簿記3級の資格講座にはさまざまな種類がありますが、「クレアールの簿記講座」も有名な通信講座のひとつです。
スマホひとつで取り組めるWeb講座を配信しており、手厚い合格サポートと効率的な学習ができる教材が特徴のクレアールですが、以下のような悩みを持っていませんか?
クレアールは簿記講座はどんな人に向いている?
クレアール簿記講座のメリット・デメリットは?
この記事では、クレアールの悪い評判や良い評判を中心に解説していきます。
料金や特徴だけでなく、メリット・デメリットやどんな人にオススメの簿記講座なのかも記載しているので、登録を迷っている人は要チェックです。
クレアールは多少の向き・不向きはあるものの、コスパが良く簿記3級にはオススメの通信講座のひとつとなっています。
しっかり内容をチェックして、自分が安心して取り組めそうな内容かを検討してみましょう。
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目次
クレアールの簿記講座はどのような講座?
クレアールの簿記講座は完全通信制で、動画で講義を見てテキストの問題集を解いていくスタイルの通信講座です。
講義動画はPCだけでなくスマホやタブレットでも視聴できるうえに、教材もPDFpdf化されているので外出先のちょっとしたスキマ時間でも学習できるのが特徴。
資格指導歴53年の老舗通信講座であり、「非常識合格法」と謳って合格に必要な範囲だけに絞った効率的な学習教材を売りにしています。
簿記以外にも「公認会計士」や「税理士」といった難関資格まで取り揃っているので、簿記3級合格後の次を目指しやすいのも特徴です。
簿記3級と2級のセットパックもあるので、3級取得後のステップアップを考えている人は初めからこちらを注文してもよいでしょう。
日商簿記3級だけでも63単元の講義と問題集の全解答動画に加えて、答練や模試といったアウトプットの練習ができるので合格まで効率よく学習を進められます。
クレアールの評判が悪いって本当?
クレアール簿記講座の評判を見ていると、悪い口コミが出てくることがあります。
しかし、それには以下のような理由があります。
- 教材がシンプルで「非常識合格法」という言葉の響きが悪い
- 合う合わないはある
- メール対応の感じ方が人それぞれ違う
クレアール簿記講座は「非常識合格法」と謳った独自のメソッドに基づく学習方法を特徴としています。
合格範囲に絞った効率的な学習方法で、テキストもシンプルな構成のため、書店で販売されているような可愛いイラストで彩られた書籍と比べると淡泊な印象を受けます。
また、講義動画で解説する講師や、メール対応におけるスピード感も、人によって分かりやすさに差があるようです。
詳しくは次項で解説しますが、どんな通信講座にも合う・合わないがあるので、そういった人の悪い評判がたまたま目に入ったと考えた方が良いでしょう。
逆に、Twitterなどで検索していても悪い評判ばかりが目立つ講座というわけでは無く、「分かりやすい」「コスパが良い」と言った良い評判も多く見受けられます。
そのため、悪い評判も良い評判も、どちらも認識したうえで利用を検討するのがオススメです。
クレアール簿記講座のネガティブな評判や口コミ
クレアール簿記講座の悪い評判について解説します。
クレアール簿記講座の口コミを検索すると、主に以下のような悪い評判が見受けられます。
- テキストや教材がわかりにくい
- 講師と相性が悪い・教え方が微妙
- 質問への回答が遅いことがある
- 非常識合格法は合う合わないがある
クレアールは60年近い運営実績を持つ老舗なので、それなりのノウハウがあるオススメの講座ではあるものの、教材には独自の特徴があるため合わない人も出てきます。
良い評判も後述するので、合わせて比較・検討してみてください。
テキストや教材がわかりにくい
クレアール簿記講座のテキストは、白黒のシンプルな構成が特徴です。
よく書店などに並べられているテキストでは、可愛いキャラクターがフルカラーで解説しているなど、見た目的にも楽しい教材もあります。
それと比べると、クレアールのテキストは簡素でタンパクな印象を受けるかもしれません。
もちろん、フルカラーや可愛いイラストは分かりやすさという点ではメリットではあるものの、必ずしもテキストの質とは一致しません。
分かりやすいかどうかは人それぞれなので一概には言えませんが、クレアールは動画講義がメインでテキストはそれを補助するモノです。
そのため、そもそも書店などで売られているテキスト・問題集とは使い方が少し異なります。
内容は動画講義で詳しく解説されているので、動画とテキストのセットで考えたほうが良いでしょう。
講師と相性が悪い・教え方が微妙
