会計ソフトを導入したいと考えても、「どれを選べばよいのかわからない」と感じる方は少なくありません。freeeやマネーフォワード、弥生など主要サービスが多く、比較だけでは判断しにくいケースもあります。
特に個人事業主や小規模法人では、経理に多くの時間をかけられず、できるだけ手間を減らしたいと考える方が多いです。操作が複雑だったり、自分に合わないソフトを選んでしまうと、かえって負担が増える可能性もあります。
本記事では、主要な会計ソフトを比較しながら、初心者でも迷わず選びやすいように特徴や違いをわかりやすく解説します。
- 1位 タックスナップ
- 2位 弥生会計
- 3位 マネーフォワードクラウド
- 4位 freee会計
- 5位 勘定奉行クラウド
- 6位 ジョブカン会計
- 7位 会計王
- 8位 PCAクラウド会計
- 9位 MJSかんたん!法人会計
- 10位 わくわく財務会計
自分に合った会計ソフトを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
会計ソフトおすすめランキング一覧10選を比較
会計ソフトは種類が多く、それぞれ機能や使い勝手が異なるため、どれを選べばよいか迷う方も少なくありません。特に個人事業主や小規模法人では、経理にかけられる時間や人員が限られているため、自分に合ったソフト選びが重要です。
会計ソフトは「使いやすさ」と「自動化機能」を基準に選ぶと、日々の経理業務を効率化しやすくなります。まずは各サービスの特徴を比較し、自分に合ったものを見つけていきましょう。
| 会計ソフト | 初心者向け | 自動化機能 | 法人対応 |
|---|---|---|---|
| タックスナップ | ◎ | ◎ | △ |
| 弥生会計 | ◎ | ◯ | ◎ |
| マネーフォワードクラウド | ◯ | ◎ | ◎ |
| freee会計 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 勘定奉行クラウド | △ | ◎ | ◎ |
| ジョブカン会計 | ◯ | ◎ | ◎ |
| 会計王 | ◯ | △ | ◎ |
| PCAクラウド会計 | △ | ◎ | ◎ |
| MJSかんたん!法人会計 | ◯ | ◯ | ◎ |
| わくわく財務会計 | ◯ | △ | ◎ |
会計ソフトは、それぞれ強みや向いているユーザーが異なります。初心者向けに操作がわかりやすいものもあれば、法人向けに管理機能が充実しているものもあります。
そのため、「なんとなく有名だから」と選ぶのではなく、自身の事業規模や目的に合わせて選ぶことが重要です。ここからは、それぞれの会計ソフトの特徴や違いを詳しく解説します。
タックスナップはスマホで完結するシンプル会計

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 個人事業主 |
| 料金 | 年額11,760円〜 |
| 特徴 | スマホ完結・シンプル操作 |
タックスナップは、従来の会計ソフトとは異なりますが、「とにかく確定申告を楽に終わらせたい」という方にとって非常に強力な選択肢です。最大の魅力は、簿記の専門知識を必要とせず、スマートフォンの指示に従うだけでスムーズに書類作成が進められる点です。
一般的なソフトは多機能ゆえに、設定や入力に手間取ることも少なくありません。その点、タックスナップは機能を必要最小限に絞り込むことで、圧倒的な使いやすさを実現しています。
銀行口座やカードとの連携はもちろん、レシート撮影によるデータ化もスマホ一台で完結します。移動中などの隙間時間を利用して、効率的に作業を進められる点が大きな強みといえるでしょう。
さらに、税理士監修によるリスクチェック機能も備わっています。事務作業の負担を極限まで減らしたい個人事業主や副業の方にとって、ストレスの少ない選択肢と言えます。
どれだけ手軽に記帳を済ませられるか、ぜひ公式サイトでその仕組みを確認してみてください。
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弥生会計はサポートが充実した定番ソフト

