
- 秘密のモノや隠しておきたいモノ
いずれも、「自宅で頻繁に利用するわけではないけど捨てられない」モノとなっています。
もちろん、トランクルームも無料ではないので、今後使用する見込みのないモノは断捨離していく必要はあるでしょう。
しかし、捨てるかどうか迷っているモノなら、トランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
上記の具体例をひとつずつ解説します。
アウトドア・スポーツ用品
まずはアウトドア用品やスポーツ用品、とりわけサイズの大きなモノの収納に利用する人が多いようです。
具体的には以下のようなモノです。
- スノーボード
- サーフボード
- 手漕ぎボート
- スキー板・ストック
- ゴルフバッグ
- 釣り道具
- テント・タープなどキャンプ用品
- クーラーボックス
上記のようなモノは、全体的にサイズが大きく、毎日のように必要なわけではないモノがほとんどです。
上記の道具を使用するスポーツやアウトドアが好きな人はトランクルームを使用する必要はありませんが、年に数回程度しか使わない場合はオススメです。
自宅のスペースを圧迫するモノばかりなので、困っているという人は利用を検討してみましょう。
オフシーズンの衣服やアイテム
オフシーズンの衣服やアイテムも、トランクルームを利用する際にはよく入れられるモノです。
例えば以下のような内容です。
- オフシーズンの衣類全般
- ダウンジャケット
- コート
- ウェットスーツ
- 扇風機
- ストーブ
- ホットカーペット
- 羽毛布団・毛布
- 鯉のぼり
- 雛人形・五月人形
例えば、夏物の服は冬の間はほぼ着ることは無いはず。
しかし、シーズンになると必要にはなるため、捨てるに捨てられないモノでもあります。
家のタンスやクローゼットの容量に限界があるという人は、トランクルームの利用がオススメです。
趣味のコレクションや思い出の品
趣味のコレクションや思い出の品などを保管する場所としても、トランクルームはオススメです。
以下のようなモノを収納してみてはいかがでしょうか。
以下のようなモノを収納してみてはいかがでしょうか。
- 漫画・書籍
- 昔のアルバム
- フィギュア・ホビー
- 遺品
- 美術品
- その他記念品・トロフィー
こちらも「捨てるに捨てられないけど置き場所を取って困る」というモノが多くなっています。
場合によっては、トランクルーム自体を趣味の部屋として活用することも可能です。
ただし、トランクルームには滞在時間に制限がある場合もあるので、あくまでコレクションの収納用として利用しましょう。
また、美術品などは保管状態にも気を配る必要があります。
繊細なモノを収納する場合は、空調管理などが徹底されている業者を選択しましょう。
販売用の商品
販売用の商品や在庫を保管するのにも利用できます。
以下のような場合に利用されることが多いようです。
- ネットオークションやフリマアプリ販売用の商品在庫を保管
- 個人・法人関わらず商品在庫や什器・備品を保管
- 印刷した販売用の同人誌
オフィスや倉庫が無い事業者や個人が、倉庫として利用するのも一般的です。
大量の在庫を自宅に保管するのは現実的ではないので、トランクルームの利用を検討しましょう。
保管場所の大きさは業者によってもさまざまなので、物量に応じてコスパの良い業者を選択できます。
家具や家電
家具や家電などを保管する際にも、トランクルームは活用できます。
ベッドや冷蔵庫など大型家具・家電に対応した業者もあるので、用途に応じて検討してみましょう。
逆に、トランクルームは専用のボックスに入れた荷物しか預け入れできない場合もあります。
「家具を預けたかったのに契約したら対応していなかった」ということが無いように、検討中のサービスの概要はしっかりと確認しておきましょう。
引越しの際や、自宅の建て替えなど、一時的に大きな荷物をどこかに移さなければならない時にもオススメです。
利用するスペースが広ければ、その分料金は上がるので注意しましょう。
また、家具・家電をトランクルームに入れられても、住むことはできない点にも留意しておいてください。
バイクや自転車
バイクや自転車の保管は、屋外コンテナタイプのトランクルームでは主流です。
複数台のバイク・自転車といった乗り物を所持している場合、自宅保管だけでは限度があります。
また、防犯上の目的でトランクルームを利用するのも一般的。
屋外に置いておくのが不安な人や、自宅にガレージが無く雨ざらしになるのが嫌な人などは、トランクルームの利用を検討するとよいでしょう。
なお、バイクの整備などはトランクルームではできないことが多いです。
その場合はガレージのレンタルなどが必要なので、契約前に規約を確認してください。
秘密のモノや隠しておきたいモノ
トランクルームを家族などに内緒で借りる場合もあるようです。
理由としては、下記のようなヒミツのモノや隠しておきたいアイテムを保管するためです。
- アダルトグッズ・本・DVDなど
- 女装・コスプレ衣装
- 浮気相手との思い出の品
- サプライズ用のアイテム
自宅だとどうしても隠し場所として不安だという人は、トランクルームはオススメです。
契約していることを知られなければ、まずバレることはありません。
内緒にしたいモノを持っている人は検討してみてはいかがでしょうか。
トランクルームを使うタイミング・使い道
トランクルームを使うタイミングや使い道について解説します。
主に、以下のような場合にトランクルームの利用がオススメです。
- 引越しやリフォーム時の一時保管
- 長期出張や留学前
- 遺品整理や実家の片付け
いずれも、自宅で保管するよりもメリットが大きい場合に利用します。
上記のような状況で困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
引越しやリフォーム時の一時保管
引越しやリフォームなどで、自宅を出る機会がある場合にトランクルームは便利です。