講義動画で解説している、講師の解説方法が「分かりにくい」と感じる人もいるようです。
傾向としては「商業簿記」は分かりやすく、「工業簿記」が分かりにくいという内容が多め。
ただし、日商簿記において工業簿記が登場するのは2級からとなります。
そもそも3級の取得を目指す場合にはこの評判については気にする必要は無さそうです。
2級にステップアップを目指す場合も、工業簿記が新たに登場するため、ある程度の分かりにくさを感じるのは当然と言えば当然。
講師の解説に分かりにくさを感じるのは人それぞれなので仕方ありませんが、工業簿記は2級のハードルのひとつなので、慣れるまでは分かりにくいのは普通のことなので安心してください。
質問への回答が遅いことがある
クレアール簿記講座では、メール・電話・Skypeなどで随時質問を受け付けてくれますが、その回答が遅いという評判があります。
どのくらいの回答期間からが「遅い」となるのかは人によるので、こちらも一概には断言できません。
ただ、クレアールの場合電話やSkypeの直接通話での質問も可能なので、急ぎの場合はそちらを利用すれば解決できます。
クレアールの大きなメリットとして、「質問回数が無制限」というものがあります。
一般的な通信講座だと、質問が回数制だったり、そもそもできない場合があったりするので、質問が無制限にできる時点でメリットと捉えた方が良いでしょう。
非常識合格法は合う合わないがある
クレアールが売り文句にしている「非常識合格法」という学習方法については、合う・合わないがあるようです。
「非常識合格法」は、合格範囲に徹底的に絞った独自メソッドにより、効率的に合格を目指せるのが特徴となっています。
日商簿記3級であれば一般的に100時間程度の勉強が必要と言われているところを、クレアールでは学習範囲を絞ることによって全42時間程度の講義動画で完了するようになっています。
その後問題集の解答動画や答練などもあるものの、あまり時間が取れない人でも効率よく合格を目指せるのが特徴です。
効率を追求しているため、問題の網羅性という点では劣る部分もあるようなので、その点はある程度留意したうえで検討するようにしましょう。
クレアール簿記講座のポジティブな評判や口コミ
クレアール簿記講座の良い評判について解説していきます。
内容は以下の通りです。
- 合格に的を絞った効率的なカリキュラム
- 料金が比較的安い
- 電話やメールで何度でも質問できる
料金と内容のコスパが良く、効率的に資格取得を目指せるのが特徴となっています。
悪い評判がどうしても気になるという人は、良い評判を見てみると少し安心できるかもしれません。
どんな講座にも良い評判・悪い評判はあるので、合わせてチェックしてみましょう。
合格に的を絞った効率的なカリキュラム
クレアールの特徴は、合格範囲に的を絞った効率的な学習メソッド「非常識合格法」です。
そのため、日中の仕事の影響などにより学習時間が十分に確保しにくいという人でも、合格を目指しやすいというメリットがあります。
講義動画の視聴は必要ですが、日商簿記3級なら1単元40分程度の動画を63単元で修了可能。
一般的に日商簿記3級の資格取得には100時間程度の学習時間が必要とされていますが、クレアールでは42時間ほどで講義を終えて知識を習得可能。
残りの時間を問題集を繰り返し解いたり、答練や模試などで本番さながらのアウトプットに充てることができます。
教材がPDFでも見られるため、外出先でスマホひとつあれば学習できる点も効率的な学習を進めやすくなっています。
料金が比較的安い
クレアールは日商簿記3級で16,000円と比較的安めの料金体系もメリットです。
主な主要他社の料金だと以下のようになります。
もちろん最安とまでは言えないので、クレアールよりも安い他社もありますが、質問回数に制限があるなどコスパで見ればクレアールは優れています。
さらに2023年2月現在、キャンペーンで10,080円で利用できるので、入会を検討している場合はこの機会を逃さないようにしましょう。
電話やメールで何度でも質問できる
クレアール簿記講座の大きなメリットとして、質問回数が無制限という点が挙げられます。
通信講座の場合は、質問に回数制限があったり、そもそも質問ができなかったりと、自分の理解が及ばない場合は手詰まりになるリスクがあります。
しかし、クレアールの場合は無制限に質問ができるため、分からないところは質問してひとつずつ確実にステップアップできるのです。
さらに、メールだけでなく電話やSkypeで直接通話もできるため、早めに回答が欲しい場合にも対応できるためオススメ。
サポート体制が充実している点からも、合格を目指しやすいのがクレアールの利点となっています。
クレアール簿記講座はどのような人におすすめ?