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 個人事業主・法人 |
| 料金 | 年額34,800円〜 |
| 特徴 | サポート充実・老舗 |
弥生会計は、長年の実績を持つ定番の会計ソフトです。最大の特徴は、他社を圧倒する手厚いサポート体制にあります。操作方法や設定に不安がある場合でも、電話やチャット、メールで直接相談できるため、初心者でも迷わず導入できます。
会計ソフトは、初期設定や日々の仕訳でつまずくケースも少なくありません。ですが、専門スタッフの支援があることで、疑問を早期に解消しやすくなります。その結果、経理作業を滞らせることなく、スムーズに運用を開始できる点が大きなメリットです。
コストを抑えつつ、老舗ブランドの安心感を重視して選びたい個人事業主や小規模法人にとって、非常に心強いサービスといえるでしょう。
マネーフォワードクラウドは自動連携で効率化しやすい

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 個人事業主・法人 |
| 料金 | 年額10,800円〜 |
| 特徴 | 自動連携・効率化 |
マネーフォワードクラウドは、銀行口座やクレジットカードとの強力な連携機能が特徴の会計ソフトです。取引データを自動で取り込み、AIが仕訳候補を提案してくれるため、手入力の手間を大幅に削減できます。
手作業での記帳は時間がかかるうえ、入力ミスの原因にもなりやすいです。ですが、自動連携を活用すれば、日々の経理業務を正確かつスピーディーに進められます。データがリアルタイムで反映されるため、経営状況をいち早く把握できる点も大きなメリットといえるでしょう。
さらに、請求書作成や経費精算、給与計算などの関連サービスとシームレスに連携できる拡張性も備えています。バックオフィス全体の業務効率を劇的に向上させたい個人事業主や、成長フェーズにある小規模法人にとって、合理的な選択肢となるはずです。
freee会計は直感的に操作できる初心者向けソフト

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 個人事業主・法人 |
| 料金 | 年額11,760円〜 |
| 特徴 | 直感操作・簿記知識不要 |
freee会計は、簿記の知識がなくても使いこなせる直感的な操作性が最大の特徴です。初心者でも迷いにくい設計のため、初めて会計ソフトを導入する方でも安心です。
一般的なソフトでは勘定科目の深い理解が求められる場面もありますが、freee会計は取引内容ベースで直感的に処理を進められます。専門的な知識を詰め込む必要がなく、実務に集中できる点が大きなメリットといえるでしょう。
銀行口座やカードとの連携も強力なため、日々の入力負担を大幅に減らせます。多忙な個人事業主や小規模法人にとって、心強い味方となるはずです。
勘定奉行クラウドはシェアNo.1のクラウド会計サービス

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 法人 |
| 料金 | 年額93,000円~ |
| 特徴 | シェアNo.1・高機能 |
勘定奉行クラウドは、企業向けの会計ソフトとして国内シェアNo.1を誇るクラウドサービスです。長年の実績に裏打ちされた豊富な機能と、安定した運用体制が最大の特徴です。法人の複雑な会計実務を幅広くカバーできるため、高い信頼を得ています。
勘定奉行は、単なる会計処理に留まりません。内部統制や権限管理といった、組織運営に欠かせない高度な機能も標準で備えています。業務フローに合わせた細かなカスタマイズができる点も、他社にはない強みです。
その反面、操作や設定には一定の専門知識が求められる場面もあります。そのため、小規模な個人事業主よりも、将来的な組織拡大を見据える法人に向いています。経理体制を強固に整えたい企業にとって、確実な選択肢の一つといえるでしょう。
ジョブカン会計はバックオフィス連携に強い

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 法人 |
| 料金 | 月額2,500円〜 |
| 特徴 | 他ツール連携・一元管理 |
ジョブカン会計は、勤怠管理や給与計算などの「ジョブカンシリーズ」と連携し、バックオフィス業務を一元管理しやすいソフトです。複数の業務データをスムーズに共有できるため、経理処理の圧倒的な効率化につながります。
通常、業務ごとにツールが分かれていると、データの二重入力や確認作業が発生しやすくなります。ですが、ジョブカン会計は関連サービスと密接に連携することで、入力ミスや手間を最小限に抑えられます。
また、初期費用が無料で、必要な機能だけを組み合わせて導入できる点も魅力です。会計だけでなく、バックオフィス全体のDXを推進したい企業にとって、非常にバランスの良い選択肢といえるでしょう。
会計王はインストール型で安定して使える