とくに引越しは入居と退去のタイミングが同じにならないこともあるので、一時的な保管場所としてトランクルームを利用できます。
トランクルームは1ヶ月などの短期間での契約も可能なので、契約前に規約を確認しておきましょう。
リフォームなどでも、一時的に自宅を出なければならない場合、自身はホテルや別の住まいで何とかなったとしても、家具の行き場が無くなってしまいます。
そんな時も、トランクルームにリフォーム期間中だけ家具を搬入しておけば、わざわざ広い家を借りなくても済むというわけです。
意外とリフォーム時のネックとなる部分なので、頭の片隅に置いておくと、いざというとき役に立つかもしれません。
長期出張や留学前
長期出張や留学など、自宅を長期間に渡って留守にする場合もトランクルームは利用価値があります。
防犯的観点からの保管場所というよりは、賃貸物件を解約して家賃を節約するという目的の人が多いです。
長期出張の場合は、海外をはじめとする出張先に家具を持ち出すのはなかなか難しいので、トランクルームに預けておくのがよいでしょう。
年単位の長期間に渡る場合は、賃貸の解約をしている間に家具を預けておき、出張が終わったらまた物件を契約して家具を回収するという使い方もできます。
留学時も同様で、日本にいない間に自宅の家賃を支払いたくないという場合は、トランクルームに全て預けて家も解約してしまえば、家賃と月額料金の差額分だけ節約できます。
遺品整理や実家の片付け
遺品整理や実家の片づけなどで、普段は使わないけれど捨てるのも忍びないモノがでてきた場合、トランクルームの利用を検討しましょう。
大量の遺品や思い出の写真・アルバムなどは、なかなか捨てにくいものの場所を取るので、保管場所に困ることがあります。
トランクルームなら、物量に合わせてさまざまな広さから選択できるのでオススメです。
ただし、トランクルームに入れるのはどうしても残しておきたいモノに限定しましょう。
何でもかんでもトランクルームに入れていては、月額料金が高額になってしまう場合もあります。
あくまで最低限のモノを、どうしても保管場所が無いときに利用するのがオススメです。
トランクルームの使い方に関する注意点
トランクルームを使う際の注意点について解説します。
主に以下の3点には注意しましょう。
- 入れてはいけないものがある
- 住むことはできない
- 作業場や事務所として利用できない
基本的にはいずれも規約に記載されている場合がほとんどで、大抵のトランクルームに当てはまる内容ばかりです。
「思っていた利用方法ができない」ということにならないためにも、契約前に注意事項はよく読むようにしてください。
入れてはいけないものがある
トランクルームには、入れてはいけないものがあります。
具体的には、以下のような物品は入れてはいけません。
- 動植物
- 腐敗するモノ
- 産業廃棄物
- 臭いを放つモノ
- 可燃物・危険物・その他法律で所持が禁止されているモノ
- 現金・貴金属・その他貴重品
これらはトランクルームに保管すること自体が危険です。
場合によっては警察のお世話になることもあるので、絶対に入れないようにしてください。
他にも、保管が推奨されないモノもあります。
放電して使えなくなるバッテリーや、水分が多くカビの繁殖のおそれがあるモノです。
バッテリー類は空調の有無によっては火災の原因になる可能性もあるので、こちらも基本的には保管しないようにしましょう。
住むことはできない
トランクルームは「ルーム」と名前についていますが、部屋として住むことはできません。
規約以前に、倉庫業法に違反する立派な違法行為となります。
トランクルームはあくまで倉庫としての利用が認められるだけなので、当然住民票を移したりすることもできないので注意しましょう。
多くのトランクルームには窓が無かったり、内側からは施錠できなかったりと、防犯・防災の観点から見ても人が住む環境にはなっていません。
また滞在時間も、短ければ数分、長くても2~3時間までと決まっている場合が多いので、こちらも規約をよく確認してください。
保管だけでなく短期間だけ住む場所を探している場合は、ウィークリーマンションなど短期契約が可能な賃貸物件を探しましょう。
作業場や事務所として利用できない
トランクルームでは、DIYやバイクの整備といった作業は行えません。
こちらも一般的に、契約書に「作業禁止」と明記されている場合がほとんどです。
大抵の場合は荷物の出し入れのみ可能なので、作業を行いたい場合はガレージなどを借りるようにしましょう。
また、オフィスなどの事務所としての活用もできません。
トランクルームの効率的な使い方
トランクルームを上手に活用するにはコツがあります。
以下のようなポイントに注意して利用してみましょう。
- 突っ張り棒やラックなどで空間上部も利用
- 何が収納されているかを分かるようにする
- 出し入れする頻度の高いモノは入り口付近など取りやすい位置に配置
トランクルームの中に何を入れているのかを把握しておくと、効率的に利用しやすくなります。
また、トランクルームは天井までの高さが2m程度ある場合もあり、こうしたスペースを有効に活用できるようにすると、収納力が上がるはず。
ただ闇雲にモノを入れていくのではなく、空間を効率よく利用する方法を考えると、効率よくトランクルームを活用できます。
トランクルームを活用して、自宅のスペースを有効に活用しよう
トランクルームは、上手く活用することで、自宅では保管できないモノを多数収納することが可能です。
具体的に何を入れたらいいか分からない人や、使い道・使い方が分からない人は、本記事で解説した内容を参考にしてみてください。
また、トランクルームには入れてはいけないものなど、いくつかの注意点もあります。
一般的な部屋ではなく、倉庫として活用することになる点には注意しましょう。
とはいえ、自宅に場所がない人でも思い出の品や普段使わないモノをリーズナブルにしまっておけるので便利です。
断捨離や思いがけずモノが増えてしまった際には、ぜひトランクルームの利用を検討してみましょう。
トランクルームの使い道が分からない