クレアールの簿記講座は以下のような人にオススメです。
- 通信講座で効率的に合格を目指したい人
- 学習時間を確保しにくい人
- 簿記に触れるのが初めてで質問する可能性が高い人
クレアールは比較的リーズナブルな料金で、効率よく学習できるという点が優れています。
スマホで外出先などのスキマ時間を利用しやすいため、時間の確保が難しい人にも向いているので、仕事が忙しくて諦めていた人は検討してみましょう。
また、簿記そのものの勉強が初めてという人は、どうしても分からない部分が出てきたときに質問ができるという安心感があります。
上記の内容に当て嵌まる場合は、入会を検討してみてはいかがでしょうか。
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クレアールの簿記3級の講座の料金や費用
クレアール簿記講座の料金は以下の通りです。
料金(税込) | 単元 | |
---|---|---|
3級パック | 16,000円 | ・3級:63単元 ・答練:4回 |
3級・2級パック | 50,000円 | ・3級:63単元 ・2級:113単元 |
3級・2級マスター | 58,000円 | ・3級:63単元 ・2級:113単元 ・答練:8回 |
教材や講義動画など全て込みなので、これ以外に料金はかかりません。
3級の次に2級を目指す場合は、2級とセットのパックを選ぶのがよいでしょう。
3級パックや3級・2級マスター講座なら、講義を見て問題を解くインプットだけでなく、答練や模試などのアウトプットも付いてくるのでオススメです。
クレアールで簿記3級の講座を受講するデメリット
クレアールのデメリットは以下の通りです。
- 網羅性が低い
- テキストがシンプル
クレアールは効率を重視した学習メソッドが特徴なので、その点で合わない人も出てきます。
また、テキストが白黒のシンプルなものなので、書店のテキストなどと比べると見劣りするかもしれません。
致命的なデメリットは無い印象ですが、悪い評判の項でも解説した通り、合わない人もいるという点は留意しておく必要があります。
クレアールで簿記3級の講座を受講するメリット
クレアールのメリットは以下の通りです。
- コスパが良く効率的に学習できる
- スキマ時間を活用できる
クレアールは時間的に満足に学習が難しい場合や、費用面をできるだけ抑えたい場合にオススメの簿記講座となっています。
「非常識合格法」によって効率的に学習できるだけでなく、スキマ時間を活用できる教材が利点なので、できるだけ早い資格取得を目指す場合にも有効です。
クレアールの簿記3級のよくある疑問
クレアールの簿記講座の合格率は?
クレアール簿記講座を受講した人の合格率は非公開となっています。
通信講座の場合は、受講者が受験したかどうかのデータが取りにくいため、一般的に級ごとの合格率が厳密に公開されている講座は少ないのが現状です。
しかし、クレアールは運営実績の長い老舗ということもあり、それなりの合格率は担保されていると考えてよいでしょう。
なお、日商簿記3級の一般的な合格率は50%前後となっています。
参考:簿記3級受験者データ(統一試験) | 商工会議所の検定試験
クレアールで勉強したのに簿記検定に落ちた人の特徴は?
クレアールを受講したうえで落ちた人の特徴としては、「ネット試験の予想問題をやっていなかった」という点があるようです。
紙の試験よりも時間的にはタイトなので、ネット試験の予想問題は行っておくようにしましょう。
また、簿記の試験はその時々によって問題の難易度にもバラつきがあるため、1回落ちても次の試験で受かるということもあります。
もちろん、いくら効率的に学習できると言っても、それなりに自分で学習を進める必要はある点には注意が必要です。
クレアールは評判を参考に自身に合っているかをチェックしよう
この記事では、クレアール簿記講座の悪い評判や良い評判について解説しました。
クレアール簿記講座は独自の学習法に合う合わないはあるものの、基本的にはコスパが良く効率的に資格取得が目指せるオススメの通信講座です。
公式サイトから無料で資料請求ができるので、気になる場合は一度取り寄せてみてはいかがでしょうか。
普段時間が無くて簿記3級の取得を諦めていた人も、比較的学習のしやすい講座なので、ぜひ本記事や評判を参考に検討してみてください。
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クレアールの悪い評判を見かけたので本当なのか気になる