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 個人事業主・法人 |
| 料金 | 税込44,000円 |
| 特徴 | インストール型・オフライン対応 |
会計王は、パソコンにインストールして利用する「パッケージ型」の代表的な会計ソフトで、その圧倒的な動作の安定性が特徴です。インターネット環境に依存せず作業ができるため、通信状況に左右されず、オフライン環境でもストレスなく会計処理を進められる点が大きな強みといえます。
クラウド型のような月額費用の負担を抑えつつ、従来の慣れ親しんだ操作感で帳簿付けを行いたい層から根強い支持を得ています。実務に即した仕訳入力の補助機能も充実しており、長年の実績に裏打ちされた安心感があります。
クラウド管理に不安がある方や、自社PC内でのデータ管理を優先したい個人事業主・小規模法人にとって、堅実な選択肢といえるでしょう。
PCAクラウド会計は中小企業向け機能が充実

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 法人 |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 特徴 | 中小企業向け・管理機能充実 |
PCAクラウド会計は、中小企業の複雑な実務に対応した、高機能なクラウド型会計ソフトです。日常的な仕訳処理はもちろん、部門別管理や詳細な帳票作成など、経営判断に欠かせない機能を幅広く備えています。
企業規模が大きくなるにつれて、単純な入力作業だけでは管理が難しくなります。ですが、本サービスは管理機能が非常に充実しているため、自社の組織構造に合わせた柔軟な運用が可能です。データの一元管理により、経理業務の透明性を高められる点も大きな特徴といえるでしょう。
また、詳細な権限設定にも対応しており、複数人での分担作業も安全に行えます。他の基幹システムとのAPI連携も得意としているため、業務全体のDXを推進したい法人にも最適です。体制を強固に整えたい中小企業にとって、極めて信頼性の高い選択肢です。
MJSかんたん!法人会計はシンプルに使える法人向けソフト

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 法人 |
| 料金 | 税込33,000円 |
| 特徴 | シンプル設計・法人向け |
MJSかんたん!法人会計は、法人向けの実用機能を備えつつ、直感的に扱えるシンプルな設計が特徴の会計ソフトです。過剰な機能を削ぎ落とし、日々の記帳や決算といった基本業務に集中できる操作性の高さが大きな強みといえます。
MJSかんたん!法人は「わかりやすさ」を最優先しており、導入直後から迷わず使い始められる点がメリットです。パソコンにインストールして使用するタイプのため動作が非常に安定しており、オフライン環境での作業にも対応しています。
また、年間保守契約(あんしん保守サポート)により、インボイス制度や電子帳簿保存法などの最新の法改正にもスムーズに対応可能です。会計ソフトの扱いに不安がある小規模法人や、将来的に税理士とのデータ連携を見据える企業にとって、非常にバランスの良い選択肢といえるでしょう。
わくわく財務会計は低コストで導入しやすい

| 比較項目 | サービス内容 |
|---|---|
| 対応 | 法人 |
| 料金 | 税込33,000円 |
| 特徴 | 低コスト・シンプル機能 |
わくわく財務会計は、圧倒的な低コストで導入できる点が最大の特徴です。基本的な会計機能をしっかりと備えつつ、初期費用を極限まで抑えられるため、コストパフォーマンスを最重視する企業に向いています。
一般的な会計ソフトは高機能になるほど価格も高くなる傾向があります。ですが、すべての企業に複雑な機能が必要なわけではありません。本サービスは実務に必要な機能に絞り込むことで、無駄な出費を抑えた効率的な運用を実現しています。
操作画面も非常にシンプルで、複雑な管理機能を必要としない小規模法人に最適です。専門的な経理知識がなくても迷わず入力できる設計のため、自社で手軽に会計業務を完結させたい層に支持されています。コストを抑えつつ、堅実に日々の記帳を行いたい企業にとって、賢明な選択肢といえるでしょう。
【個人事業主向け】会計ソフトおすすめの選び方と比較ポイント
個人事業主の方は、次の3つを基準に会計ソフトを選ぶことが重要です。
順番に解説します。
青色申告対応が重要
会計ソフトを選ぶ際は、青色申告に対応しているかを必ず確認しましょう。青色申告に対応していない場合、節税メリットを十分に活用できない可能性があります。
青色申告では最大65万円の控除を受けられるため、対応しているかどうかで税負担に差が出ることもあります。特に個人事業主にとっては、見逃せないポイントです。
主要な会計ソフトは、その多くが青色申告に対応しています。ですが、プランによっては機能に制限があるケースも珍しくありません。自身の申告方法(55万円控除や65万円控除など)に必要な書類が正しく作成できるか、導入前にしっかりチェックしましょう。
個人・フリーランスはスマホ対応と自動仕訳の使いやすさを確認する
個人事業主やフリーランスにとって、スマホ対応と自動仕訳の使いやすさは非常に重要です。これらの機能が充実していれば、日々の面倒な経理作業を大幅に効率化できるからです。
すべてを手作業で入力するのは時間がかかるうえ、入力ミスの原因にもなります。その点、スマホでレシートを撮影して自動でデータ化する機能や、銀行明細を取り込む自動仕訳を活用すれば、作業負担は劇的に軽くなります。
特に本業が忙しい時期は、経理にかける時間は限られてしまいます。移動中などの隙間時間でサッと処理できるかどうかが、継続して使い続けられるかの分かれ道です。実際の操作感や、自動化できる範囲を事前に確認して選ぶようにしましょう。
副業なら無料・安い会計ソフトから始めるのも選択肢
副業として活動している場合は、無料や低価格のサービスから使い始めるのも有効な選択肢です。収入規模がまだ小さい段階では、必ずしも高機能なソフトが必要とは限らないからです。
多機能なソフトは便利な反面、月々の利用料が負担になり、コストに見合わないケースもあります。まずは基本機能が揃った安価なプランから始めることで、無駄な支出を抑えつつ経理の基礎を固められます。
事業が成長し、取引件数が増えたタイミングで上位プランへ切り替える方法もあります。まずは「今の自分に最低限必要な機能は何か」を見極め、コストと機能のバランスを冷静に判断することが重要です。
特に、副業で「時間はかけたくないけれど、コストも抑えたい」という方には、スマホ一台で完結するタックスナップが最適です。スワイプするだけで仕訳が終わる驚きの手軽さを、ぜひ公式サイトで体感してみてください。
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【一人法人・小規模法人向け】会計ソフトおすすめの選び方と比較ポイント
一人法人・小規模法人の方は、次の3つを基準に会計ソフトを選びましょう。
順番に解説します。
法人は法対応と管理機能を重視したい
法人が会計ソフトを選ぶ際は、法対応の充実度と管理機能を最優先に確認しましょう。個人事業主向けの簡易的なソフトでは、法人特有の複雑な会計処理に対応しきれない場合があるからです。
法人は正確な決算書の作成だけでなく、高度な税務対応が求められます。そのため、法人会計の基準を完全に満たしていることが大前提です。さらに、部門別管理や詳細な帳票作成機能があれば、自社の経営状況をより多角的に分析し、意思決定に活かせるようになります。
また、将来的に従業員が増えることを見据え、権限設定や承認フローへの対応も重要です。誰がどのデータにアクセスできるかを適切に制御できれば、内部統制の強化にもつながります。自社の業務フローに柔軟に合わせられるソフトを選びましょう。
小規模法人はコストと操作性のバランスが重要
小規模な法人の場合、コストと操作性のバランスを見極めることが非常に重要です。高機能なソフトは一見魅力的に感じますが、使いこなせないほど複雑な機能は、かえって現場の負担を増やしてしまいます。
一般的に、機能が豊富になるほど月額費用も高くなる傾向があります。そのため、自社の現在の規模に本当に必要な機能が揃っているかを冷静に判断してください。必要以上の過剰なスペックは、不要なコスト増を招くだけでなく、操作ミスを誘発する原因にもなりかねません。
また、経理担当者が専任でないケースも多いため、日常的な使いやすさは欠かせないポイントです。直感的に入力でき、無理なく使い続けられるソフトを選ぶことが、長期的な業務効率の維持につながります。
請求書・経費精算・給与計算との連携も確認する
会計ソフトを選ぶ際は、請求書発行や経費精算、給与計算といった周辺業務との連携機能も必ず確認しましょう。会計業務単体ではなく、バックオフィス全体をどれだけ効率化できるかが、ソフト選びの成功を左右します。
それぞれの業務で別々のツールを使っていると、データの二重入力や突き合わせ作業が頻繁に発生します。これらは時間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーが起きるリスクも高めてしまいます。一方で、各機能がシームレスに連携していれば、一度の入力でデータが共有され、ミスを大幅に防げます。
特に法人では、請求や給与といった業務は毎月必ず発生するものです。これらをまとめて管理できるプラットフォーム型のソフトを選べば、事務作業の時間を劇的に短縮できます。業務全体を俯瞰し、一元管理できる仕組みを構築しましょう。
【中小企業向け】会計ソフトおすすめの比較ポイント
中小企業は、次の3つを基準に会計ソフトを選ぶことが重要です。
順番に解説します。
中小企業は拡張性と内部統制が重要
中小企業が会計ソフトを選ぶ際は、システムの拡張性と内部統制機能を重視しましょう。事業の成長に合わせて機能を柔軟に拡張できるかどうかが、長期的な運用コストや手間に大きく影響するからです。
事業規模が拡大すると、取引量が増えるだけでなく、管理すべき項目も複雑化していきます。そのため、将来的なデータ量の増加や、他システムとの連携に対応できるかを事前に確認してください。
また、組織が大きくなるほど、ミスや不正を防ぐための内部統制が不可欠になります。操作ログの記録や、データの改ざんを防ぐ仕組みが整っているソフトを選ぶことで、企業としての信頼性を高められます。将来を見据え、一歩先を行く管理体制を構築できるツールを選びましょう。
クラウド型とインストール型のどちらにするか
会計ソフトには「クラウド型」と「インストール型」があり、自社のインフラ環境に合わせて選ぶことが重要です。運用方法によって、保守の手間やコストの掛かり方が大きく変わるため、慎重に比較検討しましょう。
クラウド型は、ネット環境があれば場所を問わず利用できるのが最大のメリットです。データの自動バックアップや最新制度への自動アップデートにも対応しており、IT担当者がいない企業でも管理の負担を最小限に抑えられます。
一方、インストール型はパソコンに直接ソフトを導入するため、オフライン環境でも動作が安定しています。月額費用が発生しない「買い切り型」も多く、長期的なコストを固定したい企業に向いています。自社のセキュリティポリシーや、現場の通信環境を考慮し、最もストレスなく運用できるタイプを選択しましょう。
部門管理・承認フロー・権限設定を確認する
組織的な運用を行う中小企業にとって、部門管理や承認フロー、詳細な権限設定は欠かせない機能です。これらの機能が充実しているかどうかで、経理業務の透明性と効率性は劇的に変わります。
担当者ごとに業務を分担する場合、適切な権限設定ができれば、不要なデータの閲覧や誤操作によるトラブルを未然に防げます。また、システム上で承認フローを完結できれば、紙の書類を回す手間が省け、意思決定のスピードも向上します。承認の履歴がデジタルで残るため、後からの確認作業もスムーズに行える点も大きな強みです。
精度の高い経営分析を行うためには、単なる仕訳作業に留まらない、多機能な管理ツールとしての側面を重視すべきです。自社の組織構造にフィットし、ガバナンスを強化できるソフトを選びましょう。

